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PHA 2 購入(4)[2013年12月23日]

昨年は「PHA-1のPHONE 出力端子からERNESTOLOのLINE INNに直接つなぐのが最も音質が良好でした。つまり、管球プリアンプは使用しません。そして電源部もPOWER 部だけに接続し、プリ部には繋ぎません。STEREO MINI CABLEはCarot Oneに付属しているものよりPHA-1に付属している方を利用してください。SONY PHA-1に使われているVOLUME は高品質で精度の高いものです。バッテリー駆動の良さも得られているのでしょう。」
今回はPHA-2のLINE OUT出力端子を利用します。ERNESTOLOの管球プリアンプに接続して試聴します。Carot Oneでボリュームの調節をします。ダイレクトにパワーアンプに入力すると当然大音量になります。

PHA-2+Carot  One

PHA-2+Carot One

 

このシステムに合わせるスピーカーは前回同様四十七研究所のModel 4738で再生してみました。
ベストマッチングした音の響きが得られ楽しいです。ここではDSD(2.8224MHz)と5.6448MHzの差はハッキリと認めることができます。音の粒立ちが細かく、さらに情報量も増加しています。・・・続く

PHA 2 購入(4)[2013年12月22日]

1:SONY /SOUND FORGE PRO11 , 2:SONY / Hi-Res Audio Player , 3:foover 2000 plus
これらの3種類のplayer softでの音の響きを比較すると
1:SOUND FORGEは24bit,192kHzでの試聴になりますが、モニター調の癖のない音作りです。DSD対応波形編集ソフトは民生用ではありませんので早くDSDに対応してほしいです。
2:Hi-Res Audio PlayerはDSDの特徴であるAnalogueの雰囲気に最も近いと思います(繊細でありながら情報量も多く、音場感も豊かである)。温度感は低くレベルを追い込んでいくとかなりの線まで答えてくれるが疲れる。

3:foover 2000 plusはHi-Res Audio Playerに比べると低域の押し出しが強く、響きも豊かです。こちらの方が聴いていて心地よく、長時間の試聴には適していると思う。

PHA-2 LINE OUT

PHA-2 LINE OUT

いずれのplayerもX64(2.8224MHz)でも充分音楽の響きを感じることが出来、x128(5.6448MHz)にグレードを上げてもイヤフォーンで試聴する限りでは歴然とした差は得られなかった。
しかし、PHA-2のLINE OUT機能を利用するとその差は歴然となる。・・・続く

PHA 2 購入(3)[2013年12月21日]

i-Podを接続した時は感じなかったけれども、PCでの印象は素晴らしく良かったです。今回使用したプレーヤーソフトは3種類です。
1:SONY /SOUND FORGE PRO11 , 2:SONY / Hi-Res Audio Player , 3:foover 2000です。1のSOUND FORGE PRO11はDSDには対応していません。
いずれのソフトを利用してもPHA-2が奏でる音の響きは1万円ほどのイヤーフォンからとは思えない音像・音場を与えてくれます。

PHA 2 とVAIO

PHA 2 とVAIO

・高音質ラインアウト用オペアンプ(LME49860)を搭載し、高品質なDACからの出力をそのまま2Vrmsで出力
・DACにはTexas Instruments製PCM1795を採用し、192kHz/24bitまでのPCMおよび2.6MHz、5.6MhzサンプリングのDSDといったハイレゾリューションオーディオファイルに対応
・高品質ヘッドホンアンプ(TPA6120)を搭載
これらが全て揃ってはじめて響きのよい再生音を作り出しているのでしょう。
特に驚いたのは情報量の多さです。もともと、ヘッドフォン・ミュージックは情報量は多いのですが「音楽の響き」を伴わないケースが多いのです。
このPHA-2は空気感さえも表現してくれます。これならば波形編集用にも利用可能です。・・・続く

PHA 2 購入(2)[2013年12月20日]

先ずはi-Pod touch (第4世代/64G)を接続して試聴と思ったが、PHA-2との接続ケーブルが今回は付属していないため、Macに付属してきた1mの長いケーブルを使用。

PHA 2 とi-Pod

PHA 2 とi-Pod

i-Podの電源を入れ、入力切換スイッチをi-Phone/i-Pad/i-Pod接続端子にします。これで44.1kHz,24bitのwave dataは試聴できました。これと言って、PHA-1との違いは感じませんでした。次に本来の目的であるパソコンでの試聴に取り組みます。最初にドライバーのインストールです。PHA-2の入力切換スイッチをUSBにするのを忘れインストールに失敗、そのままもう一度トライして無事Sony Portable Headphone Amplifier USB Audio2.0をダウンロードして、インストールしました。引き続きパソコンにHi-Res Audio Playerをインストール。とりあえず取り貯めていた24bit,44.1kHz ,および24bit,192kHzのwave dataを再生確認しました。引き続きDSDAudio(2.8224MHz)を再生。・・・続く 

PHA 2 購入[2013年12月19日]

YODOBASHI.COM Web 限定価格が39,800円+10% pointでおもわずポッチてしまいました。
昨年の10月にPHA 1を購入した時はどこにも在庫が無く、銀座SONYビルまで行ったのを思い出します。sony store会員でしたので15%offの35,000円ほどで購入できました。今回は発売から1月遅れとはいえ同額で購入できたのが不思議です。audio union では中古が39,800円でした。

