TASCAM DA-3000(11)[2013年09月26日]
DA-3000でアルバム8枚(Jazz,Rock,Pops,Classic,Vocal,Piano・・・)を録音して気が付いたことがあります。DA-3000はPCを使わずにwave dataを取り込めるので、PCでの作業も波形編集をするのみです。最終作業にCD-Rの作成はPCで行っていますが、これもRA-1000HDで行う方が効率は悪くなりますが音質重視するならば選択肢のひとつになります。そこで波形編集した後DA-3000で再生してやります、これをRA-1000HDのdigital 入力端子に送りCD-Rを作成します。確かに音質は改善したように感じます。Track number はコピーされますが曲タイトルやアルバム情報を入れることはできず、非常に不都合が生じます。やはりCD-Rの作成はPCで行うのが最適のようです。ではDA-3000で再生してやるwave data は24 bit , 44.1kHz ~ 192kHzのどれを選択したらよいか疑問を持ちます。これまでの経験から24 bit, 176.4kHzが最良と考えていましたが、これですとdCS Elgerによる再生は出来なくなります。次に88.2kHzで録音してみましたが44.1kHzよりワイドレンジで情報量も多くなり確かに音質改善には有効ですが、あまりにも中途半端な設定なので素直には選択し辛いです。ここは割り切って24 bit,44.1kHzを採用しました。・・・続く
アクシスからは何も連絡がありません!!Ayre にはもう期待できないのかな?
TASCAM DA-3000(10)[2013年09月23日]
QA- 9をA/D converter として利用し、DA-3000で録音しました。DA-3000で本体再生した結果は以下の通りです。
24 bit , 44.1kHz :とても元気のでる「音の響き」
24 bit , 96kHZ : 見晴らしの良い、素直な「音の響き」
24 bit , 192kHz : ワイドレンジで限りなく広い音場・情報量の多い多彩な「音の響き」
24 bit , 192kHzの「音の響き」を聴いた後に24 bit , 96kHzの「音の響き」を試聴すると、音楽会場のスペースが狭くなり音も若干こもった印象を持ちます。しかし24 bit , 96kHzの音源をdCS Elger plus 1394を通して再生するとこの印象は一掃されます。実体感を伴った倍音をも聴き取れる魅力あふれる「音の響き」が得られます。残念ですが、Elgerでのdigital in (RCA , AES/EBU)端子は24 bit , 96kHzまでしか対応できないのが悔やまれます。
TASCAM DA-3000(9)[2013年09月23日]
Ayre QA-9とTASCAM DA-3000をAES/EBU接続(digital)することにより、DA-3000のa/dではなくQA-9のa/dを利用するのです。録音レベルはQA-9で調整し、DA-3000のDIGITAL VOLUMEは 0 dB にします。またQA-9とDA-3000のサンプリング周波数を同期させる必要があります。DA-3000にはサンプリングレートコンバータ―を搭載していますが、ここで使用する必要はありません。QA-9はWORD CLOCKの入出力端子を持っていませんがDA-3000と同期させることは可能です。しかし厳密に同期させるにはQA-9をQA-9 proにバージョンアップする必要があり、やはり我慢することになるのです。QA-9 proになれば録音はDSD(2.8224MHz or 5.6448MHz)が可能になります。DA-3000のA/Dで録音した時は本体での再生音は「並」でしたが、QA-9のA/Dで録音した時はワンランク アップしていました。これならdCS Elgerを通さづDA-3000で直接再生しても十分「音の響き」を楽しむことができます。そこでDSD(5.6448)の録音に挑戦?まだQA-9 proではないので我慢・我慢・・・続く
TASCAM DA-3000(8)[2013年09月22日]
訂正します。DA-3000をテーマにしたblogはAyre QA-9 proが導入されるまで見送らせていただきます。
Ayre / QA-9のマニュアルを眺めていたら、一度も使用していない機能を見つけました。普段はUSB CableでMacに繋ぎ録音していますが、このUSB Cableを外すことにより直接DA-3000 or RA 1000HDにdigital 録音できるのです。
当然DA-3000 or RA 1000HDのA/D ConverterよりQA-9のA/D Converter の方が高性能でしょうから、PCM録音は現状のままでも利用価値十分です。QA-9は24bit , 44.1kHz~192kHzまで本体裏側のディープスィッチを切り替えることにより選択できます。今回は24bit , 44.1kHzでDA-3000にAES/EBU接続して録音してみました。予想通りの素晴らしい録音が出来ました。今まで気が付か無かった自分に腹が立ちます。Ayre / QA-9をMacで利用することしか念頭になかったのです。
