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SONY PHA-2 試聴ソフト(2)[2014年03月01日]

1-005:CRIME OF THE CENTURY

1-005:CRIME OF THE CENTURY

MFQR1-005:CRIME OF THE CENTURY  / SUPER TRAMPのアルバムはMFSL社からMFQR , MFSL , UDCDと3種類が発売されています。私はこれにTEST PRESS盤を含めて4種類を所有しています。一番上からTEST PRESS(SAMPLE盤) , UHQR盤 , MFSL盤 そしてUDCD盤です。TEST PRESS盤のホワイトジャケットにはExecutive Producer BRADS.MILLER氏の名刺が貼られています。UDCDはULTRADISC IIでMADE IN USAのものです。ちなみにULTRADISC IはMADE IN JAPANです。レコードは各々特徴があり、個々の楽器音を鮮烈に試聴したい時はTEST PRESS,アルバム全体を通じてホールの中に自分を置きたい時はMFQRが最適ですが、いずれもレコードの状態をMINTに維持する必要があります。その点MFSL盤は多少埃や、傷があってもプレーヤーの調整で楽しむことが可能です。UDCDはお使いのシステム次第で良くも・悪くもなります。・・・続く

SONY PHA-2 試聴ソフト[2014年03月01日]

UHQRの8枚

UHQRの8枚

今回使った試聴ソフトを画像で示します。
PCM音源が24bit,192kHzで3GBほどと非常に大きいので音声を聴いていただけないのが残念です。せめて画像だけでもご覧ください。本日は初日ですので、MFQR1-005:CRIME OF THE CENTURY  / SUPER TRAMPです。2枚目の画像はUHQRの箱を開けて取り出したジャケットの表面です。Limited Edition Number 2386これが5000枚プレスされたうちの2386枚目のレコードになります。となりの画像はその証明書を併記したもので、同じ番号の2386が記載されています。

MFQR1-005

MFQR1-005

MFQR1-005

MFQR1-005

次の列にはレコードのA面とB面のラベルを示します。UHQR盤は200Gの超重量盤でありかつ溝が非常に深いため一見きれいにおもえても埃が埋まっていることが多々あります。

MFQR1-005A

MFQR1-005A

MFQR1-005B

MFQR1-005B

レコードのクリーニングは必要不可欠な作業になります。そこでHannl/Meraが登場します。
・・・続く

wave data の保存(3)[2014年02月22日]

再生用のMemory Cardでこんなにも差があると、保存の仕方にも当然違いがあると思われます。これまではNASを組んでdata保存してきました。
LANケーブル,Hub,電源ケーブルによっても音に違いがあります。ハードディスクがSSD と HDでも差はでます。
以前はQNAPのNASがオーディオ向けと言われていましたが、最近はBUFFALOに人気があるようですが実際のところは良く理解できません。
SSDも以前はオーディオ向きと言われていましたが、今はHDで低速回転のものが良いとさえ言われています。
あまりにも要因が多すぎて問題を洗い出すことができないのが現状でしょうか?
私はこれまで普通のNAS/BUFFALOで250GB x 4をレイド5で設定していましたが、24bit,192kHz PCM dataやDSDを扱うようになり容量が足りなくなり後継機を探しています。
ちょっと時間がかかりそうなので、とりあえずはWESTERN DIGITAL/USB3.0対応の4TBを購入する予定です。

MFSL Beatles Colection(BC-01 ~14)の最終録音(1)[2014年02月01日]

今日2月1日はBC録音初日です。BCの録音はこれまでに20回以上取り続けてきました。録音機材やカートリッジ、媒体を換えての作業を25年間もの間よく飽きもせず取り組んだものです。最初の録音機はビデオデッキ(SONY / BETA)とSANSUI/PC-X1の組み合わせでした。ビデオテープの画像録画部分にPCM音声を録音するというdigital録音のはしりでした。
その後NAKAMICHI / DAT 1000と1000pの組み合わせになり、DAT TAPE 800本ほど録音したものです。途中 AKAI/OPEN TAPE DECKで録音することもありましたが、1年間で終焉を迎えました。APOGEE/DAC miniとAD miniにPCを組合わせて録音した時期が一番長かったです。今でもDAT TAPEに16bit,44.1kHzで録音(CD-RやPCの非接触型と違って接触型の録音は音に艶のある響きが得られる)したものが最も気に入ってます。しかし、レコード傷・埃などに非常に神経を使うので労力は多大でした。・・・続く

