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TASCAM DA-3000(2)[2013年09月16日]

いつものように使用LPはSimon and Garfunkel / Bridge Over Troubled Water です。録音レベルを+3dB , +6dB , +9dB , +12dBでファイル形式をDSD(5.6448MHz,DSDIFF)に設定して録音しました。+3dBでは眠くなるような元気のない音でしたが、+12dBではワイドレンジで音場感・音像感ともに良好でした。これほど録音レベルで音質に差が出るのは驚きです。+12dBに固定し引き続きDSD(2.8224MHz,DSDIFF) , DSD5.6448MHz,DSF) , DSD(2.8224MHz,DSF)と録音してみました。DSDとDSDIFFに差は認められませんでしたが5.6448MHzと2.8224MHzではワイドレンジ感に差を感じます。PCMにおける44.1kHzと48kHzの差に似かよっています。品質の差というより音質の好みの問題と思います。DSD録音では波形編集は出来ませんが、タイトルを入力したり曲分割も可能ですし、曲間でノイズが発生することもありませんでした。
この後PCMで録音してみます。・・・続く

TASCAM DA-3000[2013年09月15日]

やっとDA-3000をセットアップしましたが、本体は多機能モデルなのに非常に薄く・軽く接続しやすいオーディオ機器は珍しいです。

録音機材

録音機材

最初はBNC Cable(Cardas/Lightning15)を計6本、入出力端子Balance Cable(MIT/MI-330)を2Set繋ぐスペースが取れるのか心配でした。
録音・再生手順もほとんどTASCAM RA-1000HDと同じですので30分程度で基本操作は出来るようになりました。
1000HDではDVD-RWのFOMATには随分と時間がかかりましたが、DA-3000のCF(Conpact Flash)は早いです。4Gで2分少々で、DSD128(5.6448MHz)で約45分の録音が可能です。

DA-3000 通常

DA-3000 通常

DA-3000 入力調整

DA-3000 入力調整

 

先ずは録音入力レベルのチェックから始めました。左側の画像は通常の録音時間を表示、右側の画像は入力レベルの表示です。適正レベルに合わせるのに使い易く重宝します。1000HDでは+6.0dBのところがDA-3000では+12.0dBが最適値でした。・・・続く

tonearm cable[2013年09月13日]

VPI Scout MasterのJUNCTION BOX出力をRCAからXLRに変更したのが一つのきっかけでした。
それまではNORDOSTにしか興味を持てませんでしたが、NORDOSTはRCAがメインのようです。特にODIN・ValhallaはWBTのnextgen 0102Ag RCA端子に魅力を感じており、Neutrik社製のXLR端子は納得いきませんでした。
そこでCardas/CG M XLR・CG F XLRに注目が移ったのはごく自然でした。JUNCTION BOXの内部配線はNORDOSTですが、部品そのものはCardas製ですから理にかなってはいます。今はCardas/Clear XLR 1.0Mを使っていますが大変満足しています。近将来Cardas clear phono cable は定価18万円(税抜き)ですがXLR仕様は設定されていません。このcable にCG M XLR・CG F XLRを取り付けた PHONO CABLE を特注する予定です。

Ayre / QA-9pro , QB-9DSD[2013年09月12日]

秋葉原ヨドバシカメラにAyre / QB9 DSD Silver model・Black model両方が展示されていました。先日のアクシスの説明ではバージョンアップ用部品は製品と一緒に入荷の話でしたので少しショックです。ヨドバシからアクシスに電話したら、注文分の一部が入荷したそうです。私は7月中旬に発注しているのに?まあ9月18日には入荷するので楽しみに待ちます。それから受け取りが遅れてしまいましたが、明日の金曜日にTASCAM DA-3000を取りに行って来ます。

CGA M XLR  , CGA F XLR

CGA M XLR , CGA F XLR

MIT CABLE

MIT CABLE

Ayre / QA9 proが入るまで接続は取りあえず入出力共にPre ampから直接 CARDAS / CGA M XLR  , CGA F XLR を介しMIT / Shotgun RCA→XLRおよびXLR→RCA Cableを利用して試聴・録音してみます。

TASCAM DV-RA1000HDで試した限りでは再生・録音共に良好でした。・・・続く

digital バイスピード・バイワイヤーで試聴[2013年09月09日]

