1.お預かりしたレコードの検品から始めます。さらに専用の高性能清掃機で表面を徹底的にクリーンアップします
お預かりするのはお客様の大切な宝物とも言えるレコード。責任を持って扱うために、まずはレコードの状態をしっかりと調べます。
クリーンな音でデジタル化するためには原版となるレコードをきれいに洗浄して、表面のホコリや汚れを徹底的に落としておくことが必要です。Disk Audiophile ではプロスタジオやレコード会社でも使用している Hannl(ハンル)のバキューム式クリーナーを使用してお客様のレコードを洗浄します。
洗浄剤の塗布→洗浄→バキュームによる洗浄剤吸い取り。と完璧なクリーニングが可能です。
2.アルバムの音質に合った最適な再生機器を選択します
アナログオーディオの良さの一つは、再生する機器、プレーヤー、カートリッジ、アンプなどによって音が変わってくることにあります(デジタルでもアンプやスピーカーで変わりますが)。
デジタル化するにあたって、どんな機器の組み合わせで行うのが最適か、Disk Audiophile は長年の経験と実績(右の紹介をご覧ください)をもとに、アルバムの曲種や使われている楽器、レコードの状態などから、多くの機器の中から最適な組み合わせを選択してデジタル化時の音源再生を行います。最高の音からのデジタル化するので、他の業者とは比べ物にならないCDやデジタルデータをお届けできるのです。
3.デジタル化したデータの波形を見ながら手作業でノイズ除去やイコライジングを行います
レコード盤についた傷やすれはモニターで波形を目視で確認しながら取り除く必要があります。
波形をモニターすることで、聴き取れないようなわずかなノイズも検出できます。
ノイズを除去しつつ、原音の響きを残すバランスの作業が良い音のためには重要で、時にはプレーヤーに付けたカートリッジの針圧を変え何回か録音を繰り返し、良好な部位をつなぎ合わせることもあります。このため、16bit/44.1kHzと決められているCD作成でも、データの取り込み編集は24bit/176.4kHzで行っています。
4.レコードジャケットからCDジャケットを製作します
レコードジャケットも高品質に撮影、CDジャケットとしてレコードジャケットをそのままに再現します。
CDのレーベルは、レコードレーベル仕様と、Disk Audiophile のオリジナルレーベル(太陽誘電製業務用CDーR または 24Karat Gold CD-R 使用)から選択可能です。
お預かりした大切なレコードは徹底した管理のもと、盤面には一切触れない作業で傷つけることは有りません。
お預かりしたレコードは検品の後、 Hannl(ハンル)の最高級のプロ用バキュームクリーナーMera によって行います。洗浄剤の塗布から洗浄、洗浄剤の吸引乾燥までを自動的に行う優れ物です。したがってレコードに手を触れるのは、洗浄機に乗せる時と洗浄後のレコードをプレーヤーに乗せかえる時だけになります。
もちろん、乗せかえだけであっても、手袋をはめた手で細心の注意で行いますので安心です。
デジタル化に使用する機器はどれも音質で定評ある世界の名品揃いです。
(写真は使用する機器のほんの一部です)
Disk Audiophile のオーナー紹介
オーナーの天野洋はオーディオの世界では知られた存在です。
別冊ステレオサウンドをはじめ、Audio Accessory 75、Beat Sound、AUDIO BASIC等のオーディオ専門誌にも取りあげられています。Beatles 50周年記念号では画像提供もしております。
現在はAyre/QA-9proやAyre/QB-9DSDの導入などDSD File(DSDx64,DSDx128)にも積極的に取り組んでおります。
そんな天野が自ら聴き、確かめ、機器を選んで、皆さまの大切なレコードをデジタル化いたします。