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wave data の保存(2)[2014年02月21日]

画像は左上から
1) Extreme Pro 64GB / SanDisk /最大転送速度:90MB/Sec
2) USB Memory SDCZ80-064G-X46 / SanDisk /最大転送速度:190MB/Sec
3)  1TB My Passport Ultra TitaniumSlim / Western Digital /USB3.0
4)  ターボPC EX対応  外付けSSD / BUFFALO /USB3.0

SD,USB,HD,SSD

SD,USB,HD,SSD

です。音質は個人的には2)のUSBが最も気に入っています。
気を付けて頂きたいのはいずれのメモリーでもフォルダーに階層を作ってwave dataを保存すると読み取らないことや、音質の低下が著しくなることです。
最も理想的なのはPC上のデスクトップに保存することだと思っていましたが、それも間違っていました。

wave data の保存[2014年02月20日]

THE SUPER ANALOGUE DISCを24bit,192kHzのwave dataで取り込みますと一枚のアルバムで2GB~3GBのサイズになります。その為TASCAM/DA-3000で録音する時は36GB  SD Cardに保存し、波形編集後のdataも同じSD Cardに一時保存します。最終的には整理の為1TBのHardDisc(Western Digital/My Passport)に保管します。この中にFolderを作りwave  dataを入れて保存するのですが、直接My Passportから読み込むのと中にあるFolderから読むのでは音質に大きな差が生じます。そこで各種メモリーカードで音質の差を比較してみました。使用するPCはMac miniで1):SD Card (x10) ,2)USB Memory(USB3.0) , 3)Hard Disc(HD) , 4)Hard Disc(SSD)の4種類で試聴してみました。
1) Extreme Pro 32GB / SanDisk /最大転送速度:90MB/Sec
2) USB Memory SDCZ80-032G-X46 / SanDisk /最大転送速度:190MB/Sec
3)  1TB My Passport Ultra TitaniumSlim / Western Digital /USB3.0
4)  ターボPC EX対応  外付けSSD / BUFFALO /USB3.0

Beatles MFSL Boxを再録音[2014年01月20日]

24bit,192kHz  ・ 24bit,44.1kHz  ・ DSD x64いずれの音声データを再生するにもP.Cとソフトプレーヤーが必要です。24bit,192kHzを再生する時はMac miniを使いSound Forge Macで再生します。これにより、DSD x64の録音時に曲分割が可能になります。またDSD x64を再生する時はMac miniではなく、VAIO Type Zを使用しfoover 2000 playerで連続再生します。
今までBeatles を試聴するする時は24bit,44.1kHzのwave dataが一番と考えていましたが、DSD x64をElger plus 1394で再生した時はさらに60年代の響きが深まります。
楽器やコーラスがスピーカーの前に綺麗に並ぶのではなく、音楽に粘りを持った響きが再現されるのです。Wilson Audio/watt3+puppy2のようなMoniter Speakerでも充分Beat  Soundの熱気を感じさせられます。DSD  x64の録音・再生をより深く探究したくなりました。

Beatles MFSL Boxを再録音[2014年01月19日]

DSD 再生はTASCAM DA-3000でdigital 再生し、dCS Elger plus 1394でd/a変換するのが最も気に入っています。しかし、そうするとDA-3000で録音が出来ません。もう一台DA-3000を購入する方法もありますが、しばらくはAyre/QB-9DSDで再生し、QA-9Proで録音が手頃ではあります。
模式図を書くと下記のようになります。

LP          →SD Card        →CF Card→SD Card      →CD-R
1:analogue→24bit,192kHz→DSDx64→24bit,44.1kHz→16bit,44.1kHz
2:analogue→24bit,192kHz→24bit,44.1kHz→16bit,44.1kHz
普通に考えると1に比べ2の方が作業過程が1つ減るので高音質になると思いますがそうはなりません。
不思議なものです?
シンプルにCD-Rのみを作成するならば、analogueから24bit,176.4kHzのwave dataを作り波形編集した後CD-Rを作成するのが最も高音質です。

Beatles MFSL Boxを再録音[2014年01月18日]