PHA 2

PHA 2 本体と付属品

当初はまったく購入予定がありませんでしたがハイレゾ対応レンジが24bit,96kHzから24bit,192kHzに広がり、さらにDSD(2.8224MHz , 5.6448MHz)にも対応しているので録音のチェックだけでなく波形編集にも利用できます。
前回同様に使用経験を記載していきますので参考にしていただければ幸いです。
いくつか付属品に変更があります。
1:i Podとの接続ケーブルがなくなり、Walkmanとのdigital ケーブルが入っています。
2:LINE 入力・出力端子が新たに加わりました。・・・PHA-1ではLINE OUTはなく、PHONE 端子を使っていたので期待できそうです。・・・続く

dCS p8iを購入[2013年12月14日]

現在dCSからPucciniが一体型SACDプレーヤーとして販売されていますが、250万円と高額です。Paganini,Scarlatti,Vivaldiなどのシステムは桁外れの高値で一般向けではありません。初代の一体型SACDプレーヤー/p8iは5ビットリングD A Cを備え¥1,575,000(税込)とちょっと無理をすれば購入できる機種でした。一方、p8iに使われているフィリップスのドライブメカが製造中止になり修理も難しい現状ではなかなか購入に踏み切れませんでした。ところが最近知ったのですが、p8iをバージョンアップ(p8i MkII)出来るのです。ドライブをフィリップスからティアック・エソテリック製UMK5に乗り換えるという大技だそうです。このドライブはPuccini, Paganiniと同一のもので非常に魅力的です。ドライブのほかにシャーシーも完全交換してくれるとのことです。p8iの購入費用とMkIIへのバージョンアップ費用の合計が60万円ですので決心いたしました。今使用しているElger plus 1394との聴き比べも興味深々です。

Digital化作業の依頼[2013年12月09日]

現在digital化作業の依頼は以前に比べ特定のアーティストに集中する傾向にあります。
これまでは、お一人様で1枚・2枚のご依頼でしたが、今は最も多い方では12枚のご依頼がありました。
お客様のこだわりを強く感じられます。先日はPeter Gabrielのアルバムを10枚お持ちになられました。
私はGENESISの一員としてのPeter Gabrielしか知りませんでしたので、彼のレコードを聴いた時は演奏・録音の両面で感動させられました。
Peter Gabriel とPhil Collinsが所属していたGENESISのThe Lamb Lies Down On Broad そしてPeter Gabrielが脱退したあとのA Trick Of The Tail(MFSL1-62)
共に優秀録音です。特にPeter Gabriel の12inchi , 45rpm盤には圧倒されます。これぞHi-End Audioの醍醐味と思える「音楽の響き」です。
スピード感に溢れ、鮮烈・鮮明・精緻な音像はオーディオ装置の限界を試されているようです。続く

Peter Gabriel

Peter Gabriel

Peter Gabriel

Peter Gabriel

録音機材[2013年11月29日]

録音に使用している機材はレコードプレーヤー(VPI/Scoutmaster)からフォノイコライザー(J.R.D.G/CONSUMSTE)に信号が送られ、プリアンプ(J.R.D.G./COHERENCE)を経由してA/D Converter(Ayre/QA-9DSD)に行きます。今回はプリアンプを除きフォノイコライザーからダイレクトにQA-9DSDに信号を送り録音してみました。
結果はかんばしくありませんでした。まず出力レベルの低下が認められ、2dBuほど下がっていました。音質もすこし荒い傾向で繊細な響きが後退しておりました。
随分昔のことですが、Simple is Bestと言われた時代にプリアンプを使用せずCDPlayerからパワーアンプに直結させ間にゲイン調整するのが流行ったことを思い出しました。
この時も今回と同じようにプリアンプの必要性が高く評価されたものです。オーディオ装置の要はプリアンプに有り、これは再生系だけではなく録音にも当てはまるのでした。

Cardas Clear Cable 追加購入[2013年11月18日]

Tonearm cableをCardas / Clear にして情報量も増加し、「音の響き」が豊かになったのでPhono EQ~Pre Amp間にもCardas /Clear を導入することにしました。Clear CG XLR 0.5m (CG XLR)は ¥238,000 と高額ですのでなかなか購入の決断ができませんでしたが、e Bayで新品($1250)を入手できました。
0.5MをTonearm に使い、これまで使用してきた1.0MをPhono EQ~Pre Amp間で使用することにします。
しばらくエージング期間をもうけてから録音を再開する予定です。

近況[2013年11月15日]

CH Precision D1 with stereo analog out ¥3,950,000(税別)(アナログ2ch出力ボード×1、デジタル2ch出力ボード×1)搭載をSISに行き試聴してきました。
巷で言われているようにdCSの音作りとはかなり異なりanalogueの香り漂う艶のある音でした。鳴らしているスピーカーもQ3で低域がやや太めですが決して膨らまない私好みの響きで鳴っていました。友人はQ5に惚れこんでいるようですが、価格が900万越えと常軌を逸しているので悩んでいました。(購入価格100万のNORDOST/ORDIN  tone arm cableも十分常軌とは思えませんが?)
結局D1 with mono analog out ¥4,200,000(税別)(アナログモノラル出力ボード×2、デジタル2ch出力ボード×1)搭載を横浜の自宅に持ち込み比較試聴することとあいなりました。
その結果はまた来週報告いたします。
QA-9proですがやはりda-3000との間でDSD録音が出来ないとアクシスから連絡がありました。検証にはもうしばらく時間がかかりそうです。
今日の試聴ルームは時間が取れず時間がずれてしまい申し訳ありません。