1:Nordost/Valhalla:0.5M ; 2:Cardas/NeutralRefferance:0.5M ; 3:GOLDMUND/digital RCA:0.5Mの3種類をCARDAS / CGA M XLR  , CGA F XLRに取り付けTASCAM/RA1000HD – dCS/Elgerplus1394間に接続して試聴しました。1と2はLINE CABLEで、3はDIGITAL CABLEですがいずれも問題なく16bit , 88.2kHzで再生できました。情報量の多さでは3:GOLDMUND/digital RCA:0.5Mが一番です、しかも低域が膨らまず締まった響きの音です。カートリッジに例えるとLYRY/TITANかな?1:Nordost/Valhalla:0.5Mでは温度感が上がりピアノ・弦・声の再生に打って付けです。こちらはSHELTER/Harmony? 2:Cardas/NeutralRefferanceは素直なリファレンス的な音作りでSHELTER/Model901の響きです。アダプターを付けておけばケーブルは簡単に取り換えることができるので使い分けが出来楽しいです。同じことをtonearm でも可能で、遊び心に満ちています。

NORDOST Valhalla 2 試聴記(20)[2013年09月08日]

現在進行形ですがCARDAS / CGA M XLR  , CGA F XLRに嵌っています。
6日に記載「これをgoldmund digital cable(RCA)に取り付けてTASCAM DV-RA1000HDとdCS / Elger plus 1394の間にdigital接続:驚きの情報量が得られました。さらにこれをダブルワイヤー・ダブルスピードで再生:dCSフルシステムに準じた見事に調和のとれた響きに圧倒された。」
今回このアダプターをNORDOST/Valhalla 0.6mに取り付けtonearm cableとして利用したところ、限りなくODINの音に近づきました。Dark Side Of The Moonのあの恐怖感を得るのはさすがに困難でしたが、この接続で録音したCD-Rの再生音はODIN使用時となんら区別はつきませんでした。
RCA 端末のケーブル1:Valhalla, 2:Valhalla 2,3:TRANSPARENT/Reference,
4:Cardas/NeutralRefferance,5:MIT/MI330,6:GOLDMUND,7:Nordost/ODIN全てにこのアダプターを取り付けて試したいところですが、すでに 2 ,7のNordost は手元に無く残念ですが試聴不可能です。goldmunnd digital cable はもちろんRA1000HD-Elgerで利用、Nordost/Valhallaはtonearm cableでの利用は決定です。Phono EQ-PreをCardas/Neutral Refferenceでしばらく試してみます。アダプタは残り1組です、どこに利用しようか?・・・続く

SONY PHA-2(2)[2013年09月07日]

SONY PHA-1の価格は39,800円に対して PHA-2は55,000円程になるようだ。予約販売が10月1日で店頭販売が10月25日、 PHA-1は継続販売され3万円をきるようです。DACチップは、従来機「PHA-1」のWolfsonからTexas Instrumentsに変更し、プロオーディオやホームオーディオ用に開発された「PCM1795」を採用している。
PHA-2を使用するには専用ドライバ「Sony Portable Headphone Amplifier USB Audio2.0 Driver」をサポートページからダウンロードする必要がある。PCとの接続はUSB(microB)端子で行う。DSD再生についてはDoP(Mac向け)とASIO(Windows向け)に対応し、Mac/Windowsともに5.6MHzのDSD再生が可能、またDSD再生まで対応するWindows用の無料プレーヤー「Hi-Res Audio Player」が10月17日から配信されます。
個人的にはDSD再生にASIOが利用できるのはうれしいです、また質量が50g重くなったのが気になります。私は自分でアナログからDSDファイルを作成しますので選択肢は広いですが、皆さんはネット配信で購入することになるのでしょうから魅力も半減でしょうか?

ソニーはIFAの会場で、HDDオーディオプレーヤー「HAP-Z1ES」を発表した。本体には光学ドライブは搭載しておらず、音楽ファイルは自動転送ソフト「HAP Music Transfer’ application」(Webダウンロードにより提供)を使って、PCから本体HDDへネットワーク経由で転送する。この転送ソフトはWindows/Mac両対応で、最初の転送以降は、PCに追加された音楽ファイルが自動的に本機へ転送される。なお、外付けのUSB-HDDを1台まで増設することが可能だ。ネットワーク接続についてはLAN端子に加え、Wi-Fiも内蔵している。音楽ファイルの再生については、2.8MHz/5.6MHz DSD、最大192kHz/24bitまでのPCM、その他、AAC、WMA、AACなどに対応。ギャップレス再生も可能だ。音質面の最大の特徴は「DSD Re-Mastering Engine」の採用で、全ての再生信号をDSD128(5.6MHz DSD)に変換して再生を行う。
ソニーはIFAで、ハイレゾに今後注力する姿勢を強調したが、HAP-Z1ESはハイレゾ対応製品群の中でも最上位の価格帯に位置するモデルで11月に発売する。
おそらくSONY MUSICがソフト販売で利益を得るのでしょうが価格設定が楽しみです。

