beatles reel to reel 再録(4)[2013年07月06日]
Normalizeは録音レベルが特に低い場合のみ処理しており、普段は使用していませんでした。しかしreel to reel Beatles の録音では録音レベルが低くてもNormalize処理をするとノイズレベルも高くなるので利用出来ません。あとで分かったのですが、soundforge はPCではpeak merter のみの表示でした。しかしMAC ではpeak meter と共にvuppm merter の表示も同時に見れるのです。しかも、OTARI で表示するメーターはvuppmなのです。これまで私はpeak merterでしか録音レベルを見ていなかったのです。再生してやると音圧レベルの高い時はvuppmが大きく振れます。アルバムABBEY ROADでHear Comes The Sun などはpeak merterは振れてもvuppm merterは振れが小さいですが、The End はvuppm merter も大きく振れます。曲によってメーターの振れはまったく異なるのです。これまで、録音時はアルバム全体を通じてレベル調整をしてきました。曲ごとに調整するのは間違っていると考えていたからです。今はどちらが正しいのか?悩んでいます。レコード録音ではDirect Cutting のようなaudiophile 向けではvuppmメーターの振れ方は小さい傾向にあります。レコードの場合は元々RIAA curveに従い圧縮・伸長するわけですが、reel to reel はoriginalに近い状態で録音・再生を行うので同じ方法で処理するのが間違いなのでしょうか?これは、受け売りな話ですが、ラジオ放送をLIVE 中継する時にpeak levelで調整して放送するとリスナーから出力レベルが小さいとクレームがくるそうです。そこで、vuppm で調整して音圧を高めて放送するそうです。聞きかじりの談話ですが。
beatles reel to reel 再録音 [2013年06月24日]
昨日NHKで長年録音に携わってきたベテランの二人の方がお見えになりました。色々とOTARIの調整の仕方を指導して頂きました。
特に再生ヘッドの調整・清掃および出力ゲインの取り方や適正録音レベルを教示していただき私の技術の未熟な点が多々あることが分かりました。
そこで、beatles reel to reel は再録音することになりました。今日はTA-PMC 1202 (Please Please Me)を取り直してみました。ヘッドの清掃が足りなかったようで、今回は一定のゲインレベルでテープを再生することが出来ました。また、OTARIデッキの出力ゲインを若干下げて録音したところ、SNが高まりひずみも気にならなくなりました。今回も24bit , 44.1kHz のPCM 録音とDSD 録音を同時に行い比較試聴してみましたが、その差は感じられませんでした。共に素晴らしい音の響きが得られました。beatles reel to reel は全て再録音いたします。
dCS systemにcrystal cable(firewire)を利用[2013年06月21日]
これまでfirewire cableは純正のAWM1.8m High Speed CableをPaganini Transportからdcs Elgar Plus1394 DAC間に使用していました。
デモ cableをほんの1時間程度でしたが使用させていただきました。CardasのBNC cableでも驚かされましたが、今回も同等の驚きを感じられました。SACD softを少数しか持ち合わせていませんので購入は出来ませんでしたがその能力は確かなものです。ちなみに、dCS purcellとElger 間にfirewire cable を用い16bit 44.1kHz data をdsdに変換した音を試聴するとPCMとは違う傾向の響きが得られました。低域が伸び、華やかさ・押し出しの強さは弱くなり心地よい響きです。soft によってdsd とPCMの使い分けは結構楽しめそうです。今までSACDに興味は持てませんでしたが、これからは積極的に購入しようと思います。
beatles digital 化作業の完了[2013年06月20日]
