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Ayre / QA-9pro導入(2)[2013年10月25日]

最初にwave dataによる録音を手がけました。24 bit , 192kHzで前回にも使用したNautilus 45rpm/direct cutting/JVC Press PRLP-1 LEE RITENOUR/An Infinity turn-onを録音しました。
今回はAyre QA-9proのWord ClockをMasterにしてDA-3000側をSlaveに設定し、もう一つdigital cableをCardas Clear Digital AES/EBUに変更しました。
音質の変化は予想通り、私の期待に応えてくれました。24bit , 192kHzの音は情報量は増えるのですがエネルギー感が薄くなる傾向にあり不満を感じていました。これが解消され、かぎりなくanalogue recocrdsの再生音に近づいてくれます。Lee Ritenourの弦の響きが一段と鮮明になり、演奏途中にはいる笛の音色が単色から多色に表現されています。
もうこの環境からは戻れません。Word Clockによる信号の同期が非常に大事であると再認識しました。Word Clock用にはCardas Lightning 15 BNC cableを利用しています。・・・続く

Ayre / QA-9pro導入[2013年10月24日]

Ayre / QA 9proがとうとう入荷しました。いつも通り写真をアップします。

Ayre QA-9 pro

Ayre QA-9 pro

BNC digitalケーブルを利用できるAyre QA-9PROの裏側です。
左側からWorld Clock , DSD Clock , DSD R , DSD Lの出力端子が4系統追加されました。
DSDには右側の3種類の端子を使い、WAVE出力には一番左側のWorld Clockを利用します。
これまでのwave 録音ではWorld Clock を利用してこなかったので、今回はAyre QA-9proをMaster Clockとして設定しTASCAM DA-3000側をSlave側として設定しました。

Ayre QA-9pro,QB-9DSD

Ayre QA-9pro,QB-9DSD

Ayre QA-9pro , QB-9DSD

Ayre QA-9pro , QB-9DSD

左側の画像は再生装置Ayre QB-9DSDはwave data 24bit ,192kHz / 録音装置QA-9proも同様に24bit , 192kHzで設定したものです。
右側の画像は録音装置をDSD 128x(5.6448MHz)で設定したもので、左側のLEDが赤く点灯します。・・・続く

 

Ayre / QB-9DSD(7)[2013年10月21日]

OTARI / MX-55のオーバーホールを終え、Beatles open tapeを再録音しました。素晴らしい音質に唖然とさせられました。通常Beatlesの録音は24bit,44.1kHzで行っていますが、今回は24bit,192kHzでおこないました。CDではとうてい再生できない臨場感と60年代という時代のもつ雰囲気を感じることができます。レコードと比べても音圧が高く感じられ、よりアナログ的な音の響き(情報量は多いにもかかわらずキツイ音は出さない心地よい響き)が得られます。パーカッション・弦の響きに艶を感じ、まるでスタジオ・会場で生演奏を聴いていると錯覚させられます。QA-9proを導入したら真っ先にDSD録音したい音源のひとつです。さて2.8224MHzで録音するか、5.6448MHzを選ぶか悩みます。

試聴ルーム 一部開設[2013年10月21日]

長い間Pink Floyd”Time”のみの公開でしたが、アップロードのやり方を指導して頂き本日より BEATLES 13 ALBUM 各々1曲を 試験公開いたします。24bit , 44.1kHz wave dataを約1分20秒に再編集しました。wave , mp3での試聴になりますが、可能ならばdsf dataも加えようと考えています。問題は容量で、24bit ,44.1kHzの場合でも25MB、これが2.8224MHzでは4倍の100MBになります。再生時間を20秒にするのも抵抗を感じますので、しばらくはお預けです。
これからどう展開していくか思案しています。しばらくは、Beatles の曲を週単位で変更していく予定です。もちろん他のアルバムについても随時追加公開していきますのでお楽しみください。
こちらで公開している音源はすべてMFSL(Mobile Fidelity Sound Lab/JVC press)アナログレコードを私が個人的にdigital 変換したものです。
天野 洋

Beatlesアナログレコード発表[2013年10月20日]

Beatles アナログレコード発売のメールが届きました。リンゴの形状をしたユニークな企画だとおもいます。赤盤と緑版の2種類があり、共に500枚の限定発売なので興味のある方は覗いてみるのも一興かと。音質はあまり期待しない方が賢明かとおもいます。私は今回はパスいたしますので試聴はできません。http://www.elusivedisc.com/THE-BEATLES-LOVE-ME-DO_PS-I-LOVE-YOU-7-45rpm-VINYL-RED-HEART-SHAPED-VINYL/productinfo/CAPLPI1052-45/&utm_source=email&utm_medium=special

Ayre / QB-9DSD(6)[2013年10月20日]

