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Beatles MFSL Box Set をDSD化[2013年10月14日]

これまでもMFSL Beatles Box Setの13アルバム14枚(全194曲)を24bit,44.1kHz および24bit,192kHzで録音をしてきましたが、今回新たにDSD(2.8224MHz)録音をしました。Beatles 50周年記念で発売(2011年12月)されたUSB モデル(FLAC:24bit,44.1kHz)との比較もあわせて行う予定です。
遊び心で構想を練っています。市販のBeatles USBは青りんごです、MFSL USBを赤りんごで作成する企画を立てました。今話題の3Dプリンターでの製作になります。・・・

赤りんご

赤りんご

Beatles USB

Beatles USB

ご興味のある方はご連絡ください。

Ayre / QB-9DSD(1)[2013年10月12日]

今回からQB-9DSDの使用体験を綴って行こうと思います。
QB-9DSDの再生にはMacおよびWindowsの両方で利用します。MacではPCM音源をSONY/SOUND FORGE Macで再生、WindowsはDSD(dsf , dff)音源をfoobar 2000で再生することを中心に施行していきます。MacでDSDを再生するにはaudirvana plusをインストールする必要があり、有料なので今回は見送りました。Windows は無料でfoobar2000をインストールでき、さらにASIO support , Super Audio CD Decoder をインストールした後 foobar2000 の設定を行うことによりDSDの再生が可能になります。ダウンロードする時にご利用ください。
foobar2000 : http://www.foobar2000.org/download
ASIOsupport :http://www.foobar2000.org/components/view/foo_out_asio
Super Audio CD Decoder :http://sourceforge.net/projects/sacddecoder/files/foo_input_sacd/
foobar2000の設定は
1)File→Preference→Playbackと進み、Outputをクリックし、開いたDeviceのプルダウンメニューからASIO:foo_dsd_asioを選びます。
2)左フレームのOutputの下ASIOをクリックし、開いたASIO driver のリストからfoo_dsd_asio をダブルクリックします。
3)foo_dsd_asio v0.6.5-a1のダイヤローグボックスが現れますので、A) ASIO Driver:TUSBAudio ASIO Driver , B) DSD Playback Method : DoP Marker 0×05/0xFA , C) PCM to DSD Method : None , D)Fs : DSD64に設定します。
4)Xをクリックしてボックスを閉じます。
5)Tools の下のSACDをクリックして、ASIO Driver Mode :をDSDにセットします。
6)OK をクリックして完了です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ホームページ一部改訂しました[2013年10月10日]

ブログのみ更新してきましたが、ホームページも一部ですが修正いたしましたので覗いてください。
これまでは24 bit , 96 kHzまでの取扱いでしたが、録音技術も整いましたので24 bit , 192 kHzまでdigital 化作業をお引き受けいたします。
またTASCAM / DA-3000やDV-RA1000HDの導入によりDSD x64 , DSD x128までのDSD fileも取扱いできるようになりました。
機材や試聴室の画像も入れ替えました。武蔵浦和のオーディオルームは天井高が3.2メートルの鉄筋コンクリートで作られており、電源部をはじめとし全てが専用オーディオルームとして設計・施工しております。もちろん機材だけでなくアクセサリーにも配慮してセッティングを施しています。ぜひお近くにお越しの際はお立ち寄りください。

Ayre / QA-9 pro,QB-9DSD[2013年10月10日]

Ayre QB-9をアクシスに預けてきました。通常1週間で作業が完了するとのことでしたが、今回は特別の計らいで急いでくれるそうです。
QB-9DSDモデルの音質は大幅に改善され、DSD file  だけでなくこれまで取り込んできたwave dataも更なる音質の向上が見込まれそうです。
QA-9の方は納期がさらに延びてしまいました。あろうことか、届けられた部品が一部欠損しており再度発注し直している状況だそうです。
International Audio ShowまでにDSD fileのdigital 化作業が整うか一抹の不安を持つ今日此の頃です。

Ayre / QA-9 pro,QB-9DSD[2013年10月03日]

