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Ayre / QB-9DSD(3)[2013年10月14日]

現況での比較試聴は大きく分けて3通りあります。一つ目はOriginalであるLPの再生音、二つ目はQB-9DSDでD/A変換した再生音、最後がdCS/ElgerでD/A変換した再生音です。PCMの再生はQB-9DSDおよびElgerいずれも24bit , 192kHzまで対応しており、DSD(2.8224MHz)の再生についても同様です。
これに録音機材の選択肢が加わります。Ayre / QA-9 , TASCAM DA-3000 , DV-RA 1000HDの3種類です。今回はPCM録音にはQA-9でA/D変換したdataをAES/EBUケーブルでDA-3000に送り録音し、DSD録音は直接DA-3000で録音しています。多分11月にはQA-9でDSDのA/D変換も可能になる予定です。
さらにPCでの再生ソフトも音質に影響があると言えるでしょう。MacではSound Forge Mac , Audirvana plusの2種類、WindowsではSound Forge Pro11 , foobar 2000の2種類があります。Mac , Windows 共にSound ForgeはDSDには対応していませんので、DSDの再生はMacでのAudirvana  plusとWindowsのfoobar2000との比較になります。
A:LP再生→QA-9→DA-3000(wave data)で録音しながら、同時に再生音を比較
1)LP再生音・・・a 、2)DA-3000(QA-9使用)再生音・・・b、3)DA-3000(QA-9使用)→Elger再生音・・・c、4)DA-3000(QA-9未使用)・・・d
B:録音・編集済のwave data(Mac or Windows) をDSD録音・再生
PC→ QB-9DSD→Pre→DA-3000→Elger
1)QB-9DSDのwave data再生音・・・e、2)DA-3000のDSD再生音・・・f、3)ElgerのDSD再生音・・・g
C:Bで録音したDSD fileをMac(Audirvana plus)で再生・・・h、Windows(foobar2000)で再生・・・i
・・・続く

Beatles MFSL Box Set をDSD化[2013年10月14日]

これまでもMFSL Beatles Box Setの13アルバム14枚(全194曲)を24bit,44.1kHz および24bit,192kHzで録音をしてきましたが、今回新たにDSD(2.8224MHz)録音をしました。Beatles 50周年記念で発売(2011年12月)されたUSB モデル(FLAC:24bit,44.1kHz)との比較もあわせて行う予定です。
遊び心で構想を練っています。市販のBeatles USBは青りんごです、MFSL USBを赤りんごで作成する企画を立てました。今話題の3Dプリンターでの製作になります。・・・

赤りんご

赤りんご

Beatles USB

Beatles USB

ご興味のある方はご連絡ください。

Ayre / QB-9DSD(2)[2013年10月13日]

Mac用のオーディオプレーヤー(audirvana plus)が15日間無料体験できることが分かりインストールして、セットアップしました。
設定方法は[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域を参考にさせていただきました。
http://www.phileweb.com/review/article/201302/22/747_2.html

新しく導入したQB-9DSD

新しく導入したQB-9DSD

Ayre シリーズとTASCAMシリーズ

Ayre シリーズとTASCAMシリーズ

Ayreのロゴの下にDSDが表記されていますが、それ以外は外見上の違いは認められません。
Ayre QB-9DSDはPCM 44 , 48 , 88 , 96 , 176 , 192の6種類にDSDの64が付け加えられた。
画面に示されているのはDSD の64X(2.8224MHz)です。
隣の画像は一番下段がTASCAM DV-RA1000HDで、中央にTASCAM-DA3000,上段左側にAyre QA-9 , 右側がAyre QB-9DSDです。・・・続く

Ayre / QB-9DSD(1)[2013年10月12日]

今回からQB-9DSDの使用体験を綴って行こうと思います。
QB-9DSDの再生にはMacおよびWindowsの両方で利用します。MacではPCM音源をSONY/SOUND FORGE Macで再生、WindowsはDSD(dsf , dff)音源をfoobar 2000で再生することを中心に施行していきます。MacでDSDを再生するにはaudirvana plusをインストールする必要があり、有料なので今回は見送りました。Windows は無料でfoobar2000をインストールでき、さらにASIO support , Super Audio CD Decoder をインストールした後 foobar2000 の設定を行うことによりDSDの再生が可能になります。ダウンロードする時にご利用ください。
foobar2000 : http://www.foobar2000.org/download
ASIOsupport :http://www.foobar2000.org/components/view/foo_out_asio
Super Audio CD Decoder :http://sourceforge.net/projects/sacddecoder/files/foo_input_sacd/
foobar2000の設定は
1)File→Preference→Playbackと進み、Outputをクリックし、開いたDeviceのプルダウンメニューからASIO:foo_dsd_asioを選びます。
2)左フレームのOutputの下ASIOをクリックし、開いたASIO driver のリストからfoo_dsd_asio をダブルクリックします。
3)foo_dsd_asio v0.6.5-a1のダイヤローグボックスが現れますので、A) ASIO Driver:TUSBAudio ASIO Driver , B) DSD Playback Method : DoP Marker 0×05/0xFA , C) PCM to DSD Method : None , D)Fs : DSD64に設定します。
4)Xをクリックしてボックスを閉じます。
5)Tools の下のSACDをクリックして、ASIO Driver Mode :をDSDにセットします。
6)OK をクリックして完了です。

