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Goldmund Reference MkⅡ[2012年12月20日]

早いもので今回のブログで100回目になります。8月末に始まり約4か月、毎日平均80名の方々に読んでいただき感謝しております。また、Goldmund Reference MkⅡがここに来てからちょうど1か月、ようやく作業にも・居座る容姿にも慣れてきた今日この頃です。ここで、結論から申し上げますとGoldmund Reference MkⅡは今年末までの試聴となりました。そもそも、私がこの店を立ち上げたのは「響きの館」を大勢の方に体験して頂きたい、この一心であります。長年の月日を駆け収集したMFSL Records を手放すことなど到底出来かねます。確かにGoldmund Reference MkⅡはこれまで経験してきたレコードプレーヤーとしては群を抜いていますが、二十数年という時を経ています。これを凌駕するレコードプレーヤーの出現を期待し、その為の準備をこれからスタートさせようと考えての結論です。どうぞこれからも今まで以上に深く・長いお付き合いをよろしくお願いします。明日からはGoldmund Reference MkⅡに取り付けたShelter / Harmony での録音を重点的に行い、その様子をブログに書いていく予定です。

Goldmund Reference MkⅡ[2012年12月08日]

それにしても、たかがクランプでこんなに音が変わるとは驚きです。オーデイオはほんとに奥が深いものです。Goldmund Reference MkⅡを使い始めて10日ですが、教えられることばかりです。現況でGoldmund Reference MkⅡを手放すことなど考えられません。購入を考えても資金はありません。もちろん収入がない現状ではローンすら借入出来ません。残された道はオーデイオ機材の売買および長年集めてきたレコードの販売ですか?取りあえず一番高値で売れそうなのは未開封のLed Zeppelin Road Case 1st かと?e-bay で以前調べた時は$6,500.00でした。MFSL盤もそれなりに高額で売買されています。特にUHQR盤のPink Floyd / Dark Side Of The Moon Sealed が$3,000.00、TEST PRESS 盤ではEagles / Hotel California ,Led Zeppelin / Ⅱ, Miles Davis / Someday My Prince Will Come , YES , Queen , Deja vu , Beatles  , 購入価格が最も高額であった WOODSTOCK などなど約100枚ほど、これに加え複数枚所有するUHQR やMFSL 盤を手放すか?・・・続く

Goldmund Reference MkⅡ[2012年12月07日]

Goldmund Reference MkⅡの専用クランプ

GM Clamp

GM Clamp

GM Clamp

GM Clamp

私はgoldmundクランプをブラック・シルバーと2種類を所有していましたが今回Goldmund Reference MkⅡに付属していたゴールドは初めて見ました。最初に購入したブラックのクランプはGOLDMUND CLAMP と記載されており価格は中古で2万円程と記憶しています。単なるレコードのゆがみを抑えるだけではなく、飛躍的にSN比を高めてくれ感動したものです。シルバーは後から追加購入しました。価格は4万円程に値上がりしていました。表示が若干変更され、GOLDMUND RELIEF CLAMPとなっており、重量も増しています。効果のほどは変わっていませんでした。今回試したGOLD CLAMPは重量も3倍以上に増加しており、その効果たるや絶句させられる代物です。当時の価格も突出しており15万円だったそうです。いまでも、購入希望者は少なからず居られるようですが、手放す方が皆無で入手は難しいのが現状です。Goldmund Reference MkⅡを利用するにあたり、GOLD CLAMP を使用しない時は当然音質の低下を招きます。他方GOLDMUND STUDIETTO やVPI を利用する時にGOLD CLAMPを利用するとこれまた効果絶大でした。ブラック・シルバーの材質がアルミ削りだしなのに対し、GOLD は真鍮の削りだしで中心部にシリコンを充填した構造を取っています。amm sound lab の大村氏に見てもらったところ、スピーカーの箱の共振を抑えるのと同じ理にかなった構造であるとのことでした。amm sound labで制作を考えてくれるようです。低価格で購入可能なら一押しのアナログ商品になること間違いなしでしょう。

Goldmund Reference MkⅡ[2012年12月06日]

火曜・水曜と2日間は12月8日開催のLennon特集のための準備を兼ねてGoldmund Reference MkⅡでレコードの録音をしました。MFSL records は一部ですが24bit , 44.1kHz および24bit , 192kHz の両方で取り込みました。44.1kHzはapogee mini で、192kHzはAyre QA-9を使用しました。ここでも、Goldmund Reference MkⅡの素晴らしさが実証されました。John Lennon / imagine のMFSL gold CDと比較試聴しても歴然たる情報量の違い、ステージの広がり、音の揺らぎのなさ、響きの豊かさいずれを取り上げてもGoldmund Reference MkⅡの圧勝です。さらに、ここで録音したハイレゾデータの再生でさえもMFSLに肉薄する出来栄えでした。もうGoldmund Reference MkⅡの欠点を見つけて購入を諦めるのは不可能な気がします?こうなると、次の一手はいかにして購入予算を捻出するか?に絞られます。・・・続く

Goldmund Reference MkⅡ[2012年12月03日]

