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現況報告(3)[2013年05月10日]

THE BEATLES Sgt. PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND REEL TO REEL TAPE 4 TRACK このテープは唯一USA 製で、録音スピードも19cm/secなので9.5cm/sec より高音質で非常に期待していたのですが、残念な結果でした。おそらく音源がMASTER TAPE とはかけ離れていたのでしょう。逆に言えば9.5cm/secのmono テープは音源が初期の状態の良いものであると思われます。月刊誌ステレオの5月号に、編集長の「音の余白に」にも記事が書いてあるので興味のある方はお読み下さい。
AUDIO ROOM は着々と片付いてきました。今は神楽坂時代の写真、書類等を整理しております。開演までもうしばらくお待ちください。

現況報告(2)[2013年05月09日]

今日からBeatles open tape の録音を始めました。e bay で
1)THE BEATLES HELP REEL TO REEL TWIN TRACK TAPE RECORD ,
2)THE BEATLES Sgt. PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND REEL TO REEL TAPE 4 TRACK ,
3)WITH THE BEATLES THE BEATLES PARLOPHONE 1963 REEL TO REEL TWIN TRACK TAPE MONO
の3巻を落札しました。
そこで、OTARI / MX-55 のテープデッキを使い再生してみました。OTARIは流石に業務用途に作製された機材で2Tr も4Trも録音再生可能です。テープスピードも38cm/sec , 19cm/sec , 9.5cm/secに対応しております。
a/d converter はAyre/QA9 192kHz を利用し、24 bit , 44.1 kHz でデータを取り込みました。

現況報告(1)[2013年05月08日]

5日~7日は田舎(静岡)に行って来ましたので、お休みをいただきました。
もっとも、Beatles のdigital 化の仕事が残っていますので、ひたすらPCで曲名の記入作業に明け暮れていました。
今日はTMS とVPI の調整を完了させ、SHELTER Harmony , 9000 , 501II Mono での再生を確認しました。
また、録音機材:apogee / mini および Ayre / QA9での録音レベルの調整・確認を試みました。十分満足できる出来栄えです?TASCAM DV-RA1000HDでの録音にはまだ時間がかかりそうです。DSDでの録音ファイルはPCによる波形編集ができず、操作方法を工夫する必要がありそうです。
当店舗での試聴にはもう少しお時間を下さい。digital 化作業は来週の12日(日)から受け付ますので宜しくお付き合い下さい。
送付先住所は 〒336-0027 さいたま市南区沼影1-5-13 ディスク オーディオファイル 天野 洋 でお願いします。銀行振り込み先はこれまでと変わらず、みずほ銀行飯田橋支店です。また作業費用も変更ありません。これまでよりも高音質で、かつ製作時間の短縮が可能になりました。
ホームページの更新も少しずつ修正しておりますが、皆様にはご不便をおかけし申し訳ありません。

 

試聴位置は?[2013年05月04日]

新しいオーディオルームは神楽坂に比べて狭く、10畳強のスペースです。ドアは外から直接出入りするものと、我が家の玄関に通じるドアの2か所です。部屋はコンクリの打ちっぱなしでかなりライブな音の響きです。天井高は3200mmあります。床は900mm持ち上げ、リノリウム仕上げになっています。個人的には大変気に入っています。オーディオカーペットの利用や吸音材を天井の各コーナーに貼り付け響きをデッドに振って調音しています。神楽坂のようにゆったりと寛いで音楽を楽しむというよりは真っ向から音楽に対峙して聴く感じです。スピーカーのセッティングもスペースの関係でかなりピンポイントに調整しております。数人で同時に試聴はできません。頭一つ分の試聴位置ですかね?これで得られる音像はとてつもない情報量を与えてくれます。

今日はTASCAM DV-RA1000HDのセッティングをしました。驚くことにTASCAMからdCSにdsd 信号を送ることが可能であると確認しました。

移転しました。[2013年05月03日]

お待たせしました。5年間神楽坂で修業を積み4月に自宅に戻りました。Beatles 50周年記念号/月刊誌STEREO の2月号および5月号でdisk audiophileの記事が取り上げられ感謝しております。おかけさまで、LP・Casset tape ・Open tape 等のdigital 化の依頼が増えてきました。通勤も無くなり、作業時間も多く取れるのでお渡し日数も短縮できそうです。さらに、自宅の電源環境はオフィスビルとはかなり違い改善されておりますので完成品の出来栄えも改良されております。apogee a/d ・d/a converterに加えAyre QA9・QB9 を追加導入し、またTASCAM DV-RA1000HDを利用したDSD録音にも対応出来るように準備しております。digital 再生装置もdCS/Elgar Plus 1394・Verona 1394 ・Purcell 1394 ・Paganini transportを導入し、さらなるHi-End audio を目指しております。しかしながら、地理的には武蔵浦和は都心から少し離れますので皆様方にはご不便でしょうが、今までと同様にお付き合い下さい。今はanalogue records Player の最終調整をしております。