Beatles MFSL Boxを再録音[2014年01月19日]

DSD 再生はTASCAM DA-3000でdigital 再生し、dCS Elger plus 1394でd/a変換するのが最も気に入っています。しかし、そうするとDA-3000で録音が出来ません。もう一台DA-3000を購入する方法もありますが、しばらくはAyre/QB-9DSDで再生し、QA-9Proで録音が手頃ではあります。
模式図を書くと下記のようになります。

LP          →SD Card        →CF Card→SD Card      →CD-R
1:analogue→24bit,192kHz→DSDx64→24bit,44.1kHz→16bit,44.1kHz
2:analogue→24bit,192kHz→24bit,44.1kHz→16bit,44.1kHz
普通に考えると1に比べ2の方が作業過程が1つ減るので高音質になると思いますがそうはなりません。
不思議なものです?
シンプルにCD-Rのみを作成するならば、analogueから24bit,176.4kHzのwave dataを作り波形編集した後CD-Rを作成するのが最も高音質です。

Beatles MFSL Boxを再録音[2014年01月18日]

新しい録音システムも大分慣れてきましたので今月はMFSL Beatles Colectionの録音をするにあたりいくつかTESTしてみました。最初の録音はQA-9Proの入力は16dBで行い24bit,192kHzのPCM録音です。この後波形編集をして、24bit,192kHz data(xxx-SF)を作成します。このdataを再生し、QA-9Proの入力を22dBで録音し、DSDdata(xxx-x64)を作成します。ここまではこれまで通りです。次にCD-Rを作成する為の24bit,44.1kHz data(xxx-CD-R)を用意するのですが、xxx-SFから作成するかxxx-x64から作成するかを選別してみました。再生機材はいずれもQB-9DSDを使用しました。
1)xxx-SFから作ったCD-Rは低域が細身になり情報量は多く好ましいのですが、Beatles を聴くには上品すぎる感じです。高域も透明感が勝り、エネルギー感が不足気味でした。
2)xxx-x64の場合は低域も心地よくふくらみ、より生々しい音場感が得られ60年代の雰囲気を醸し出してくれます。
Beatles Colectionの録音にはxxx-x64(DSD2.8224MHz)を使用することにしました。

2014年新録音方式2[2014年01月13日]

文章だけでは分かりずらいと思いますので画像をアップロードいたします。

QA-9pro+DA-3000+Elger

QA-9pro+DA-3000+Elger

上段左側にAyre/QB-9DSD , 右側にはQA-9proを配置しており、QA-9proは設定の変更を裏側のディープスウィッチで行う必要があるため上部を解放しておかなければなりません。中段にはTASCAM/DA-3000を配置しQA-9proと下段に配置してあるdCS/Elger plus 1394をBNC Cableで繋いで録音・再生をおこないます。
TASCAM/DA-3000の下にはDV-RA 1000HDが設置されていますが録音時には使用しませんので電源は入っていません。

QB-9DSD:24bit,192kHz

QB-9DSD:24bit,192kHz
QA-9pro:DSD X64

2枚目の画像はMac miniから送られた24bit,192kHzのPCM dataをQB-9DSDで受け再生し、このdataをいったんアナログ変換してからJ.R.D.G/COHERENCEを介して再びQA-9proに送りDSD x64にDIGITAL変換している様子です。TASCAM/DA-3000は録音時間を表示しています。QB-9DSDの表示している「192」は周波数です。QA-9proの「64」はDSD x64(2.8224MHz)を表示しています。
また「64」の左側に点灯している赤いランプはDSD録音時を表しています。