新しい録音システムも大分慣れてきましたので今月はMFSL Beatles Colectionの録音をするにあたりいくつかTESTしてみました。最初の録音はQA-9Proの入力は16dBで行い24bit,192kHzのPCM録音です。この後波形編集をして、24bit,192kHz data(xxx-SF)を作成します。このdataを再生し、QA-9Proの入力を22dBで録音し、DSDdata(xxx-x64)を作成します。ここまではこれまで通りです。次にCD-Rを作成する為の24bit,44.1kHz data(xxx-CD-R)を用意するのですが、xxx-SFから作成するかxxx-x64から作成するかを選別してみました。再生機材はいずれもQB-9DSDを使用しました。
1)xxx-SFから作ったCD-Rは低域が細身になり情報量は多く好ましいのですが、Beatles を聴くには上品すぎる感じです。高域も透明感が勝り、エネルギー感が不足気味でした。
2)xxx-x64の場合は低域も心地よくふくらみ、より生々しい音場感が得られ60年代の雰囲気を醸し出してくれます。
Beatles Colectionの録音にはxxx-x64(DSD2.8224MHz)を使用することにしました。

2014年新録音方式2[2014年01月13日]

文章だけでは分かりずらいと思いますので画像をアップロードいたします。

QA-9pro+DA-3000+Elger

QA-9pro+DA-3000+Elger

上段左側にAyre/QB-9DSD , 右側にはQA-9proを配置しており、QA-9proは設定の変更を裏側のディープスウィッチで行う必要があるため上部を解放しておかなければなりません。中段にはTASCAM/DA-3000を配置しQA-9proと下段に配置してあるdCS/Elger plus 1394をBNC Cableで繋いで録音・再生をおこないます。
TASCAM/DA-3000の下にはDV-RA 1000HDが設置されていますが録音時には使用しませんので電源は入っていません。

QB-9DSD:24bit,192kHz

QB-9DSD:24bit,192kHz
QA-9pro:DSD X64

2枚目の画像はMac miniから送られた24bit,192kHzのPCM dataをQB-9DSDで受け再生し、このdataをいったんアナログ変換してからJ.R.D.G/COHERENCEを介して再びQA-9proに送りDSD x64にDIGITAL変換している様子です。TASCAM/DA-3000は録音時間を表示しています。QB-9DSDの表示している「192」は周波数です。QA-9proの「64」はDSD x64(2.8224MHz)を表示しています。
また「64」の左側に点灯している赤いランプはDSD録音時を表しています。

TASCAM DA-3000

TASCAM DA-3000
DSD x64,WORD

3枚目の画像は上記と同条件下での録音時ですが、DA-3000の表示は録音設定を表示しています。
2.8MHzのDSD録音で、WORD CLOCKは適切であり、DSFファイルおよび録音年月日が確認できます。

ファイル名は2枚目の画像で確認できます(20140113-T001)このファイル名はあとからPCで変更可能ですのでわかりやすく整理できます。

2014年新録音方式[2014年01月12日]

入力系のケーブルが全てCardas Clear CG XLRになりました。またdigital cableもClear AES/EBUです。BNC CableはClear シリーズは販売されておらず、Lightning 15を使用しています。USB CableはCLEAR SERIAL BUSSを用いました。録音体制はほぼ完成したので、改めて録音方式を見直すことにしました。
A)LP録音の場合
1:SHELTER/Harmony → VPI/ScoutMaster → J.R.D.G/CONSUMATE(Phono-Pre) → J.R.D.G/COHERENCE→ Ayre/QA-9pro →TASCAM-3000
(ここではANALOGUE DATA → 24bit,192kHz PCMDATAに変換し、SD Cardに保存します。)
2:1で作成された24bit.192kHz dataから不必要な部分を取り除きxxx-AB fileを作成
3:次にSound forge 11Pro(波形編集ソフト)を用いてノイズを取り除きxxx-SF fileを作成
4:xxx-SF fileをMac mini のSound forge Macを介して再生します。
5:再びJ.R.D.G/COHERENCE → Ayre/QA-9pro → TASCAM-3000(DSD X64/2.8224MHz)とxxx-DSD64 file(CF Card)を作成
6:xxx-DSD64 fileをTASCAM-3000 → Elger plus 1394 → J.R.D.G/COHERENCE → Ayre/QA-9proに送り最終的に xxx-24bit,44.1kHz fileを作成
7:最後にP.CソフトCD Architectを使いCD-Rを作成
これまでは、xxx-SF file からxxx-24bit,44.1kHz fileを作成してきましたがxxx-DSD64 fileから作成したほうが高音質のCD-Rができました。
またElger plus 1394を利用する時に左右バランスの調整も可能になります。dataの管理はPCM dataはSD Card , DSD dataはCF Cardに振り分けております。
DSD dataは波形編集・ファイルの結合分離などは出来ませんが、file名の変更は可能です。
作業工程は複雑になり、時間もより多く必要となりますが最良の方法と考えております。

