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録音形式(3)[2014年01月05日]

24bit,192kHz wave dataをSound Forge 11 proを使ってflacに変換してみました。約38分のアルバムはwaveですと2.6GBですが、flacですと1.3GBと半分のサイズで済みます。
この2種類のdataをfoober 2000 plusで再生した音を比較すると圧倒的にwave dataが勝っています。特にダイナミックレンジが違います。flac dataはきれいな音の響きは得られますが、なぜか平坦な響きで感動は得られませんでした。flac dataそのものに問題があるのか?変換方法に原因があるのかわかりませんがflac dataを作成するのはやめにします。
また、DA-3000とQA-9proで録音するDSD dataですがアクシスから送られてきたアダプターで録音が可能になりました。
画像の右側が信号を減衰するアダプターで3個必要です。DA-3000のBNC端子に取り付けます(レフト・ライト・WORD CLOCKの3か所)

アダプター

アダプター

アダプター

アダプター

左側は蓋を開けたもので中にコンデンサーが入っています。これで初めてQA-9proからa/d変換したDSD dataをTASCAM / DA-3000に送り録音が可能になりました。

録音形式(2)[2014年01月04日]

現状では24 bit, 192kHzのwave dataが音質・処理作業の効率が最も良いと思われるので最初に録音するoriginal dataは24bit,192kHzとしました。・・・file name +AB
このdataをSound  Forgeで処理します。・・・file name +SF
引き続きこのfile name +SF dataをPCを介してQB-9DSDで再生してやります。そして、QA-9proでa/d変換したのちDSDx64(2.8224MHz)でTASCAM DA-3000で録音します。・・・file name+x64
file name x64と同様の方法で :24bit,44.1kHz・・・file name+CDを録音
これからCD  Architect 2.1を用いて 16bit,44.1kHz・・・file name+CD-Rを作成
最後にweb用にfileを再編集して、wave とmp3の2種類のdataを作成します。
全部で+AB , +SF , + x64 , + x128 , +CD , +CD-R , +web(wave,mp3)8種類のdataが完成します。一連の作業を一日でこなしていきます。
1週間分のアルバムジャケットの画像処理・編集を行い作品の完成です。1週間に処理できるのは8枚が限度です。・・・続く

今年もよろしくお願いします[2014年01月02日]

Ayre / QA-9proが導入され、無事に新年が迎えられました。
QA-9proと接続されるTASCAM DA-3000の裏側はすごいことになっています。
もちろんケーブルのことです。J.R.D.G/COHERENCE PREより隙間なく接続されその数は11本にもなります。ちなみにJ.R.D.G/COHERENCE PREは出力3系統、入力4系統の14本でした。
1)DSD 録音・再生の為のケーブル:BNC/CARDAS Lightning 15 cable 6本
2)QA-9から受けるPCM  録音の為のケーブル:AES/EBU/CARDAS  Clear AES/EBU cable 1本
3)COHERENCE preから信号を受け取る為のケーブル:Bal-RCA変換/MIT SHOTGUN 1ペアー
4)COHERENCE preに信号を送る為のケーブル:RCA-Bal変換/MIT SHOTGUN 1ペアー
これら11本のケーブルをわずか1ユニットのシャーシーに収めるのですから驚異的と言えます。・・・画像は明日表示します
また、1)VPIからPHONO EQまでをCARDAS/ClearCable, 2)PHONO EQからCOHERENCE PREまでCARDAS/ClearCable,
3)COHERENCE PREからQA-9proまでをCARDAS/ClearCableに統一しました。これにより聴感上のSN比は飛躍的に上がりました。
これまで録音してきた音源はすべて撮り直しで、おそらく私の最終章になるでしょう。そこでまた新たな決断を強いられることになります。DSD x128(5.6448MHz) , DSD x64(2.8224MHz) , PCM(24bit,192kHz)の3形式から1つを選択しなければなりません。どうしても波形編集を前提に考えるとPCMを選択するしかありません。PCMの場合はWAVE or FLAGかも悩みます。・・・続く

dCS p8iを購入[2013年12月14日]

現在dCSからPucciniが一体型SACDプレーヤーとして販売されていますが、250万円と高額です。Paganini,Scarlatti,Vivaldiなどのシステムは桁外れの高値で一般向けではありません。初代の一体型SACDプレーヤー/p8iは5ビットリングD A Cを備え¥1,575,000(税込)とちょっと無理をすれば購入できる機種でした。一方、p8iに使われているフィリップスのドライブメカが製造中止になり修理も難しい現状ではなかなか購入に踏み切れませんでした。ところが最近知ったのですが、p8iをバージョンアップ(p8i MkII)出来るのです。ドライブをフィリップスからティアック・エソテリック製UMK5に乗り換えるという大技だそうです。このドライブはPuccini, Paganiniと同一のもので非常に魅力的です。ドライブのほかにシャーシーも完全交換してくれるとのことです。p8iの購入費用とMkIIへのバージョンアップ費用の合計が60万円ですので決心いたしました。今使用しているElger plus 1394との聴き比べも興味深々です。