「???Mac必要ない」ことになります。Sound Forge Macも必要なくなります。DA-3000のSD Card に録音し、Windowsで波形編集すれば完成です。非常に作業もシステムもシンプルでかつ高音質と一挙三徳です。スペースも広がり・ケーブルも減らせる・いいこと尽くめでちょっと疑心暗鬼になります。近々QA-9がpro仕様にバージョンアップしてもAES/EBU Cableを3本のBNCに変更するだけで対処可能です。・・・まだまだ続きます
これも我慢の賜物ですかね
TASCAM DA-3000(7)[2013年09月22日]
TASCAM RA-1000HDが発売され、DSD file の作成が手軽に・身近で行えるようになりました。一般的にはDSD fileを作成し、これをPCM fileに変換しCD-Rを制作していたようです。DSD fileのアナログ的な音質が重宝で、マスターテープのような扱いをしていたのでしょうか?DSD64(2.8224MHz)のdataは24bit,192kHzのPCM dataよりも小さく扱いやすさもあったと思います。業界には当然DSD fileを扱える波形編集ソフトもあったのでしょうが、民生用ではありません。これはSACDと同じで、普及が遅くなる・もしくは普及しないことに繋がります。TASCAM RA-1000HD本体での再生音はごく普通のオーディオ機器と同レベルですが、dCS Elger plus 1394に接続してやるとCD-Rも驚愕するほどの音場感が得られます。Single RCAでも十分満足出来ますが、AES/EBUでのダブルスピード+ダブルワイヤーを利用した時の「音の響き」には感服させられます。この音はDA-3000では再現できません。DA-3000の「音の響き」は解像度の深さ・静粛さにあると思います。DA-3000には冷却用のファンモーターがなくとても静かで助かりますが、1昼夜使っていると本体が高熱になります。当然熱はCPUに悪影響を及ぼし、録音時の音にもよくないでしょう。TASCAM RA-1000HDとDA-3000のDSD file の音もやはり RA-1000HDの方が魅力的です。別の話になりますが、「一時ハードディスクは高速で回転するので音質には良くなく、SSDは非回転ハードディスクなので高音質で再生できる。」今は否定されていますが同じ原理ではないでしょうか?
「音の響き」で選ぶならばRA-1000HD、fileの取扱いで選ぶならばDA-3000
いずれを選んでも録音・再生機器としては多機能・高音質な製品であることは間違いありません。
DA-3000をテーマにしたblogはAyre QA-9 proが導入されるまで見送らせていただきます。
アクシスも18日と約束しているのですから、遅れている理由くらい知らせるべきと思います!何の連絡もありません。我慢・我慢・我慢・我慢
TASCAM DA-3000(6)[2013年09月21日]
RA-1000は2005年に発売され、RA-1000HDは80GのHARD DISKを追加した後継機で2007年に250,000円(税抜き)
DA-3000は今年の8月30日に99,800円(税込)で発売
TASCAM RA-1000HDでは可能でDA-3000に出来ない機能
1:CD/CD-R/DVD/DVD-R/DVD-RW等の再生・録音が可能、HARD DISKに直接録音・再生が可能
2:出力端子にDOUBLE SPEED DOUBLE WIREを利用できるXLR端子が2つ用意されている。
3:録音レベル調整時にボリュウム入力だけでなく、バランス入力も調整可能
4:PC接続はPS/2キーボード
TASCAM DA-3000では可能でRA-1000HDに出来ない機能
1:CF CARD / SD CARD / SDHC CARDの再生・録音が可能、USB MEMORYの再生が可能
2:DSD 64(2.8224MHz)はもちろん、DSD128(5.6448MHz)の再生・録音が可能
3:RA-1000HDは本体で録音したDSD fileしか再生出来ないが、DA-3000はfile形式が一致していれば他機種で録音したものでも再生可能
4:ファイル名(曲名)の変更を本体だけでなく、PCで簡単に修正可能、接続はUSBキーボード
5:DIGITAL COPY(PCM file)時にSAMPLING RATE CONVERTERを利用できる
6:リモコンが無線である・・・非常に便利です
・・・続く
TASCAM DA-3000(5)[2013年09月20日]
