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SONY PHA-1(7)[2012年10月26日]

スピーカーケーブルは250円/m~15,000円/mまで試してみましたが音の傾向はかなり変わります。イヤフォーンの音質と比較すると音場感が狭く、通常と逆(響きが少ない)に聴こえました。その中ではZuAudioのMISSIONが解像度に優れ、低域にエネルギー感があり音質対価格に合っていると感じました。ケーブルではむしろ stereo mini cableの品質の影響が大きいのかも知れません。

The Dog + iPod touch

The Dog + iPod touch

結果的にはPHA-1を使用した時の音質よりも The Dog / scandyna に直接 iPod touch を繋いで聴いた方がデザイン、音質さらには価格的にも見合っていると思います。私の経験値で結論を述べるならばPHA-1は携帯性、音質面においても非常にすぐれたヘッドフォンアンプであり、ポータブル用途だけではなく PC接続におけるハイレゾ音源を再生しても高音質で、響きの豊かな音場を与えてくれる。しかし、現状ではPHA-1をシステムに導入してスピーカーを鳴らすには至っていない。PHA-1には更なる改良を期待したい。・・・続く

 

 

SONY PHA-1(6)[2012年10月25日]

今回からはPHA-1をイヤフォーンではなく、スピーカーに出力して聴いてみよう。最初に取り上げるのは今話題の真空管アンプCarot One:ERNESTOLO です。このアンプはプリ部とパワー部が分離しているセパレートタイプのプリメインアンプです。

PHA-1+ Carot One

PHA-1+ Carot OneA

写真に示したように、PHA-1のPHONE 出力端子からERNESTOLOのLINE INNに直接つなぐのが最も音質が良好でした。つまり、管球プリアンプは使用しません。そして電源部もPOWER 部だけに接続し、プリ部には繋ぎません。STEREO MINI CABLEはCarot Oneに付属しているものよりPHA-1に付属している方を利用してください。SONY PHA-1に使われているVOLUME は高品質で精度の高いものです。バッテリー駆動の良さも得られているのでしょう。

PHA-1+Carot One+Model4738

PHA-1+Carot One+Model4738

このシステムに合わせるスピーカーは当然小型で響きのよいものを選びたいですよね。四十七研究所のModel 4738で再生してみました。ここでスピーカーケーブルを色々試してみましたが、ずいぶん音質が変わります。Carot One のスピーカーケーブルはバナナ端子が一番使い易いです。・・・続く

SONY PHA-1(5)[2012年10月22日]

PHA-1とiPad touch,MDR-EX1000

PHA-1とiPad touch,MDR-EX1000

普段は写真のようにセットして持ち運びます。基本的にはショップでアナログのデジタル化作業を行い、ショップ内で確認作業もしています。しかし、PHA-1を導入してからは外出しても確認作業が可能になりました。もちろん最終チェックは無理ですが、ノイズ、ゲインオーバー等の音質チェックや曲間時間、アルバムタイトル、曲名を確認するのに重宝しています。これまで音楽を聴いて楽しむオーディオはスピーカーだけでした。イヤフォーンは確かに情報量は多いですが音に響きを感じませんでした。beatles のUSB BOXからMP3をコピーして聴いてみましたが、やはり響きは得られませんでした。PCを介してFLAGを聴くとワクワクしてきます。MFSL盤の24bit , 44.1kHz はゾクットきまっす。また、アナログ起こしの落語を聴きながら電車に乗ると車内の喧騒から逃れられます。次回からはPHA-1をアンプにつなぎ、スピーカーからの音だしを報告します。・・・続く

SONY PHA-1(4)[2012年10月21日]

PHA-1の販売価格は39,800円です。私はストアーメンバーでクーポンを持っていたので34,576円で購入できました。PHA-1本体とiPod用ケーブル、ウォークマン用ケーブル、マイクロUSBケーブル、ステレオミニケーブル、シリコンベルト、シート、取扱い説明書、保証書が同梱されています。