Peter Gabriel(2)[2013年12月13日]

Album /sledgehammer(PGS 113)およびAlbum / In Your Eyes(20535 0)の2アルバムを試聴ルームの12ページにアップロードしました。
sledgehammer(PGS 113)
1: sledgehammer
2:Don’t Break This Rhythm
3:Biko
4:I Have The Touch
In Your Eyes(20535 0)
1:In Your Eyes
2:In Your Eyes(Special Mix)
3:Biko
今週はPeter Gabriel を特集いたします。
お楽しみ下さい。

Digital化作業の依頼[2013年12月12日]

前回に引き続きPeter Gabrielの話題です。
今回録音したなかにBikoと言う曲が3回登場します。Album /sledgehammer(PGS 113)からB面1曲目で9分6秒あります。次がAlbum / In Your Eyes(20535-0)からB面2曲目で7分30秒です。最後がAlbum / Biko(PGS612)からA面で6分43秒の曲です。演奏のスタイル・録音で大分曲のイメージが変わっており楽しいものです。これを集めだすと間違いなくコレクターの道を歩むことになります。さらに、音質にこだわれば非常に高額な投資と根気を必要とすることでしょう。
試聴ルームの12ページにアップロードしましたので試聴してください。何時ものように、1分19秒づつ3曲ぶんです。

Digital化作業の依頼[2013年12月09日]

現在digital化作業の依頼は以前に比べ特定のアーティストに集中する傾向にあります。
これまでは、お一人様で1枚・2枚のご依頼でしたが、今は最も多い方では12枚のご依頼がありました。
お客様のこだわりを強く感じられます。先日はPeter Gabrielのアルバムを10枚お持ちになられました。
私はGENESISの一員としてのPeter Gabrielしか知りませんでしたので、彼のレコードを聴いた時は演奏・録音の両面で感動させられました。
Peter Gabriel とPhil Collinsが所属していたGENESISのThe Lamb Lies Down On Broad そしてPeter Gabrielが脱退したあとのA Trick Of The Tail(MFSL1-62)
共に優秀録音です。特にPeter Gabriel の12inchi , 45rpm盤には圧倒されます。これぞHi-End Audioの醍醐味と思える「音楽の響き」です。
スピード感に溢れ、鮮烈・鮮明・精緻な音像はオーディオ装置の限界を試されているようです。続く

Peter Gabriel

Peter Gabriel

Peter Gabriel

Peter Gabriel

Cardas Clear Cable 追加購入[2013年11月18日]

Tonearm cableをCardas / Clear にして情報量も増加し、「音の響き」が豊かになったのでPhono EQ~Pre Amp間にもCardas /Clear を導入することにしました。Clear CG XLR 0.5m (CG XLR)は ¥238,000 と高額ですのでなかなか購入の決断ができませんでしたが、e Bayで新品($1250)を入手できました。
0.5MをTonearm に使い、これまで使用してきた1.0MをPhono EQ~Pre Amp間で使用することにします。
しばらくエージング期間をもうけてから録音を再開する予定です。

近況[2013年11月15日]

CH Precision D1 with stereo analog out ¥3,950,000(税別)(アナログ2ch出力ボード×1、デジタル2ch出力ボード×1)搭載をSISに行き試聴してきました。
巷で言われているようにdCSの音作りとはかなり異なりanalogueの香り漂う艶のある音でした。鳴らしているスピーカーもQ3で低域がやや太めですが決して膨らまない私好みの響きで鳴っていました。友人はQ5に惚れこんでいるようですが、価格が900万越えと常軌を逸しているので悩んでいました。(購入価格100万のNORDOST/ORDIN  tone arm cableも十分常軌とは思えませんが?)
結局D1 with mono analog out ¥4,200,000(税別)(アナログモノラル出力ボード×2、デジタル2ch出力ボード×1)搭載を横浜の自宅に持ち込み比較試聴することとあいなりました。
その結果はまた来週報告いたします。
QA-9proですがやはりda-3000との間でDSD録音が出来ないとアクシスから連絡がありました。検証にはもうしばらく時間がかかりそうです。
今日の試聴ルームは時間が取れず時間がずれてしまい申し訳ありません。

試聴ルーム新サービス開始[2013年11月11日]

これまでは各アルバム1曲のみ1分19秒の音源を配信してきましたが、新サービスではレコード片面を各曲1分19秒づつ配信していきます。
このサービスは日替わりメニューで更新していきますので充分楽しんでいただけるものと考えております。
試聴場所は12ページBeatles Colectionの最後にジャケットと共に添付しますのでこちらからお入りください。
本日最初のアルバムはBeatles / Please Please Me A面からスタートです。
1:I Saw Her Standing There (P)
2:Misery(J/P)
3:Anna(Go To Him) (J)
4:Chains (G)
5:Boys(R)
6:Ask Me Why (J)
7:Please Please Me(J)