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電源部の効果[2012年11月25日]

GPC-TQを導入して正解でした。以前PC audioで96kHz以上のサンプリング周波数で取り込んでも容量が増えるだけで、あまり効果が得られないと報告しましたが、訂正いたします。おそらく、家庭に送られている電源が汚染されているのでしょう?GPC-TQがノーマルモード・コモンモードノイズを除去し、クリーンな電源を供給している為と思われます。192kHz , 24bit の音質は段違いに情報量が多く、空間表現も奥行・横幅共に広がります。位相も以前よりきちっと管理された音質が得られます。もちろん、PC audio だけではなく、アナログ再生においても効果を感じることができます。・・・続く

電源部の効果[2012年11月23日]

GPC-TQはリアに出力コンセント6口、フロントに2口の計8口で容量は15Aです。今回はオーディオ機器はapogee mini-dac とapogee mini-meを接続し、ノートPCとデスクトップPCそれに加えNAS システムとハブを接続しました。フロントの2口はその都度選択できるように予備に残しました。

GPC-TQ

GPC-TQ

AMMETER LED式の電流計が6個あります。一番右がアラームで、赤く点灯したら容量オーバーです。リアに接続した6機種全ての電源を使用していると左から3個目のLEDが点灯します。RME / fireface FCXやAyre / QB-9はPT6MFCコンセントボックスに接続しました。電源ケーブルはCardas,Transparent のReference シリーズをメインに、一部ACROLINKを使用しています。・・・続く

電源部の効果[2012年11月22日]

そこでいくつか選択肢を上げてみました。1)ACCUPHASE・PS AUDIO・TRANSPARENT・光城精工のクリーン電源 2)CSE のクリーン・レギュレータ 3)UPS無停電電源装置 4)電源ボックス 5)電源ケーブル など様々あります。今回選択したのはボルトアンペア―社のステップアップトランス内蔵電源モジュールGPC-TQです。http://www.voltampere.jp/original.html

ノーマルモード・コモンモードノイズをカットしてくれ、電力を余り食わない、スペースも取らない、静粛性が高い、多くのスタジオでも導入され定評がある。これらの理由と価格面との折り合いで購入に踏み切りました。最後まで残った対抗機種はACCUPHASE のPS510の中古モデルでした。PS520が発売され、下取りが出てくると予想していましたがなかなか低価格での購入が難しく、利用しているお客様に聞いたところ非常に電力を食い、電気代も大分上がったそうです。しかし、効果のほどは絶大であるとのご意見でした。・・・続く

 

電源部の効果[2012年11月18日]

現行機種の専用電源部を確認していくつかの事象に気づきました。列記すると、アナログレコードでは最新のVPI Scoutmasterの電源部、Roksan / TMS そしてGoldmund / Studietto の3機種いずれも別電源です。Pre AmpではJ.R.D.GのCoherenceとPhono Eq の両方が専用別電源です。カスタムメイドで特注したものはStudietto , Phono Eqの2機種です。これらの電源部を活かすためにさらに追加しているのが、電源ケーブルや電源タップになります。日本の電源事情は貧弱で、それを補うために電源部を強化せざるをえません。・・・続く

電源部の効果[2012年11月17日]

私がオーディオ熱に侵されたのはいくつか原因がありますが、まず最初はJ.R.D.GのPHONO EQ で特注の特別電源を作成して頂いたことが挙げられます。通常はPRE AMP とPHONO EQの両方を兼ねた電源部を利用するのです。15年ほど前になりますが、PRE AMPを下取りに出してCOHERENCE を購入したためPHONO EQ の電源を失うはめになりました。そこで、PHONO EQ 用の専用電源部が必要になったわけです。当時としてはとてつもなくシンプルな構造でしたが、価格はPHONO EQ本体 よりも高価でした。Jeff Rowland氏によるカスタムメイドです。そこで再生した時の驚きは今でも忘れられません。・・・続く

SONY PHA-1(7)[2012年10月26日]

スピーカーケーブルは250円/m~15,000円/mまで試してみましたが音の傾向はかなり変わります。イヤフォーンの音質と比較すると音場感が狭く、通常と逆(響きが少ない)に聴こえました。その中ではZuAudioのMISSIONが解像度に優れ、低域にエネルギー感があり音質対価格に合っていると感じました。ケーブルではむしろ stereo mini cableの品質の影響が大きいのかも知れません。

The Dog + iPod touch

The Dog + iPod touch

結果的にはPHA-1を使用した時の音質よりも The Dog / scandyna に直接 iPod touch を繋いで聴いた方がデザイン、音質さらには価格的にも見合っていると思います。私の経験値で結論を述べるならばPHA-1は携帯性、音質面においても非常にすぐれたヘッドフォンアンプであり、ポータブル用途だけではなく PC接続におけるハイレゾ音源を再生しても高音質で、響きの豊かな音場を与えてくれる。しかし、現状ではPHA-1をシステムに導入してスピーカーを鳴らすには至っていない。PHA-1には更なる改良を期待したい。・・・続く

