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キングレコード/THE SUPER ANALOGUE DISC(5)[2014年02月17日]

THE SUPER ANALOGUE DISCのなかから今回録音したのは以下の7アルバムです。
1:K38C-70005/ 1986 /ビクタープレス/ZUBIN MEHTA/LOS ANGELES PHILHARMONIC:バレエ音楽「春の祭典」
2:K38C-70010 /1986 /ビクタープレス/ERNESTANSERMET/SUISSE ROMANDE:組曲「展覧会の絵」
3:K38C-70023 /1987 /ビクタープレス/MEMBERS OF THE VIENNA OCTET:ブラームス/クラリネット5重奏曲
4:K38C-70038 /1989 /ビクタープレス/LEONARD BERNSTEIN/VIENNA PHILHARMONIC ORCHESTRA:交響曲「大地の歌」
5:K38C-70039 /1989 /ビクタープレス/HANS KNAPPERTSBUSCH/VIENNA PHILHARMONIC ORCHESTRA:組曲「くるみ割り人形」
6:KIJC-9018    / 1991 /スイスプレス/KHACHATURIAN/VIENNA PHILHARMONIC ORCHESTRA:剣の舞い
7:KIJC-9019    / 1991 /スイスプレス/PIERRE MONTEUX/LONDON SYMPHONY ORCHESTRA:ドビュッシー&ラヴェル名演集
個人的にはビクタープレスのアルバムは全て気に入ってます。スイスプレスはごく一部録音に不満の残るアルバムも存在し、アメリカプレスでは当たり・外れが激しく購入は極少数です。

キングレコード/THE SUPER ANALOGUE DISC(4)[2014年02月16日]

THE SUPER ANALOGUE DISCの中にもほれぼれする演奏は多々あります。今回依頼を受けたアルバムのなかにHANS KNAPPERTSBUSCH / Vienna Philharmonic / Tchaikovsky / The Nutcracker,Suite,Op.71a / チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」が入っていましたがこれは特別気に入りました。HANS KNAPPERTSBUSCH氏はワーグナー・ブルックナーを好んで演奏する指揮者と聞いていました。このような小品を振るうことは聴いていませんでした。しかも録音は好きでなっかたようですので名演がレコードとして残されていることに驚きを感じました。「くるみ割り人形」の序曲・行進曲~アラビアの踊り~花のワルツにいたる毅然たる風格にみちてなおかつ遊び心溢れた指揮には感服させられます。演奏・録音・プレスが完璧に整った数少ないアルバムの1枚です。近いうちに試聴ルームにアップロードしたいと考えております。

MFSL Beatles Colection(BC-01 ~14)の最終録音(5)[2014年02月08日]

Beatles/Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band(MFQR1-100)は1日に24 bit,192kHzで録音しました。
今日はこのMFQR1-100SFをX64DSDで再録音しました。同時に、他のMFQRのアルバムも5種類 X64DSDに変換して比較試聴してみました。MFQR1-005/Supertramp/Crime Of The Century , MFQR1-017/Pink Floyd/Dark Side Of  The Moon , MFQR1-025/Earl Klugh/Finger Paintings , MFQR1-035/Cat Stevens / Tea For The Tillerman , MFQR1-084/Alan Parsons Project / I Robot
これらの6種類のアルバムを聴くと24 bit,192kHzのPCM による再生が適しているのは1-005,1-017,1-084の3アルバムで、
X64DSDが適しているのは1-025,1-035,1-100と分かれました。PCM録音は高域がきれいに伸びており、情報量も多く緻密な響きを得ることができます。一方DSD録音は中低域に充実感を感じることが可能で心地よい響きがえられます。あくまでも私のシステムでの限られた条件と私の嗜好ですので客観性はほとんどありません。
皆さんもご自宅で比較試聴して、感想をお聞かせください。

MFSL Beatles Colection(BC-01 ~14)の最終録音(4)[2014年02月06日]

今日はBC-01 / Please Please Me ,BC-02 / with the beatlesの2枚を録音しました。BC-08に比べると曲・演奏・録音いずれもSimpleです。
Please  Please Meは複雑な編集をすることなく録音されているのでさわやかでみずみずしい響が得られます。しかし、with the beatlesは元々monoでの録音を疑似stereo化されたもので楽器と声が分離しておりSeparationに不自然さが感じられます。24bit,44.1kHzではそれほど気になりませんでしたが、24bit,192kHzでは顕著にあらわれます。
それにしても24bit,192kHzの情報量の多さには驚かされます。まさにスタジオの響きで楽器の位置やマイクの配置までもが目に見えるようです。
Please Please Meは2Track Recordingでしたが、with the beatlesの録音が終了する直前に4Track Recordingが導入されたと記憶しています。機材の変更が録音に大きな影響を与えたのです。

 

MFSL Beatles Colection(BC-01 ~14)の最終録音(3)[2014年02月03日]

