リマスターBeatles LP 11月13日発売[2012年09月30日]
2009年にリマスターCDが発売されましたが、今回はアナログLPです。オリジナルアルバム13タイトルにPAST MASTERSを加えた16枚組です。ボックスセットは全世界で5万セットで、252ページのブックレット付きだそうです。気になる価格は1枚組:3,800円、2枚組:4,800円、ボックス:59,800円です。ちなみに海外ではそれぞれ $23、$35、$450(セール:$350)です。日本語の解説書と歌詞がなくなりますが送料$100を加えてもかなり安くすみます。もっともAmazon.co.jpでは輸入LP盤は31,104円とさらに割安ですね。リマスターCDの時は海外盤と国内盤でプレスが異なっていましたが今回はどうなんでしょうか?私はMFSL 盤を所持していますので比較試聴をするのが、今から待ち遠しいです。12月の響きの館「軽子坂コンサート」で企画します。
The dog:iPodに最も似合うスピーカー[2012年09月29日]
AM-105mをThe dog で鳴らすことは可能だが、デザインや音質および価格を考えると理想的とは言えないでしょう。そこでお薦めしたいのが四十七研究所のModel 4738 です。
ユニットは大村氏設計の8 cmのフルレンジバスレフスピーカーで、インピーダンスは 4 ohms です。外形寸法:125(W)×130(D)×120(H)mm 約1.2Kg とかなり小ぶりになります。AMシリーズ同様にエンクロージャーはピアノ塗装が施され美しいです。再生音もどちらかと言えばクラッシック向けで、中高域がキラビヤカで繊細な音色が持ち味です。低域は膨らまずクリアーな響きを与えてくれます。音源はもちろんiPod です。これも、24bit , 96kHz のwav に限ります。予算は10万円で残った金額でスピーカーケーブルをお求めください。普段ヘッドホンやイヤーホンで聴いている方にはぜひ試していただきたい。聴きなれている音楽から、より深い感動が得られます。
SHELTER の小澤氏来訪[2012年09月28日]
2012年9月27日 am10:30~12:00 SHELTER の小澤安生氏がお見えになりました。ご高齢の両親をお持ちでお忙しいなか私の心配をしていただき感謝に堪えません。
わずかな時間でしたが、SHELTER CARTRIDGE の響きを聴いて安心していただけました。これからもよろしくご指導ください。小澤氏の横にいると神楽坂界隈で食に現をぬかしている自分の肥満に気づかされます。小澤氏には初心者のためのCartridge 講座をお願いしたところ快く引き受けていただきました。2013年1月開講をめざしています、ご期待ください。 disk audiophile 室内にて シェルター:http://www.shelter-audio.co.jp/products.html
AM-101を試聴して(続)[2012年09月28日]
AM-101 , AM-105m をこれまでは音質優先でアンプを選択してきましたが、今回はデザインと低価格で選んでみました。対象として購入したのは以下の写真に示した2機種です。
両機種とも出力は2X15W 4 ohmsです。The dogはi-Pod 専用プリメインアンプで、スピーカー出力端子を持っています。入力信号はi-Podから出力するMP3 , AAC , WAV信号になります。一方のERNESTOLOは独立したパワーアンプと真空管を使ったプリアンプのセパレートアンプで、LINE入力信号での再生になります。今回はCD プレーヤーにLuxman D-N100を使いました。電源ケーブルは純正の付属品を使い、ラインケーブルとスピーカーケーブルはZu Cable のMISSIONシリーズを使用しました。結論から言いますとAM-101 は両アンプとも使えませんでしたが、AM-105mは十分使えることがわかりました。The dog ではMP3 , AAC 信号を再生するとラジカセ程度の音質しか得られませんが、WAV データ(24bit , 96kHz)では低域の量感あるサウンドを楽しむことができました。ERNESTOLOは中高域の解像度が高く少しキツクまた低域に物足りなさを感じました。このあたりもプリ-パワー間のケーブルや電源ケーブルの使い方を工夫すれば十分満足のいくシステムが構築できるものと思いました。参考までに購入価格はThe dogが約3万円で、ERNESTOLOが3万6千円でした。
AM-101を試聴して[2012年09月27日]
今回からはAM-101についてAM-105mとの比較を通して感想を書きたいと思います。基本的なコンセプトは105mとまったく同じで、ユニット・エッジ・フレームに違いはありません。エンクロージャーのサイズが一回り小型化されています。
インピーダンスが105では4 ohmsになのに対し101では3ohmsなのが最も音質に大きな違いをもたらしていると思われます。そして、アンプに高負荷を要求します。DENON CX3シリーズでは101を十分に鳴らし切ることは出来ません。Luxman N100シリーズは真空管の利点からか音場の広がりと安定感を感じることが出来ます。もちろんJ.R.D.Gの組み合わせでの試聴は十分満足のいく結果を得られます。しかし何といってもJ.R.D.GのModel 8Tで再生すると音が豹変します。まるでWilson Audio のWATT-PUPPYに匹敵するエッジのたった音像を聴かせてくれます。レンジの狭さも感じず驚きました。是非皆様にも一度体験していただきたいです。フルレンジスピーカーの概念がきっと変わること請け合いです。105mでは残念ながらModel 8Tを使用してもここまでの音は出せませんでした。そして、前回は電源ケーブルの必要性を書きましたが、スピーカーケーブルも同様に重要です。J.R.D.Gのアンプを使用する時はCardas cable を試してください。高価な買い物になりますが、価格以上の効果が得られます。