 

 

SONY PHA-1(6)[2012年10月25日]

今回からはPHA-1をイヤフォーンではなく、スピーカーに出力して聴いてみよう。最初に取り上げるのは今話題の真空管アンプCarot One:ERNESTOLO です。このアンプはプリ部とパワー部が分離しているセパレートタイプのプリメインアンプです。

PHA-1+ Carot One

PHA-1+ Carot OneA

写真に示したように、PHA-1のPHONE 出力端子からERNESTOLOのLINE INNに直接つなぐのが最も音質が良好でした。つまり、管球プリアンプは使用しません。そして電源部もPOWER 部だけに接続し、プリ部には繋ぎません。STEREO MINI CABLEはCarot Oneに付属しているものよりPHA-1に付属している方を利用してください。SONY PHA-1に使われているVOLUME は高品質で精度の高いものです。バッテリー駆動の良さも得られているのでしょう。

PHA-1+Carot One+Model4738

PHA-1+Carot One+Model4738

このシステムに合わせるスピーカーは当然小型で響きのよいものを選びたいですよね。四十七研究所のModel 4738で再生してみました。ここでスピーカーケーブルを色々試してみましたが、ずいぶん音質が変わります。Carot One のスピーカーケーブルはバナナ端子が一番使い易いです。・・・続く

24bit 96kHzデータ(続き)[2012年10月15日]

iPod touchに96kHz , 24bit のwav data をi Tunes を介して転送すると「 fileは見つけられなかったため・・・のiPodにコピーされませんでした」とメッセージが出てしまいます。これはMacだけでなくWindows 7でも同様でした。第五世代iPod touch ではどうでしょうか?また、SONYから iPod touchのdigital 入力可能なヘッドフォンアンプ(PHA-1/39,800円)は「96kHz/24bit音源再生に対応、さらにiPod/iPhone のマルチコネクターからUSBケーブルで接続することでデジタル伝送も可能となっている」と謳っていますが音質はどうでしょうか?ヘッドフォン端子がステレオミニなのもちょっと残念です。iPod touch からPHA-1を経由しCarot One に入力して47研究所のModel 4738で再生してみましょう。

お客様の感想[2012年10月14日]

 原作/竹宮恵子:私を月まで連れてって!,私を月まで連れてって!II  このLP2枚を24bit , 96kHzにハイレゾ変換しSDカードで納品いたしました。このアルバムは非常に色彩に富んだ音色をもっており、また透明感に溢れCartridgeはSHELTER社:Harmonyが一番適していると思えました。そして、24 bit , 96kHzで録音することによりワイドレンジで高域が伸びストリングスを美しく再生してくれました。以下はお客様の感想です。

昨日、レコード及びSDカード等を無事受け取り、システムへのインポートを行い、本日、じっくりと試聴することができました。一言でいいますと、自然というか、耳に馴染む素晴らしい音質で感激しております。選択して頂いたカートリッジのおかげでしょうか、静寂の中に透き通ったハーモニーが奏でられ、心からリラックス出来る感じがします。この度は想像以上の素晴らしい音質で、迅速丁寧な対応をして頂きましたことに感謝いたします。末永く、聴いていきたいと思います。

ありがとうございます。

私を月まで連れてって!

私を月まで連れてって!

私を月まで連れてって!II

私を月まで連れてって!II

「LPの魅力を確認したい」一人でも多くの方にその素晴らしさをお届けできたらと考えながら仕事に励んでおります。これからも長くお付き合いください

 

24bit 96kHzデータ(続き)[2012年10月13日]

iTunesでのwaveデータの取り込みは24bit , 96kHzまで可能で、もちろん再生も同様になります。以前家電量販店やapple store , オーディオショップで聞いたところiPodの再生はiTunesと同様だと教えていただきました。オーディオ雑誌にもそのように書かれております。しかし、試したところ24bit , 44.1kHzまでがiPod touch で可能でした。使用機種は第四世代iPod Touch 64GとMacBook Pro Retina です。今月に発売される第五世代iPod touch から24bit に対応すると記載されています。情報が入り乱れており、混乱します。もっともイヤフォーンで音楽を楽しむ分にはmp3,WMAで十分でした。しかし、アンプを介してスピーカーで音楽を聴く場合は別です。iPod touch でも24 bit のハイレゾ音源は十分効果があります。beatles のUSB BOX には24bit , 44.1kHzのflag データとmp3の音源が用意されていますがiPodで聴くことが出来るのはmp3のみです。ハイレゾはPCでしか聴くことが出来ません。そこで、今回MFSL盤beatles LPを24 bit, 44.1kHzにハイレゾ化してUSB BOXとの聴き比べをしたいと考えております。