SONY PHA-2[2013年09月06日]

昨年10月に9回に亘ってSONY PHA-1の試聴記を書いてきましたが、10月1日よりPHA-2の予約販売が開始されます。PHA-1はポータブルヘッドフォンとしては極めて優秀でしたが、ラインアウトは満足のいく出来ではありませんでした。
PHA-2は24bit,192kHz対応 , DSD format2.8224MHz,5.6448MHzにまで対応しています。
SONY 資料より転記
・内部に2個のクロック発振を持ち(22.5792MHz、24.576MHz)、44.1k、88.2k、176.4k用および48k、96k、192k用とでクロックを切り替え、いずれの信号にも完全に同期して復調させることで理想的なアナログ変換を実現
・DACには据え置き型の高級アンプで使われるTexas Instruments製PCM1795を採用。192/24bitまでのPCMおよび2.6MHz、5.6MhzサンプリングのDSDといったハイレゾリューションオーディオファイルに対応しました。

ヘッドフォンアンプ(Texas Instruments社製TPA6120)およびラインアウト用オペアンプ(Texas Instruments社製LME49860)はPHA-1と同じでした。サイズと質量が一回り大きくなっています。随時PHA-1とPHA-2のデータ比較を掲載していく予定です。

 

NORDOST Valhalla 2 試聴記(19)[2013年09月06日]

CARDAS-7229 CGA M XLR (FEMALE RCA TO MALE XLR ADAPTOR) , CARDAS-72294 PR 1 CGA F XLR (FEMALE RCA TO FEMALE XLR ADAPTOR)が1ペアーずつ今日届きましたので、早速試してみました。
1)tone arm cableとして利用:ケーブルはMIT / normal MI-330RCAです。感動的な「音の響き」を提供してくれました。
2)goldmund digital cable(RCA)に取り付けてTASCAM DV-RA1000HDとdCS / Elger plus 1394の間に接続:驚きの情報量が得られました。さらにこれをダブルワイヤー・ダブルスピードで再生:dCSフルシステムに準じた見事に調和のとれた響きに圧倒された。
CARDAS / CGA M XLR  , CARDAS /  CGA F XLR adaptorはアナログ・デジタルいずれにも対応できる真の意味で万能です。「ケーブル」では無く「接点」が音決めの最重要項目だったんですね。あまりにも価格効化率が高く、素晴らしいので3ペアーを追加注文してしまいました。
さてどこに?何と組み合わせようか?うれしい悩みが続出です。・・・続く

NORDOST Valhalla 2 試聴記(18)[2013年09月05日]

1)Cardas / Golden Reference ,2)Cardas / Golden Presence ,3)Cardas / Neutral Reference ,4)MIT Shotgun XLRこれに加えNORDOST / Valhalla 2 XLRの試聴も行いました。Valhalla 2 XLRの端子はRCA同様にNORDOST社の開発・製造のようです。非常に精密な作りと共に頑丈に出来ており使用していて安心感をもてます。すこし使いづらい点はコネクターとケーブルのテンションが強く、取り付ける際にケーブルの向きを回転し難いことです。これまでのケーブルはネジルことで簡単にセットできました。しかしケーブルのネジレは良いことではないので、好ましいことかもしれません。音質ですがMIT Shotgun XLRに近く、さらにSN感が高められ透明度が増し情報量も多くなっています。非常に好感をもちましたが、NORDOST / Valhalla 2 RCAと比較すると物足りなさを感じます。私には「音の響き」が綺麗すぎるのです。出来ることなら、コネクターはXLRを使用したいので選択に迷います。NORDOST / Valhalla 2の購入に46万円の予算をつぎ込むには抵抗を感じます。ますますODINに魅力を感じる今日このごろです。Cardas / CLEAR XLRが来週届く予定です、QA-9proの導入に合わせて結論をだしますのでもうしばらく検討を続けるつもりです。
追加項目:CARDAS-7229 CGA M XLR (FEMALE RCA TO MALE XLR ADAPTOR) , CARDAS-72294 PR 1 CGA F XLR (FEMALE RCA TO FEMALE XLR ADAPTOR)が特価で販売していましたので購入してみました。
PARTS CONNEXION カナダの会社です。http://www.partsconnexion.com/
こちらの会社も品揃えが豊富です。http://www.thecableco.com/Catalog/

各々ペアーでUS$96.00(定価¥23,730)で、UPS Express の送料を含めても合計2万円ちょいです。2日注文で5日受け取りです。・・・続く