PHA-1

PHA-1

画像下にあるのはiPod touchです。取りあえずPHA-1の充電です。電池残量ゼロからフル充電するには約4.5時間ですが、今回は1時間弱で満充電されました。まずはiPod touch にMDR-EX1000を差し込みEAGLES / HOTEL CALIFORNIAの24bit , 44.1kHzを再生し何時もの音を確認。次にiPod touch とPHA-1を30ピンーUSBケーブルで接続し比較試聴しました。歴然たる違いにただただ驚嘆するばかりです。yodobashiでも体験していましたが、まったく異次元の音像空間が再現されていました。イヤフォーンでは再現不可能と思っていた重低音が聴こえたのです。これで私はイヤフォーンの虜になっていきました。気が付くともう終電近くで、あわてて帰り支度をし部屋を出るときに気が付きました。PHA-1とiPod touchを組み合わせれば電車でも聴くことが可能だ。喜び勇んで埼京線に乗って音楽に浸っていると突然音楽が停止、バッテリー切れのお粗末な幕切れです。・・・続く

SONY PHA-1(3)[2012年10月20日]

以前VAIO シリーズZが人気で予約が出来なかった時,銀座ソニービルで購入したことを思い出しました。電話で確認したところ2台在庫がありました。取り置きをお願いして、18時頃SONY GINZAを訪ね1時間余り試聴させていただきました。EAGLES / HOTEL CALIFORNIAの24bit , 44.1kHz を再生してみました。十分反応の速いステージの広がりの良さとエネルギー感の充実を感じさせるものでした。また、ヘッドフォンにより音場の広がりが違うものですね。普段は録音時にSONY / MDR-CD900STを使用しています。20数年前にMDR-R10(確か36万円)を購入して使っていますが、当時はこのヘッドフォンの性能に見合ったヘッドフォンアンプが開発されておらず、特注で作成してもらったものです。そこで判明したことは1万円位のヘッドフォンでもヘッドフォンアンプがきちんと出来ていれば充分音楽を楽しめることでした。高額製品でも付属しているヘッドフォンアンプはそのほとんどが「おまけ」レベルでした。・・・続く

SONY PHA-1(2)[2012年10月19日]

オーディオコーナーでは以前購入したERNESTOLOが展示してあったので、無理を言ってPHA-1を取り付けてもらいました。スピーカーはクリプトン:KS-3HQM(88,000円)だったと思います。

初めにiPod touch→PHA1→ERNESTOLO→KS3-HQMで再生して頂きました。pink floyd : dark side of the moon / MFSL盤の空港を息を切らせて走る情景が見事に再現されました。PHA-1のボリュウムは適度な質感を持っており、使いやすいです。PHONE 端子が標準でないことが残念です。将来はLINE OUT も追加してくれることを願います。また、ERNESTOLOのパワーアンプ部に直接入力してみたところさらに解像度が優れ音場感も豊かになっていました。そこで自宅で色々テストをしようと購入を決めたのですが、あいにく在庫はありませんでした。yodobashi.comや他店舗の在庫も見てもらったのですが見つかりません。しかたなく、ソニーストアーにも聞いてみたのですがやはり在りません。・・・続く

SONY PHA-1[2012年10月18日]

SONYから iPod touchへのdigital 入力可能なヘッドフォンアンプ(PHA-1/39,800円)は「96kHz/24bit音源再生に対応、さらにiPod/iPhone のマルチコネクターからUSBケーブルで接続することでデジタル伝送も可能となっている」と謳っている。そこで、iPod touch を持参して24bit 44.1kHzの音質を確認してきました。まずは秋葉のYODOBASHIへ、幸い今日はずっと雨のせいかPHA-1を使っている人はいない。iPod touch を付属する30ピンーUSBケーブルをつなぎ選曲して再生する。5千円程度のイヤフォーンをPHA-1のphones端子に差し込みボリュウムを上げると普段とはまったく違う迫力ある音が出てきました。アナログLPを24bit , 44.1kHzに変換したwaveデータを再生(pink floyd : dark side of the moon / MFSL盤)時計のリアルな響きは圧巻です。次に向かった先は同じフロアーのオーディオコーナーです。・・・続く

http://pur.store.sony.jp/Qnavi/Product/PHA-1/