昨年の12月から始まったbeatles 録音・編集が終盤を迎えました。MFSLだけでもbeatles colection :14枚、通常盤:14枚、UHQR 100:1枚、john lennon/imagine:1枚の計30枚これにTest Press盤:3枚とsample盤:2枚の合計35枚を所有しています。Goldmund / Ref.とLyra/TITANの組み合わせで24bit,44.1kHzおよび24bit,192kHzの2通りでfile数は70出来ます。さらにGoldmund / Ref.とSHELTER/Harmonyの組み合わせも70fileありますので全部で140種類の膨大なdataを所有するに至りました。
これに、TASCAM /DV-RA1000HDで録音しているdsd dataが加わります。1000曲を大きく超えるアルバムが完成です。
さて、どう活用しましょうか?・・・思案中です。どなたか提案してください、お待ちしております。
「響きの館」in 武蔵浦和を9月15日(日)開催します。詳細は追って記載します。
Beatles UK originalの録音(3)[2013年06月16日]
beatles の録音を半年ほどかけて行ってきました。MFSL 盤が14枚、original盤が4枚、reel to reelが9本の全部で27種類を録音したわけです。以前まではMFSL 盤以外はあまり興味がありませんでしたが、今は大分変りました。確かに情報量の多さではMFSL盤が圧倒しますが、BEATLESの魅力は音圧の高さと音の鮮度・暖かさ・そして豊かな響きにあると感じています。その時代背景に沿った再生が最も心(琴線)に響くのです。ハイレゾ音源のデータにより高音質を得られるわけではありません。16bit より24bitの方が魅力的ですが、192kHzが44.1kHzより優れているわけではありません。reel to reelの再生周波数はおそらく15kHz 以下でしょうが十分堪能できます。要は如何に再生してやるか?そのオーディオ機器の調整と取扱いが重要なのでしょう。OTARI しかり、VPIやROKSAN/TMS等のアナログレコードプレーヤもそうです。digital機器やPCも同様です。再生する人の感性で「音楽の響き」が決まるのではないでしょうか?
Beatles UK originalの録音(2)[2013年06月16日]
1) with the beatles の画像をアップロードします。Parophone mono録音(PMC 1206) です。
ここに提示したParophoneはYELLOW PARLOPHONEといって2nd PRESS盤だそうです。1stPRESS盤のGOLD PARLOPHONEとは区別されるようです。もっとも、音質的にはYELLOW PARLOPHONEの方が高音質 とも言われているそうです。希少価値と高音質は相反していることも少なくないと感じています。
次の機会がありましたら、GOLD PARLOPHONEの録音も試みてみようと考えていますが状態の良い盤は非常に少なくかつ高額ですので期待はできません。
Beatles UK originalの録音[2013年06月14日]
beatles のdigital 化も終盤に近づきました。今回はUK ParlophoneのLPです。
1) with the beatles 2)Rubber Soul 3)Abbey Roadの3枚です。
Abbey Road はstereo 録音ですが、with the beatles と Rubber Soul はmono録音です。Abbey Road は東芝pro use seriesも比較録音してみました。画像はアルバム Abbey Road のジャケットで、上段に東芝盤・下段にParlophone盤を表記しました。音はもちろんのことですが、ジャケットの色やデザインも随分異なっていることが分かりますね。
reel to reel 画像[2013年06月11日]
残りの10枚をアップロードします。SGT. PEPPER’S LONELY HEART CLUB BAND が2組ありますが、STEREO , MONOの2種類です。
reel to reel9巻録音完了[2013年06月10日]
今回はBoxの画像をアップロードします。全部で18枚ありますので、2回に分けました。
reel to reel 画像[2013年06月10日]
今日は神楽坂時代からのお客様がお見えになり盛況でした。ありがたく感謝しております。
午前中は片付けと掃除に明け暮れていました。夜はreel to reel の写真撮りです。
reel to reel は全部で9巻そろっていますが、A HARD DAY’S NIGHTが2巻あります。
MONOが6種類で、STEREOは2種類です。STEREOの1巻のみが71/2I.P.Sで、残りは33/4I.P.S.です。右に示した写真は上段に7inch , 下段右側に5inch ,左側が3inchです。