AM-105mを試聴して(続)[2012年09月24日]
AM-105mは「響きの豊かさ」をテーマに開発・制作されています。特に「弦の響き」と「人の声」に焦点を当てているようで、フルレンジの特徴を生かし位相のズレは無く高SN比を見事に達成しています。また小型で仕上げの美しさも際立っています。これにマッチしたアンプやCDプレーヤーもコンパクトで上品なデザインを要求したくなります。今回選んだのはDENONのCX-3シリーズとLUXMAN のN100シリーズです。CX-3はSACDにも対応している現代的なレンジの広い再生音を醸しだします。一聴すると高域がややきつく感じられますが、105mの豊かな響きに助けられています。ROCK やPOPSにも十分こたえており、スピード感もダイナミックに再生してくれます。これに対してN100は真空管アンプの特徴を生かした上品な再生音を聴かせてくれます。50年代の古いレコードを再生するとノイズが気になることがありますが、105mは決して不快な音を出しません。私はオーディオマニアの一面も合わせ持っているので、105mの音に物足りなさを感じることもあります。ワイドレンジで低域がスピード感を合わせ持ち、あたかも演奏会場もしくは録音スタジオに自分が入り込んだ状況を求めます。しかし、音楽を純粋に楽しむには105mを選択すると思います。
さらに105mにJ.R.D.GのCapri S とModel 102 Sを組み合わせるとオーディオマニアにも納得の音場を再現してくれます。デザイン,サイズ共に105mにはベストセレクトですが、価格帯が大きく上回りどなたにもお薦めとは言えません。しかし、CX-3,N100いずれにも電源ケーブルをバージョンアップすると高密度な臨場感が得られますのでぜひお試しください。
試聴ルーム開設の準備[2012年09月23日]
Mobile Fidelity Sound Lab (MFSL)は私が集めている主なレーベルの1つです。アルバムジャケットの画像を掲載すると共に音声を一部試聴出来るように現在準備しております。画像データはほぼ完成いたしました。少しずつ添付していきますのでお楽しみ下さい。
AM-105を試聴して[2012年09月23日]
AM-105のユニットは10-cm,1-way,full-range driver unit(Vocal Driver-3) M-fibre cloth,polymer-coated diaphragm です。エッジはRubber-coated clothでフレームはDie-cast almuminiumで作られています。箱は12mm-thick 6-layer MDF piano finishで仕上げられており美しい。システムを組むうえで価格は重要な要因です。今回はDENONシステムとLUXMANシステムで試聴しました。・・・続く
MFSL auction情報[2012年09月22日]
e-bay でMFSL1-126 EAGLES / Hotel California のTEST PRESS 盤が出展されています。非常に稀ですので興味のある方は覗いてみては?参考までに私が購入したのは8年ほど前で、$1,500でした。EAGLES / Hotel California はDCC , original 多数発売されていますが、情報量の豊かさではMFSLにかなうものはないと思っています。さらにMFSL盤のなかでも特に録音が優れており通常盤mint-状態でも50,000円位で取引されています。
今回から新たに機材の写真と説明をカテゴリーに追加します[2012年09月22日]
最初はamm sound lab のスピーカーです。
AM-101 シリーズとAM-105シリーズの2種類がメインです。マイナーチェンジが毎年行われ105から105iに改良され、現在は105mになっています。主な改良点はドライバーユニットだそうです。101 , 105 いづれも10-cmユニットのフルレンジのバスレフスピーカーです。サイズが異なっており、101は160(W)x220(H)x205(D)mmに対し105は170(W)x270(H)x220(D)mmと一回り大きくなります。また、インピーダンスは101が3 ohms、 105が4 ohmsで105のほうがアンプに負荷をかけなくてすみます。
両者ともに「音の響き」をメインテーマに作成されており、解析データーを中心にするのでは無くあくまでも試聴時の音楽の豊かなヒビキで作品を完成しているそうです。制作者の大村正則氏は47研究所や山本音響工芸などにユニットを提供しております。
大村氏語る:今頃の録音はこの<HIBIKI>が無いのが多く疲れる。電車もゆっくり走ると景色が見えるが速いと見えない。楽しみが減った感じです。響きが足らないのはなぜか?不思議な考えで過去をあさっています。
当店舗ではamm sound lab の試聴および販売を行っています。お気軽に連絡をください。また毎月第3土曜日に開催している響きの館「軽子坂コンサート」にもぜひ参加ください。