先週の金曜日(9月27日)にQA-9pro  ,  QB-9DSDの部品が届いた旨アクシスよりメールが入りました。遅れた理由はアメリカでの洪水の影響だそです。QB-9の方は社内検証も済み今週からは順次作業に入るとのことでした。QB-9DSDは最も早い人で4月に注文した方がおり、機材も預かっているそうです。私は7月注文ですので2番目ですかね?そうすると私のQB-9DSDも今週中には受け取れるかも。もう一方のQA-9は検証も済んでなくもうしばらく時間が係りそうです。もうすぐインター・ナショナル・オーディオショウ(東京:11月2日~4日、大阪:11月8日~10日)が始まるので、それまでには受け取らないと納期は何時になるか分からなくなりそうです。
その前にハイエンド・オーディオショーが10月11日~13日に有楽町であります。

TASCAM DA-3000(8)[2013年09月22日]

訂正します。DA-3000をテーマにしたblogはAyre QA-9 proが導入されるまで見送らせていただきます。
Ayre / QA-9のマニュアルを眺めていたら、一度も使用していない機能を見つけました。普段はUSB CableでMacに繋ぎ録音していますが、このUSB Cableを外すことにより直接DA-3000 or RA 1000HDにdigital 録音できるのです。
当然DA-3000 or RA 1000HDのA/D ConverterよりQA-9のA/D Converter の方が高性能でしょうから、PCM録音は現状のままでも利用価値十分です。QA-9は24bit , 44.1kHz~192kHzまで本体裏側のディープスィッチを切り替えることにより選択できます。今回は24bit , 44.1kHzでDA-3000にAES/EBU接続して録音してみました。予想通りの素晴らしい録音が出来ました。今まで気が付か無かった自分に腹が立ちます。Ayre / QA-9をMacで利用することしか念頭になかったのです。
「???Mac必要ない」ことになります。Sound Forge Macも必要なくなります。DA-3000のSD Card に録音し、Windowsで波形編集すれば完成です。非常に作業もシステムもシンプルでかつ高音質と一挙三徳です。スペースも広がり・ケーブルも減らせる・いいこと尽くめでちょっと疑心暗鬼になります。近々QA-9がpro仕様にバージョンアップしてもAES/EBU Cableを3本のBNCに変更するだけで対処可能です。・・・まだまだ続きます
これも我慢の賜物ですかね

TASCAM DA-3000(7)[2013年09月22日]

TASCAM RA-1000HDが発売され、DSD file の作成が手軽に・身近で行えるようになりました。一般的にはDSD fileを作成し、これをPCM fileに変換しCD-Rを制作していたようです。DSD fileのアナログ的な音質が重宝で、マスターテープのような扱いをしていたのでしょうか?DSD64(2.8224MHz)のdataは24bit,192kHzのPCM dataよりも小さく扱いやすさもあったと思います。業界には当然DSD fileを扱える波形編集ソフトもあったのでしょうが、民生用ではありません。これはSACDと同じで、普及が遅くなる・もしくは普及しないことに繋がります。TASCAM RA-1000HD本体での再生音はごく普通のオーディオ機器と同レベルですが、dCS Elger plus 1394に接続してやるとCD-Rも驚愕するほどの音場感が得られます。Single RCAでも十分満足出来ますが、AES/EBUでのダブルスピード+ダブルワイヤーを利用した時の「音の響き」には感服させられます。この音はDA-3000では再現できません。DA-3000の「音の響き」は解像度の深さ・静粛さにあると思います。DA-3000には冷却用のファンモーターがなくとても静かで助かりますが、1昼夜使っていると本体が高熱になります。当然熱はCPUに悪影響を及ぼし、録音時の音にもよくないでしょう。TASCAM RA-1000HDとDA-3000のDSD file の音もやはり RA-1000HDの方が魅力的です。別の話になりますが、「一時ハードディスクは高速で回転するので音質には良くなく、SSDは非回転ハードディスクなので高音質で再生できる。」今は否定されていますが同じ原理ではないでしょうか?
「音の響き」で選ぶならばRA-1000HD、fileの取扱いで選ぶならばDA-3000
いずれを選んでも録音・再生機器としては多機能・高音質な製品であることは間違いありません。
DA-3000をテーマにしたblogはAyre QA-9 proが導入されるまで見送らせていただきます。

アクシスも18日と約束しているのですから、遅れている理由くらい知らせるべきと思います!何の連絡もありません。我慢・我慢・我慢・我慢

TASCAM DA-3000(6)[2013年09月21日]