TASCAM DA-3000で録音をしていて気が付きましたが、録音・再生が4系統で同時チェック出来ます。1系統目は入力時のLPで、2系統目はDA-3000での再生音、3系統目はDA-3000からdCS Elger plus 1394にdigital入力し、d/a変換した後の音源で、最後はAyre QA-9でa/d変換したものをPCを経て再びQB-9でd/a変換した音です。再生音にはそれぞれ特徴があり興味深いです。もっとも音圧が高く帯域の広いのがdCS Elger plus 1394の音です。DA-3000での音は若干ハイアガリで高域に艶があります。AyreQA-9 , QB-9ではPCM fileになり、24 bit,44.1kHzでは元気の良い音、24bit,192kHzではワイドレンジの素直な音作りになります。
DA-3000の設定をDSD(2.8224MHz)にすればdCS Elger で再生できます。DSD(5.6448MHz)も魅力的ですが、今回はElgerでの再生を重視しました。Elger での再生音はAyreQB-9の再生音を凌駕しています。それだけに新しく発売されたQB-9DSDに期待をしています。それ以上にQA-9proの入手に待ち焦がれています。DSDでのもっとも大きな問題は編集が出来ないことで、特にLPなどからdigital化する時のノイズ対策には困窮しています。ほとんどはHannlのMeraによる洗浄で済むのですが、それでも取りきれないノイズがあるのも事実です。現時点ではPCM録音して、SoundForge Pro11で編集しCD-RをTASCAM-1000HDでElgerを介して再生するのが一番好みの響きが得られています。次回は1000HDとDA-3000での使用を比較してみようと思います。・・・続く
Ayre / QA-9pro , QB-9DSD[2013年09月19日]
18日にはアクシスに部品が届くはずですが、連絡が来ません。どうしたんでしょうか?Ayreのチャールズ・ハンセン氏に問題があるのか?アクシスなのか?
QB-9DSDは全国いたるところに試聴機があるのになぜ?
我慢・我慢
QA-9proは製品化されて1年近く経ているのになぜ?
TASCAM DA3000の準備も整いQB-9proを待ち焦がれています。
我慢・我慢・我慢
TASCAM DA-3000(4)[2013年09月19日]
15日「にDA-3000のCF(Conpact Flash)のformatingは4Gで2分少々と早いです」と報告しましたが、これがどうしたことか8G SD Cardをformating するのに1時間ほどかかりました。FORMATについてはもう少し検証が必要のようです。
今回はDA-3000の録音機能についてすこし掘り下げて見ました。大昔にCASET DECKを利用していたころair checkはそのままRecボタンを押して済ましていましたが、LPレコードを録音する時は必ずFADE IN , FADE OUT を心がけていました。これを怠ると、Cartridgeを置いた時のノイズがそのまま録音されてしまい恥ずかしい思いをするからです。これはNAKAMICHI / 1000 DATで録音する時も同じでした。しかしCD-Rに録音するようになってからは、直接録音はせずPC HARDDISKにいったん保存し波形編集時に不要部分は取り除けるのでFADE IN , FADE OUT作業はいらなくなりました。ところがDA-3000でDSD録音する時は再びFADE IN , FADE OUT作業が要求されます。波形編集ソフトが使えないからです。そこで役に立つのがINPUT VOLUMEの調整です。MENUボタンからMULTI JOGダイヤルを回して選択するのですが、これに慣れるのに時間がかかります、素早く進めないとFADE IN , FADE OUTがきれいに行えません。
レベルメータはRESPONCEも速く、視認性も輝度調整が出来使い易いです。できればレベル調整に加え左右のバランス調整も可能にして欲しかったです。・・・続く
TASCAM DA-3000(3)[2013年09月16日]
引き続きPCM録音を試してみました。先ずは24bit , 44.1kHz CF Cardを差し込みformatingすれば即録音OKです。LP盤を再生しながらCF Cardに録音出来るので非常に手軽に録音できます。流石に本体での再生音は今一つですが、Elger plus 1394に繋いでの再生音はHi Endそのものです。
これからは digital化CD-Rやハイレゾ音源の最終チェックはTASCAM DA-3000で行えることが分かりました。PCの立ち上げが不要だと思っている以上に負担が軽くなります。Elger plus 1394のRCA/Bal/BNC端子によるdigital outは24 bit , 96kHzまでなので192kHzは本体で再生するしかありません。RA-1000HDにはdouble speed double wireによる24 bit , 192kHzの再生も可能で、手放せません。・・・続く