 

 

 

 

 

 

 

 

Ayre / QA-9 pro,QB-9DSD[2013年10月11日]

Ayre QB-9DSDが今日届きます。先ずはMac-miniからwave data を送り出してQB-9DSDでD/A変換した信号を試聴する予定です。次にアナログ変換された音をTASCAM / DA-3000やDV-RA1000HDで録音作業ですかね。引き続き録音条件の検討はwave , DSD(2.8224MHz,5.6448MHz)で行う計画です。しばらくはブログでの報告になりますがご期待ください。

ホームページ一部改訂しました[2013年10月10日]

ブログのみ更新してきましたが、ホームページも一部ですが修正いたしましたので覗いてください。
これまでは24 bit , 96 kHzまでの取扱いでしたが、録音技術も整いましたので24 bit , 192 kHzまでdigital 化作業をお引き受けいたします。
またTASCAM / DA-3000やDV-RA1000HDの導入によりDSD x64 , DSD x128までのDSD fileも取扱いできるようになりました。
機材や試聴室の画像も入れ替えました。武蔵浦和のオーディオルームは天井高が3.2メートルの鉄筋コンクリートで作られており、電源部をはじめとし全てが専用オーディオルームとして設計・施工しております。もちろん機材だけでなくアクセサリーにも配慮してセッティングを施しています。ぜひお近くにお越しの際はお立ち寄りください。

Ayre / QA-9 pro,QB-9DSD[2013年10月10日]

Ayre QB-9をアクシスに預けてきました。通常1週間で作業が完了するとのことでしたが、今回は特別の計らいで急いでくれるそうです。
QB-9DSDモデルの音質は大幅に改善され、DSD file  だけでなくこれまで取り込んできたwave dataも更なる音質の向上が見込まれそうです。
QA-9の方は納期がさらに延びてしまいました。あろうことか、届けられた部品が一部欠損しており再度発注し直している状況だそうです。
International Audio ShowまでにDSD fileのdigital 化作業が整うか一抹の不安を持つ今日此の頃です。

Ayre / QA-9 pro,QB-9DSD[2013年10月07日]

今日アクシスに電話で経過説明を尋ねたところ、QA-9 proは届いた部品ではバージョンアップは出来ず、追加部品が必要なのでまだ作業は出来ないそうです。一方QB-9DSDの方はすぐにでも取り掛かれるとのことでした。早速明日アクシスに持ち込んでお願いに行って来ます。DSD再生はともかく、wave data の再生音がどの程度改善されているか楽しみですのでこれからも随時報告いたします。

続TASCAM DA-3000(4)[2013年10月07日]

Macで再生する音源をDA-3000で録音したものとMacのSound Forgeで録音したものとを比較すると、これはDA-3000の方が圧倒的に快適に作業が進みます。Macではwave dataを取り込むのにより多くの時間を必要とし、さらにこれをWindowsで処理できるようにファイルをコピーしなければなりません。設定の仕方もあるのでしょうが、録音時間もMacの方が短時間です。Macの利点は波形を見ながら録音が出来ることです。24 bit , 44.1kHzで取り込むにはMacでも快適に録音はできます。もう一つこれはDA-3000を利用して気づいたことですが、24 bit ,192kHzの録音では1trackで最大26分、DSD x128(5.6448MH)では22分しか録音できません。自動的に曲の途中でtrackが分断されるのは困ります。後で波形編集する時に曲ごとに一定の条件を与えるのに影響します。仕方ない時は途中でトラックをマニュアル操作で区切ってやり、編集時に曲間を0.00秒に設定して繋げてやります。その点24 bit , 44.1 kHzでの録音は120分可能で、アルバムのA面・B面を一緒に録音し最終編集時にトラックを区切れるので作業が楽です。DA-3000でのFormatingはいつもFULL FORMATで行っていましたが、QUICK FORMATにすると早く利用できるのですが、動作は不安定になります。録音しているはずが途中で中止されているケースも何度か経験し、DA-3000がFREEZEしたこともありました。・・・続く

続TASCAM DA-3000(3)[2013年10月06日]

Beatles Box MFSLは24 bit ,44.1kHzで取り込んだwave dataをDA-3000で送りdCS Elger plus 1394でD/A変換してやるのが最も高音質で試聴できます。24 bit ,192kHzで取り込んだwave dataはElgerでは再生できないので、こちらはMacで送り出してやりAyre QB-9でD/A変換して試聴します。両者に優劣はありませんが、再生音は大分異なります。Macのほうはワイドレンジで透明感あふれる綺麗な響きの音で、DA-3000は音圧が高くエネルギー感を蓄えた「音の響き」を聴かせてくれます。Beatlesを楽しむにはDA-3000とElger の組み合わせが好みに合います。しかしHolst/THE PLANETS/SOLTY(MFSL1-510)の再生にはMac(24 bit ,192kHz)とAyre  QB9の組み合わせがBESTです。このへんは好みの問題であって、優劣はつきませんが多くの場合オーディオマニアはMac+Ayre QB-9を好み、音楽マニアはDA-3000+dCS Elgerを選択する傾向にあります。・・・続く