TASCAM DA-3000

TASCAM DA-3000
DSD x64,WORD

3枚目の画像は上記と同条件下での録音時ですが、DA-3000の表示は録音設定を表示しています。
2.8MHzのDSD録音で、WORD CLOCKは適切であり、DSFファイルおよび録音年月日が確認できます。

ファイル名は2枚目の画像で確認できます(20140113-T001)このファイル名はあとからPCで変更可能ですのでわかりやすく整理できます。

2014年新録音方式[2014年01月12日]

入力系のケーブルが全てCardas Clear CG XLRになりました。またdigital cableもClear AES/EBUです。BNC CableはClear シリーズは販売されておらず、Lightning 15を使用しています。USB CableはCLEAR SERIAL BUSSを用いました。録音体制はほぼ完成したので、改めて録音方式を見直すことにしました。
A)LP録音の場合
1:SHELTER/Harmony → VPI/ScoutMaster → J.R.D.G/CONSUMATE(Phono-Pre) → J.R.D.G/COHERENCE→ Ayre/QA-9pro →TASCAM-3000
(ここではANALOGUE DATA → 24bit,192kHz PCMDATAに変換し、SD Cardに保存します。)
2:1で作成された24bit.192kHz dataから不必要な部分を取り除きxxx-AB fileを作成
3:次にSound forge 11Pro(波形編集ソフト)を用いてノイズを取り除きxxx-SF fileを作成
4:xxx-SF fileをMac mini のSound forge Macを介して再生します。
5:再びJ.R.D.G/COHERENCE → Ayre/QA-9pro → TASCAM-3000(DSD X64/2.8224MHz)とxxx-DSD64 file(CF Card)を作成
6:xxx-DSD64 fileをTASCAM-3000 → Elger plus 1394 → J.R.D.G/COHERENCE → Ayre/QA-9proに送り最終的に xxx-24bit,44.1kHz fileを作成
7:最後にP.CソフトCD Architectを使いCD-Rを作成
これまでは、xxx-SF file からxxx-24bit,44.1kHz fileを作成してきましたがxxx-DSD64 fileから作成したほうが高音質のCD-Rができました。
またElger plus 1394を利用する時に左右バランスの調整も可能になります。dataの管理はPCM dataはSD Card , DSD dataはCF Cardに振り分けております。
DSD dataは波形編集・ファイルの結合分離などは出来ませんが、file名の変更は可能です。
作業工程は複雑になり、時間もより多く必要となりますが最良の方法と考えております。

 

Digital化作業の依頼[2014年01月09日]

今年最初の試聴ルーム12ページにアップロードしたアルバムは故 長岡 鉄男氏が推奨したジャヌカン作品集/鳥の歌VIC-28187:CLEMENT JANEQUINです。
このアルバムはA面:8曲、B面:12曲ですのでB面は6曲づつ2回に分けてアップロードします。

CLEMENT の帯

CLEMENT の帯

CLEMENT の帯裏

CLEMENT の帯裏

いつものように、1曲は1分19秒に収めました。短い曲は59秒・29秒もあります。
画像を拡大して頂ければ曲目も読めますのでご利用ください。

録音形式(4)[2014年01月06日]

QA-9proとDA-3000をBNC接続することにより、DSD x64 およびDSD x128の録音が可能になりましたが再生を考えてDSD x64での録音に重点をおくことにします。
単独にTASCAM / DA-3000で行う録音に比べQA-9proでdigital化しての録音はPCM時と同様に格段の差を感じさせられます。DSD x64とx128の差はDA-3000での再生ではほとんど感じられませんでした。これは、QA-9proを介しての録音時でも同様でした。おそらくElger plus 1394の次期機種がDSDx128に対応するまでは現状のままPCM 24bit,192kHzでの録音になるでしょう。
TEAC / UD-501はDSD5.6MHzファイルおよびPCM32bit/384kHzのファイル再生に対応しておりますが、その再生音はいま一つ満足出来ません。DoP方式だけで無くASIO2.1方式での再生がUSB audioで使われていますので、ElgerよりもAyre / QB-9DSDの方が早い時期にDSD x128に対応してくれそうで期待しています。