12月1日より価格改定[2013年11月09日]
お客様の要望で新しいサービスを作ってみました。 これまでのアルバムには必ず曲ごとにファイルを作成し、市販のCDと同様に選曲可能にしてきました。これを簡略化して、アルバム通しのファイルのみを作成しました。これにより大幅に作業時間の短縮が見込めます。料金もLP一枚¥4,500円のところを¥3,500円で提供いたします。 これからもよろしくお付き合い下さい。
wave dataは24bit , 192kHz・DSD化作業も5.6448MHzまで可能ですのでご利用ください。
オリジナルレコード | 音楽CD | ジャケット | データDVD | 価格 | |
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LP (12インチ 30.48cm)盤 1枚 | ○1枚 | ○ | ○1枚 | ¥8,000円 | |
LP (12インチ 30.48cm)盤 1枚 | ○1枚 | ○ | ※ | ¥4,500円 | |
LP (12インチ 30.48cm)盤 1枚 | ※ | ○ | ○1枚 | ¥5,000円 | |
EP ( 7インチ 17.78cm) 盤 1枚 | ○1枚 | ※ | ※ | ¥2,000円 | |
SP (12インチ 30.48cm)盤 1枚 | ○1枚 | ※ | ※ | ¥2,000円 |
Ayre / QA-9pro導入(7)[2013年11月03日]
QA-9proに接続するCableにも相性があります。tone arm cableはcardas / clear を使い、phono EQからCOHERENCEには大昔のMIT / MI 330 Shotgun Blance を利用しています。MIT / MI 330 は今でも人気モデルで中古市場でもあまりお目にかかれず、まめにチェックしていないと入手できません。非常にナチュラルで色づけのないSN比の高いCableです。一方Cardas / Golden Refferenceは再生系の音作りには適していますが、色付けがあるので録音系には適しません。むしろCardas / Presenceのほうが録音系には合っていると思います。現行モデルでは高額ですがCardas / clear が一番使いたいケーブルです。RCA CableならWBT 端子の0102Agが素晴らしく、XLR CableではCardas / CG M XLR / CG F XLRが推薦できます。Cableももちろん大事ですが、端子も音質に大きく係っています。・・・続く
Ayre / QA-9pro導入(7)[2013年11月02日]
気分がハイテンションの時は気持ちを静めたいのでROKSAN / TMS + SHELTER / Model9000システムを使用してきました。一方気分が落ち込んでいる時も同じくROKSAN / TMS + SHELTER / Model9000システムで心を癒すように使っています。もちろんシステムは同じですが試聴ソフトは異なります。平穏な気分の時はVPI / Scout Master+SHELTER / Harmonyを使用します。Scout Masterに比べTMSは低域の響きが厚く・重低音にエネルギーを感じます。SHELTER / HarmonyはModel 9000に比べ色彩感が豊富に思えます。また、Scout Masterに使用しているTone arm Cableの方が繊細で・SN比の高い音の響きが得られるようです。これらが絡み合って絶妙の「音楽の響き」を奏でているのです。
ところが、録音するとこの微妙なバランスがズレルことがしばしば起きます。主な要因はA/D Converterにあります。A/D Converterは単独に全てを制御してしまいます。今回利用しているQA-9proはまさに録音における最重要機材であると断言できます。・・・続く
Ayre / QA-9pro導入(6)[2013年11月01日]
Wes Montgomery / Bumpin , Earl Klugh / Late Night Guitar , Joe Sample / Rainbow Seeker , Vince Guaraldi Trio / Jazz Impression of Black Orpheusこの4作品は決してエネルギッシュではないが、色彩感に溢れておりSN比の高いシステムで試聴すると繊細な弦の響きを感じることができます。使用するシステムはVPI / Scout Master+SHELTER / Harmonyが打って付けだと思います。
Super Tramp / Crime of The Century , Alan Parsons / I Robot の2作品はVPI / Scout Master+SHELTER / Harmonyシステムで試聴すると透明感・浮遊感・色彩感を得ることが出来ますがエネルギー感・中低域のボリュウム感は物足りなさを感じてしまいます。ROKSAN / TMS + SHELTER / Model9000システムでは繊細感は得られませんが、ボリュウム感は満足させられます。両システム共に多くの情報量を得られますが、「音の響き」は大分異なっています。私はジャンルによって使い分けすることもありますが基本 VPI / ScoutMaster+SHELTER / Harmonyで試聴します。むしろ使い分けはその日の気分によることが多いです。・・・続く
Ayre / QA-9pro導入(5)[2013年10月31日]
Ayre / QA-9pro導入してから1週間ひたすらLP Recordsの録音をしていました。MFSL TEST PRESS 盤を中心に30タイトル程選択しての作業です。
Wes Montgomery / Bumpin , Earl Klugh / Late Night Guitar , Vince Guaraldi Trio / Jazz Impression of Black Orpheus , Joe Sample / Rainbow Seeker , Chuck Mansione / Feel So Good , Tony Bennett Bill Evans Album , Basie Plays Hefti , Super Tramp / Crime of The Century , Alan Parsons / I Robot ,などなど演奏はもちろんのこと録音も素晴らしいアルバムです。もちろんBeatles Box Setの13アルバム14枚の録音も入っています。ここで思い付いたことは最近2か月間はいつもVPI SCOUT MASTER/ SHELTER Harmonyを使用しての録音でした。ROKSAN TMS / SHELTER Model9000の組み合わせを利用していませんでした。Tonearm Cableの検討をしていたのでTMSからいつのまにか遠ざかっていたのです。TMSは特注でcardas / Golden FiveのXLRCableを完全に固定してあります。・・・続く
Ayre / QA-9pro導入(4)[2013年10月27日]
Word ClockのCableも音質に大きく係っています。これは以前dCS/ElgerとTASCAM DV-RA1000HDのセットアップをした時に分かったことです。Ayre QA-9proはDSD出力が可能なことで購入されていると思いますが、もう一つの機能として4系統のWord Clockを可能としています。dCS Veronaを手放して非常に後悔していましたが、今回QA-9proにアップグレードすることによりMaster Clockを再び手に入れることが出来たわけです。マスタークロックはこのシステムDV-RA1000HD , DV-3000 , Elger plus 1394 3機種の同期動作をクロック精度を高めるとともに、またシステム全体のジッター歪を低減させる効果があります。一挙両得の効用を狙っての投資は実をむすぶのでしょうか?