RA-1000は2005年に発売され、RA-1000HDは80GのHARD DISKを追加した後継機で2007年に250,000円(税抜き)
DA-3000は今年の8月30日に99,800円(税込)で発売

TASCAM RA-1000HDでは可能でDA-3000に出来ない機能
1:CD/CD-R/DVD/DVD-R/DVD-RW等の再生・録音が可能、HARD DISKに直接録音・再生が可能
2:出力端子にDOUBLE SPEED DOUBLE WIREを利用できるXLR端子が2つ用意されている。
3:録音レベル調整時にボリュウム入力だけでなく、バランス入力も調整可能
4:PC接続はPS/2キーボード

TASCAM DA-3000では可能でRA-1000HDに出来ない機能
1:CF CARD / SD CARD / SDHC CARDの再生・録音が可能、USB MEMORYの再生が可能
2:DSD 64(2.8224MHz)はもちろん、DSD128(5.6448MHz)の再生・録音が可能
3:RA-1000HDは本体で録音したDSD fileしか再生出来ないが、DA-3000はfile形式が一致していれば他機種で録音したものでも再生可能
4:ファイル名(曲名)の変更を本体だけでなく、PCで簡単に修正可能、接続はUSBキーボード
5:DIGITAL COPY(PCM file)時にSAMPLING RATE CONVERTERを利用できる
6:リモコンが無線である・・・非常に便利です

・・・続く

 

PHA-2[2013年09月20日]

2013年10月1日より先行予約販売開始予定のメールがsonystyleから来ました。価格は54,800円(税込)sonystyleに加入していると10%OFF(私は15% OFF)で5年間の延長保障が無料で受けられます。PHA-2の最大の魅力は5.6MHzサンプリングのDSDといったハイレゾリューションオーディオファイルに対応したことでしょう。せめて出力端子をLINEに変更し、Headphone 端子を標準にしていただければ良かったと思います。stereo mini line outを利用して外部スピーカーを鳴らそうとする人がどれだけいるのか疑問です。最近はmini端子が高級Headphoneに採用されているようですが不思議です。mini 端子ケーブルは細く収納には便利かもしれませんが、絡まりやすく・接触不良になりやすいでしょう。これらのHeadphoneの価格も3・4万円はおろか10万円近くもするのですから驚きます。それに引き替えPHA-1の価格が3万円を切って発売されるのは吉報です。apple / iPodのみで使用するならばこれほど手軽に高音質で音楽を楽しめる機種はないでしょう。もともとiPodにはDSD再生機能はなく、ましてやwalkmanに至ってはanalogue出力しかありません。浮いた25,000円で音楽ソフトの購入に充てた方が充実した毎日を送れると思いますがいかがでしょうか?

TASCAM DA-3000(5)[2013年09月20日]

TASCAM DA-3000で録音をしていて気が付きましたが、録音・再生が4系統で同時チェック出来ます。1系統目は入力時のLPで、2系統目はDA-3000での再生音、3系統目はDA-3000からdCS Elger plus 1394にdigital入力し、d/a変換した後の音源で、最後はAyre QA-9でa/d変換したものをPCを経て再びQB-9でd/a変換した音です。再生音にはそれぞれ特徴があり興味深いです。もっとも音圧が高く帯域の広いのがdCS Elger plus 1394の音です。DA-3000での音は若干ハイアガリで高域に艶があります。AyreQA-9 , QB-9ではPCM fileになり、24 bit,44.1kHzでは元気の良い音、24bit,192kHzではワイドレンジの素直な音作りになります。
DA-3000の設定をDSD(2.8224MHz)にすればdCS Elger で再生できます。DSD(5.6448MHz)も魅力的ですが、今回はElgerでの再生を重視しました。Elger での再生音はAyreQB-9の再生音を凌駕しています。それだけに新しく発売されたQB-9DSDに期待をしています。それ以上にQA-9proの入手に待ち焦がれています。DSDでのもっとも大きな問題は編集が出来ないことで、特にLPなどからdigital化する時のノイズ対策には困窮しています。ほとんどはHannlのMeraによる洗浄で済むのですが、それでも取りきれないノイズがあるのも事実です。現時点ではPCM録音して、SoundForge Pro11で編集しCD-RをTASCAM-1000HDでElgerを介して再生するのが一番好みの響きが得られています。次回は1000HDとDA-3000での使用を比較してみようと思います。・・・続く