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Goldmund Reference MkⅡ[2012年12月02日]

手段その1:Goldmund Reference MkⅡの欠点を見つけ無理やり購入しない(出来ない)理由を見出す。

この製品は製造後20年以上経過している。:基本的には駆動部が付いている音響機器は決して中古購入しない。なぜならば絶対新品と比べて早く故障するし、修理代が高額になる。さらには、部品の調達が出来なくなり修理不能も考慮しなければならない。実際に以前使用していたCD Transportは部品供給出来ずに廃棄処分となった。

再生する音楽によっては適さないジャンルが存在する。:Hi-End オーディオの世界では録音の好ましくないレコード・歌唱力のない歌手・演奏者の未熟な演奏・プレスの貧弱なレコードなどなどは聴くに堪えない。特にたちの悪いものとして45rpm ,重量盤を謳っている高音質盤で演奏の未熟なレコードが当てはまる。もちろん、MFSL盤にはそのようなものはあり得ません。・・・続く

Goldmund Reference MkⅡ[2012年12月01日]

これまで自分が無駄使いをしてきたせいで購入できないことは仕方ない。気を持ち直しこれまで私に至福の時を与え続けてくれたアナログプレーヤーの3台を徹底的に再調整してみました。台座・本体・ターンテーブルの平行、トーンアームのセッティング、カートリッジの取り付け、針圧の調整、最後にSUTHERLAND/TIME LINE を使い回転数のチェックを終え約3時間が経過しました。それでも予想通り無駄なアガキでした。Goldmund Reference MkⅡの作り出す「響きの世界」を垣間見てしまうと天上から地上を見下ろすがごとく嘆き、苦しみます。知らなかった以前の幸福をもう取り返せないのか?そこで、長年培った自己本能の一手段を試むことにしました。・・・続く

Goldmund Reference MkⅡ[2012年11月30日]

このGoldmund Reference MkⅡは日本にわずか5台しか入荷していないそうです。その内の3台は柏在住のYオーディオラボで改造されています。総重量は100Kg程あり、巨砲タイプのプレーヤーですが、作りが丁寧で機能美あふれたデザインをしているのでわりとコンパクトに見えます。最近のレコードプレーヤーのなかには2000万円もの価格が付いている機種も存在しますが、Goldmund Reference MkⅡほど情報量に溢れ、音像が揺らぐことなくキッチリ・クッキリと空間表現できる響きは体験しておりません。MFSL レコードをGoldmund Reference MkⅡで再生しますと、これがアナログの神髄だと教えられます。残念ながら、TMS やVPI,STUDIETTAではとてもかないません。ここまで突き放されると趣味・嗜好の問題ではありません。いったい今までの自分が何をしてきたのか?少し挫折感を味わいます。・・・続く

今日Goldmund Reference MkⅡが設置されました[2012年11月30日]

とうとうGoldmund Reference MkⅡがやって来ました。

Goldmund Reference Ⅱ

Goldmund Reference Ⅱ

最初はもっと巨大なサイズで、デザインもイマイチと思っていました。ところが、セットアップされたGoldmund Reference MkⅡはとても上品で洗練されたデザインを私に示してくれました。SISのSさんが丁寧に組み上げていくのを見学させていただきながら、20数年まえのヤマギワ電気での思い出に耽っていました。当時はこちらも社会人になってはいましたが、550万円と言う途方もない価格にあこがれと驚きを感じていました。さらには、ほんの10数分だけでしたが、Goldmund Reference MkⅡの作り出す響きの世界には驚愕するばかりだったことを思い出しました。私にとってはwilson audio のwatt3+puppy2が最初のオーディオとの出会いであり、その後jeff rowland との出会い、MFSL(Mobile Fidelity Sound Lab)のレコードコレクターへの遍歴と戻れない沼に入って行ったわけです。