DSD 録音の設定は次回に持ち越しです、今週はwave dataによる録音でQA-9proのエージングを進めていくことにします。・・・続く
Ayre / QA-9pro導入(3)[2013年10月26日]
QA-9proですがロゴはなぜかQA-9DSDになっています。あくまでもpro useではなく民生用の上位機種と言う意味なのでしょうか?
実際スタジオで導入されているのは極少数のようです。私はApogee A/D D/A コンバータも長年利用してきましたが、民生用とプロ用は扱う輸入代理店も異なります。技術的な質問や故障時の対応の仕方も違っており、対応が素早く時には代替機を用意してくれることもありました。録音レベルを確認するためのCD-Rを無償で作成し渡してくれたり親身に対応してくれます。アクシスにはそこまでの対応は無理のようです。あくまでも民生用としての販売店なのでしょう。dCS社も最初はスタジオ向けのpro useでスタートしたと思いますが、当時はタイムロードが代理店でした。タイムロードは全国のスタジオを相手に機材の搬入を手がけていましたが、現在の太陽インターナショナルが代理店になってからは民生用に移り変わったようです。どちらにせよより素早く・丁寧な対応をしてくれるよう願うばかりです。・・・続く
Ayre / QA-9pro導入(2)[2013年10月25日]
最初にwave dataによる録音を手がけました。24 bit , 192kHzで前回にも使用したNautilus 45rpm/direct cutting/JVC Press PRLP-1 LEE RITENOUR/An Infinity turn-onを録音しました。
今回はAyre QA-9proのWord ClockをMasterにしてDA-3000側をSlaveに設定し、もう一つdigital cableをCardas Clear Digital AES/EBUに変更しました。
音質の変化は予想通り、私の期待に応えてくれました。24bit , 192kHzの音は情報量は増えるのですがエネルギー感が薄くなる傾向にあり不満を感じていました。これが解消され、かぎりなくanalogue recocrdsの再生音に近づいてくれます。Lee Ritenourの弦の響きが一段と鮮明になり、演奏途中にはいる笛の音色が単色から多色に表現されています。
もうこの環境からは戻れません。Word Clockによる信号の同期が非常に大事であると再認識しました。Word Clock用にはCardas Lightning 15 BNC cableを利用しています。・・・続く
Ayre / QA-9pro導入[2013年10月24日]
Ayre / QA 9proがとうとう入荷しました。いつも通り写真をアップします。
BNC digitalケーブルを利用できるAyre QA-9PROの裏側です。
左側からWorld Clock , DSD Clock , DSD R , DSD Lの出力端子が4系統追加されました。
DSDには右側の3種類の端子を使い、WAVE出力には一番左側のWorld Clockを利用します。
これまでのwave 録音ではWorld Clock を利用してこなかったので、今回はAyre QA-9proをMaster Clockとして設定しTASCAM DA-3000側をSlave側として設定しました。
左側の画像は再生装置Ayre QB-9DSDはwave data 24bit ,192kHz / 録音装置QA-9proも同様に24bit , 192kHzで設定したものです。
右側の画像は録音装置をDSD 128x(5.6448MHz)で設定したもので、左側のLEDが赤く点灯します。・・・続く
Ayre / QB-9DSD(7)[2013年10月21日]
OTARI / MX-55のオーバーホールを終え、Beatles open tapeを再録音しました。素晴らしい音質に唖然とさせられました。通常Beatlesの録音は24bit,44.1kHzで行っていますが、今回は24bit,192kHzでおこないました。CDではとうてい再生できない臨場感と60年代という時代のもつ雰囲気を感じることができます。レコードと比べても音圧が高く感じられ、よりアナログ的な音の響き(情報量は多いにもかかわらずキツイ音は出さない心地よい響き)が得られます。パーカッション・弦の響きに艶を感じ、まるでスタジオ・会場で生演奏を聴いていると錯覚させられます。QA-9proを導入したら真っ先にDSD録音したい音源のひとつです。さて2.8224MHzで録音するか、5.6448MHzを選ぶか悩みます。