 

録音形式(4)[2014年01月06日]

QA-9proとDA-3000をBNC接続することにより、DSD x64 およびDSD x128の録音が可能になりましたが再生を考えてDSD x64での録音に重点をおくことにします。
単独にTASCAM / DA-3000で行う録音に比べQA-9proでdigital化しての録音はPCM時と同様に格段の差を感じさせられます。DSD x64とx128の差はDA-3000での再生ではほとんど感じられませんでした。これは、QA-9proを介しての録音時でも同様でした。おそらくElger plus 1394の次期機種がDSDx128に対応するまでは現状のままPCM 24bit,192kHzでの録音になるでしょう。
TEAC / UD-501はDSD5.6MHzファイルおよびPCM32bit/384kHzのファイル再生に対応しておりますが、その再生音はいま一つ満足出来ません。DoP方式だけで無くASIO2.1方式での再生がUSB audioで使われていますので、ElgerよりもAyre / QB-9DSDの方が早い時期にDSD x128に対応してくれそうで期待しています。

録音形式(3)[2014年01月05日]

24bit,192kHz wave dataをSound Forge 11 proを使ってflacに変換してみました。約38分のアルバムはwaveですと2.6GBですが、flacですと1.3GBと半分のサイズで済みます。
この2種類のdataをfoober 2000 plusで再生した音を比較すると圧倒的にwave dataが勝っています。特にダイナミックレンジが違います。flac dataはきれいな音の響きは得られますが、なぜか平坦な響きで感動は得られませんでした。flac dataそのものに問題があるのか?変換方法に原因があるのかわかりませんがflac dataを作成するのはやめにします。
また、DA-3000とQA-9proで録音するDSD dataですがアクシスから送られてきたアダプターで録音が可能になりました。
画像の右側が信号を減衰するアダプターで3個必要です。DA-3000のBNC端子に取り付けます(レフト・ライト・WORD CLOCKの3か所)

アダプター

アダプター

アダプター

アダプター

左側は蓋を開けたもので中にコンデンサーが入っています。これで初めてQA-9proからa/d変換したDSD dataをTASCAM / DA-3000に送り録音が可能になりました。

録音形式(2)[2014年01月04日]

現状では24 bit, 192kHzのwave dataが音質・処理作業の効率が最も良いと思われるので最初に録音するoriginal dataは24bit,192kHzとしました。・・・file name +AB
このdataをSound  Forgeで処理します。・・・file name +SF
引き続きこのfile name +SF dataをPCを介してQB-9DSDで再生してやります。そして、QA-9proでa/d変換したのちDSDx64(2.8224MHz)でTASCAM DA-3000で録音します。・・・file name+x64
file name x64と同様の方法で :24bit,44.1kHz・・・file name+CDを録音
これからCD  Architect 2.1を用いて 16bit,44.1kHz・・・file name+CD-Rを作成
最後にweb用にfileを再編集して、wave とmp3の2種類のdataを作成します。
全部で+AB , +SF , + x64 , + x128 , +CD , +CD-R , +web(wave,mp3)8種類のdataが完成します。一連の作業を一日でこなしていきます。
1週間分のアルバムジャケットの画像処理・編集を行い作品の完成です。1週間に処理できるのは8枚が限度です。・・・続く