5月17日(金)のオープンを予定しております。

響きの館 休止のお知らせ[2013年03月04日]

神楽坂に来て5年が経ち、多数の雑誌社からも紹介されanalogue のdigital化処理の仕事に追われる日々です。ここらでちょっと一休みを頂きます。再稼働は5月の連休明けを予定しています。次は武蔵浦和でお会いしましょう。 天野 洋

月刊誌STEREO 取材[2013年01月25日]

昨日PM2:00~5:00まで編集人・ライター・フォトグラファーの3人の方々が当店舗にお見えになりました。音楽之友社は当店から徒歩5分ほどの場所にあり、お越しになる日を4年間も待ち続けました。これで当店も神楽坂唯一の「響きの館」として認められる日も間近でしょう。去年の暮にBeatles 50周年記念号の写真掲載を受けて、Beatles Records , Open Tapeのdigital 化作業の依頼も増加しました。今度はオーディオマニアの方からもdigital 化作業の依頼を期待しています。掲載は4月号で3月19日発売の予定です。Beatles 50周年記念号同様10冊を購入いたしますのでご利用下さい。取材の折にBeatles Open Tape( Recorded in England / EMITAPE ・CAPITOL / 3 3/4IPS:MONO  2TRACKおよび:STEREO 4TRACK)の再生について相談したところ、機材の手配に尽力して頂けるとのお返事をいただき感謝でいっぱいです。当店で再生可能になりましたら、digital 化作業の依頼主を中心に試聴会(4月の「響きの館」)を催したいと考えております。

 ・なお、明日1月26日土曜日は武蔵浦和で「響きの館」を開催しますのでBLOGはお休みさせていただきます。皆様には友人をお誘いのうえ、「響きの館」にお越しください。武蔵浦和コミュニセンターサウスピア9階 048-844-7215 の音楽室5で開催いたします。http://www.e-map.ne.jp/pc/index.htm?cid=Saitama&kid=1166 武蔵浦和コミュニセンターサウスピアは今年の1月4日にオープンしたばかりのさいたま市南区役所の最上階に作られた交流スペースです。

Goldmund Reference MkⅡの新居 番外編[2013年01月24日]

横浜に嫁いだGoldmund Reference MkⅡがさらなる進化をとげていますのでご報告します。以前にもblogに書きましたが理想的な環境で利用されています。さらに、Phono cable にNordost / ODINという信じられない(1,000,000円を超える価格)Cable を購入検討する友人の試聴会に立ち会いました。私はいかに今まで「井の中の蛙」であったか思い知らされました。40年近くaudio にかかわり達成感も80%に達しようと感じていたのに聴いた瞬間に40%に急落です。とにかくODINの驚きは価格以上のものでした。何というかよくたとえに使われる「ベールを剥がす」そのものです。まばゆい空の星を見上げた時に、これまではアルプス山上に登って星の全てを見たつもりでいたのに、地球を離れ宇宙から星を観察したような体験でした。もちろん、これはGoldmund Reference MkⅡを所有して初めて体験できることでしょう。私には挑戦することすら出来ないのは苦痛そのものです。ここで見栄を張っても良い結果はえられないので、素直に現実を受け入れ精進するしかありません。この瞬間に立ち会えたことに感謝いたします。

 

 

 

お知らせ[2013年01月21日]

1月24日(木)は神楽坂にある「音楽の友社」の取材があります。当店舗のdigital 化作業の紹介をしてくれます。昨年の暮れにはBeatles 50周年記念号で当店舗の紹介があり、仕事の依頼が増え忙しい毎日を過ごしています。月刊誌「ステレオ」は多くの読者の支持を受けており、さらなる展開が予想され非常に感謝しております。神楽坂に店を出してから5年が経過しましたがなかなか仕事も見つからず、撤退も考える状況だったのが嘘のようです。これからも楽しく・皆様に喜んでいただけるよう仕事をこなしていく所存です。よろしくお付き合い下さい。
   

 
 
 
 
 
 

Beatles の録音(4)[2013年01月20日]

ところで、昨年の11月13日にリマスターBeatles LP が発売されましたが再びリイシューされました。日本発売価格は前回同様59,800円です。amazonも59,800円ですがEU盤は33,000円です。私が購入した日本版には[輸入国内盤Made in EU]と記載され、アメリカからの輸入盤には記載はありませんでした。US盤のほかにUK盤もあるのでしょうか?カッティングは同じですので、日本語訳の価格が26,800円なのですか?ちょっと疑問です。最初は全世界で5万セットの限定発売でしたが、完売後の再販だとしたら驚きです。2009年のmono CDの再販(39,800円)を思い出します。今15,000円で新品購入できますから。巷では今回のLPは24bit , 44.1kHzのUSBモデル(38,740円)と同じマスターから作られているそうです。今回数種類のBeatles LP の音質チェックをしていますが、最終プレスの精度で音質は決定されます。それまでの制作過程だけに目を向けるのはあまり意味のないことだと感じます。もちろん、original master tapeの使用・remastering 作業は大事です。