結局のところTASCAM/DA-3000のrecorderとしての機能は優れてはいるものの、d/a converter , a/d converterの機能は価格相応との結論になります。現状では24bit,192kHzのAyre/QB-9DSDによる再生音が最も魅力的であると言えます。しかしAyre/QA-9PROが導入されてからはDSD(2.8224MHz)をAyre/QB-9DSDもしくはdCS/Elger plus 1394による再生音がBest Sound になることを期待しており、来週中にはご報告できると思います。
QA-9PROはDSD(64x:2.8224MH,128x:5.6448MHz ,256x:11.2896MHz)まで対応しておりますが、DA-3000は128xまでの対応、QB-9DSDおよびElgerは共に64xしか対応していません。digital 機器は著しく進歩が速いので数年後には普及しているやも知れません。ただ録音側から検証すると、5.6448MHzの録音時間は最大で25分/2G程度なので x256 になると最大録音時間が22分になってしまうことが気掛かりです。・・・続く

Ayre / QB-9DSD(5)[2013年10月19日]

引き続き再生機器のMac/AudirvanaをWindows/foobar2000に変更して比較してみました。
Macは昨年末に発表された2.3GHz Mac mini仕様2.3GHzクアッドコアIntel Core i7   16GBのメモリ   1TBハードドライブ   Intel HD Graphics 4000     OS X Mountain Lionの環境です。WindowsはVAIO Zシリーズで11年夏モデルを昨年購入したものでVPC Z2仕様2.3GHz Intel Core i5 4Gのメモリ128GSSD Windows 7 Home Premium環境で使用しています。MacにはMoniter,Keybordのみ接続しており、VAIOには何も接続していません。この2機種にQB-9DSDおよびSundisk SDCZ80-064G-X46 [64GB] or WD My Passport 1TをUSB3.0端子に接続してデータを取り込んでいます。個人的にはVAIO/foobar 2000の音質を好んでいますが、VAIOは24 bit,192kHz dataを30分ほど試聴するとファンが回りだしますので結局はMacで試聴することになりました。Macは非常に静かで熱も上がりません、うっかり切り忘れて翌朝まで使用していても現時点ではなんら問題は出ておりません。再生可能なファイルDSD形式ですが、dsf , diff 両方とも問題はありませんが、SONY DSD Directでwaveからdsf形式に変換したものは曲間にノイズが入り利用するには我慢を強いられます。・・・続く

Ayre / QB-9DSD(4)[2013年10月18日]

まず手始めに録音条件を決めるためのテストを試みました。いずれも録音機器はDA-3000を使用
1:DA-3OOO単独で録音
a)DSD(5.6448MHz) ,b)DSD(2.8224MHz),c)WAVE(24bit,192kHz)
2:Ayre QA-9でA/D変換したのち、DA-3000で録音
d)WAVE(24bit,192kHz)

再生機器にはア)DA-3000 イ)QB-9DSD ウ)dCS Elger plus 1394を組合わせました。
また、波形編集ソフトSoundForge 11Proで作業したものにはSFを記載し、非作業と比較してみました。
イ)の再生には今回はMac/Audirvanaを使用しました。
録音に使用したレコードは3年ほど前にe bayで落札したNautilus 45rpm/direct cutting/JVC Press PRLP-1 LEE RITENOUR/An Infinity turn-on!のなかから、LIFE IS THE SONG WE SINGです。このアルバムはインフィニティリファレンスシステムを最高の状態で試聴するために作成されたプロモーションレコードです。ダイナミックレンジの広さ、驚くほどのディテールの深さ、楽器の配置がみごとに再現されており、ギターのエネルギッシュな響きを表現してくれます。
結論から述べますとAyre QA-9を介して録音し、QB-9DSDで再生したイ)SFが最もanalogue record に近く魅力的でした。a),b),c)いずれも残念ながら、RitenourのGuiterからほとばしるエネルギーを表現できませんでした。d)の録音ウ)の再生との組み合わせも非常に魅力あふれるものでした。イ)と比べると音像が前に出てきておりエネルギッシュになります。イ)はワイドレンジで音像が広がります。このへんは好みの問題でしょう。今回は間に合いませんでしたが、QA-9proが導入されたらDSD(2.8224MHz)の録音に大きな期待をよせています。
Sound Forgeでの作業をすることによりディテールの細やかさが引き立つようになっていました。・・・続く

Ayre / QA-9 pro,QB-9DSD[2013年10月17日]

今日アクシスからQA-9proの準備が整ったとの連絡をいただきました。早速18日に持参したいと思います。作業期間には1週間を要するので、24日まではdigital化の仕事はお休みさせていただきます。皆様にはご不便をおかけいたしますが、25日からは今まで以上の音質で録音させていただきます、ご期待ください。
QB-9DSDの音質ですが、日々エージングが進んでおります。期待以上の「音の響き」が得られるのももう間近でしょう。・・・続く

試聴ルームに音源を追加[2013年10月17日]

試聴ルームの6ページにあるBeatlesのアルバムから1曲試聴用サンプルをのせました。音源はMFSL1-101/Please Please Me/LOVE ME DOです。24bit,44.1kHz/wave と mp3の2種類です。これから順次追加していきますのでご利用ください。