さらに、注意深くGoldmund Reference MkⅡを観察するといくつかの欠点が見いだせる。本体の下部に取り付けてあるネジがほとんど錆びついている。またターンテーブルを支える支柱の一部が大きくへこんでいる。もっとも、いづれもプレーヤーとしての機能には何ら影響は認めません。しばらく使って気が付きましたが、ターンテーブルの回転数をデジタル表示してくれるが結構揺れます。33.27~33.30を行き来しています。5分ほど経つと安定し33.3にロックされますが、トーンアームを移動させると再び回転数が変化しています。これは正常であり仕方ないことなのか?修理が必要なのか?まだまだ疑問点が残されている。・・・続く

Goldmund Reference MkⅡ[2012年12月02日]

手段その1:Goldmund Reference MkⅡの欠点を見つけ無理やり購入しない(出来ない)理由を見出す。

この製品は製造後20年以上経過している。:基本的には駆動部が付いている音響機器は決して中古購入しない。なぜならば絶対新品と比べて早く故障するし、修理代が高額になる。さらには、部品の調達が出来なくなり修理不能も考慮しなければならない。実際に以前使用していたCD Transportは部品供給出来ずに廃棄処分となった。

再生する音楽によっては適さないジャンルが存在する。:Hi-End オーディオの世界では録音の好ましくないレコード・歌唱力のない歌手・演奏者の未熟な演奏・プレスの貧弱なレコードなどなどは聴くに堪えない。特にたちの悪いものとして45rpm ,重量盤を謳っている高音質盤で演奏の未熟なレコードが当てはまる。もちろん、MFSL盤にはそのようなものはあり得ません。・・・続く

Goldmund Reference MkⅡ[2012年12月01日]

これまで自分が無駄使いをしてきたせいで購入できないことは仕方ない。気を持ち直しこれまで私に至福の時を与え続けてくれたアナログプレーヤーの3台を徹底的に再調整してみました。台座・本体・ターンテーブルの平行、トーンアームのセッティング、カートリッジの取り付け、針圧の調整、最後にSUTHERLAND/TIME LINE を使い回転数のチェックを終え約3時間が経過しました。それでも予想通り無駄なアガキでした。Goldmund Reference MkⅡの作り出す「響きの世界」を垣間見てしまうと天上から地上を見下ろすがごとく嘆き、苦しみます。知らなかった以前の幸福をもう取り返せないのか?そこで、長年培った自己本能の一手段を試むことにしました。・・・続く

Goldmund Reference MkⅡ[2012年11月30日]

このGoldmund Reference MkⅡは日本にわずか5台しか入荷していないそうです。その内の3台は柏在住のYオーディオラボで改造されています。総重量は100Kg程あり、巨砲タイプのプレーヤーですが、作りが丁寧で機能美あふれたデザインをしているのでわりとコンパクトに見えます。最近のレコードプレーヤーのなかには2000万円もの価格が付いている機種も存在しますが、Goldmund Reference MkⅡほど情報量に溢れ、音像が揺らぐことなくキッチリ・クッキリと空間表現できる響きは体験しておりません。MFSL レコードをGoldmund Reference MkⅡで再生しますと、これがアナログの神髄だと教えられます。残念ながら、TMS やVPI,STUDIETTAではとてもかないません。ここまで突き放されると趣味・嗜好の問題ではありません。いったい今までの自分が何をしてきたのか?少し挫折感を味わいます。・・・続く

今日Goldmund Reference MkⅡが設置されました[2012年11月30日]

とうとうGoldmund Reference MkⅡがやって来ました。

Goldmund Reference Ⅱ

Goldmund Reference Ⅱ

最初はもっと巨大なサイズで、デザインもイマイチと思っていました。ところが、セットアップされたGoldmund Reference MkⅡはとても上品で洗練されたデザインを私に示してくれました。SISのSさんが丁寧に組み上げていくのを見学させていただきながら、20数年まえのヤマギワ電気での思い出に耽っていました。当時はこちらも社会人になってはいましたが、550万円と言う途方もない価格にあこがれと驚きを感じていました。さらには、ほんの10数分だけでしたが、Goldmund Reference MkⅡの作り出す響きの世界には驚愕するばかりだったことを思い出しました。私にとってはwilson audio のwatt3+puppy2が最初のオーディオとの出会いであり、その後jeff rowland との出会い、MFSL(Mobile Fidelity Sound Lab)のレコードコレクターへの遍歴と戻れない沼に入って行ったわけです。

GOLDMUND Reference MkII設置[2012年11月25日]

GOLDMUND Reference Mk Ⅱの設置が11月29日に決まりました。また、取り付けるCartridge はLyra / TITANです。私はSHELTER / Harmony を普段使用していますが、TITAN ,  Harmonyいずれも評価の高いカートリッジです。

Harmony

Harmony

TITAN

TITAN

TITAN はStereophile Class A Recommended Component!
The Absolute Sound 2005, 2006 & 2008 Editors’ Choice Award Winner! を受賞しており、HarmonyThe Absolute Sound 2009 & 2011 Golden Ear Award Winner! を受賞しています。響きの競演を堪能する企画をご用意しますのでもうしばらくお待ちください。使用しているCartridge を写真で拡大するのは酷ですね。