Beatles/Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club BandこのアルバムはMFSLから2種類が発売されています。MFSL1-100 およびMFQR1-100です。一説にはBox Set/BC-8とMFSL1-100は異なった時期にプレスされており、同じではないと伝えられていますが試聴する限りでは同じであると思います。しかしMFSL1-100とMFQR-100はまったく異なったものです。音の響きはもちろんですが、アルバム全体の録音時間が異なっています。曲の演奏時間もずれています。はっきり違いを感じるのは曲間で、MFQRでは微小信号が埋まっており空白時間は皆無ですが、MFSLにはわずかながら無音部分がそんざいしています。
今回初めて感じたのはこれまでのBeatles Soundは24bit,44.1kHzのデータが最も良い印象を持ってきましたが、24bit,192kHzのデータに圧倒的な情報量の多さに驚きました。
これまで市販されてきたいずれのCDにも引けを取りませんし、純正のハイレゾデータ(24bit,44.1kHz)にも遜色ありません。ぜひ当試聴ルームにお越しになりその響きを体験してください。

Beatles Sound の新たな一面を垣間見ることができます。
そこで、当初の計画を一部変更しました。CD-R化は先に延ばし、まずは24bit,192kHzのxxx-ABと波形編集をしたxxx-SFの2種類を作成することにします。これならば約2週間でBeatles Colectionの録音が完了します。・・・続く

MFSL Beatles Colection(BC-01 ~14)の最終録音(2)[2014年02月02日]

MFSL レコードのほとんどは中古をアメリカから購入(e bayによる落札)していますので、盤の状態がいいものばかりではありません。
DAT tapeではどうしようもありませんが、PCでの取り込みは波形編集ソフト(SONY/Sound Forge Pro)を使えるのである程度の傷・塵は音声に影響を与えないで取り除くことも可能です。
このソフトはプロ使用で私が使用する術はほとんどなく、自分で経験を積むしかありませんでした。一括でアナログノイズを除去するやり方もありますが、本来あるべき音声データも取り除かれつまらない音の響きになってしまいます。しかしすべてを波形から読み取るのは現実的ではありません、音性を聴いてはじめてノイズと判断できることも少なからずあります。逆に波形やヘッドフォンによる音声確認ではノイズと思っていた音が実際にはベース奏者の足踏みであったこともあります。毎日が新しいことの発見につながります。・・・続く
デジタルカメラを横浜に忘れてきたため写真をアップロードできません。1日の初日はBeatles/Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Bandの録音をしました。このアルバムはMFSLのなかでも特に録音のすぐれているUHQRでもプレスされております。盤の重量は200gと通常のレコードより重くかつ厚く製作されています。プレスに要する時間も普通は5秒程度、MFSLは20秒ほどですがUHQRは90秒と言われています。プレスされる枚数も5,000枚限定で、シリアル番号も記載されています。近日中に画像を公開します。

 

 

試聴ルーム書き換えました [2014年02月02日]

試聴ルームの12ページはBeatles 特集で1月は全てのアルバムがA面でしたが、2月はB面に書き換えました。
ご利用ください。

Beatles MFSL Boxを再録音[2014年01月18日]

新しい録音システムも大分慣れてきましたので今月はMFSL Beatles Colectionの録音をするにあたりいくつかTESTしてみました。最初の録音はQA-9Proの入力は16dBで行い24bit,192kHzのPCM録音です。この後波形編集をして、24bit,192kHz data(xxx-SF)を作成します。このdataを再生し、QA-9Proの入力を22dBで録音し、DSDdata(xxx-x64)を作成します。ここまではこれまで通りです。次にCD-Rを作成する為の24bit,44.1kHz data(xxx-CD-R)を用意するのですが、xxx-SFから作成するかxxx-x64から作成するかを選別してみました。再生機材はいずれもQB-9DSDを使用しました。
1)xxx-SFから作ったCD-Rは低域が細身になり情報量は多く好ましいのですが、Beatles を聴くには上品すぎる感じです。高域も透明感が勝り、エネルギー感が不足気味でした。
2)xxx-x64の場合は低域も心地よくふくらみ、より生々しい音場感が得られ60年代の雰囲気を醸し出してくれます。
Beatles Colectionの録音にはxxx-x64(DSD2.8224MHz)を使用することにしました。

試聴ルーム[2014年01月16日]

新録音システムでの最初のアルバムはMFSL2-128/CHICAGO TRANSIT AUTHORITYです。日本題では「シカゴの軌跡」ですがファーストアルバムです。このアルバムは2枚組で、1968年8月29日に行われた大統領選挙の民主党大会の模様が録音されております。CHICAGO TRANSIT AUTHORITYと言うグループ名は郵便局の固有名詞であるとの理由で使用出来なくなり、以後のアルバムではCHICAGOに変更されています。
1枚目:INTRODUCTION , DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT IS? , BEGINNINGS , QUESTIONS 67 AND 68 , LISTEN , POEM 58の6曲です。
2枚目:FREE FORM GUITAR , SOUTH CALIFORNIA PURPLES , I’M A MAN , PROLOGUE  AUGUST 29 1968 , SOMEDAY (AUGUST 29 1968) , LIBERATIONの6曲です。
1枚目、2枚目共にA・B面を試聴できるようにしましたのでお楽しみ下さい。
新録音システムでは24bit,192kHz , DSD x64 , DSD x128 , 24bit,44.1kHz , CD-Rの全てを作成しました。私の好みではDSD x64(2.8224MHz)dataをElger plus 1394で再生した時です。ベースギターの艶と重厚なホーンの響きが衝撃的です。同じDSD x64 dataをAyre/QB-9DSDで再生すると非常に緻密・繊細感に溢れたサウンドを聴くことができます。

ジャヌカン作品集/鳥の歌[2014年01月11日]

今日VIC-28187:CLEMENT JANEQUINのB面を後半の6曲に変更しました。ご利用ください。