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「響きの館」[2014年01月31日]

横浜の友人宅での試聴は私にとって「音楽の響き」に対する一つの終着点を暗示させてくれました。
金銭と情熱と時間をかけて構築したオーディオ装置はその時点で単なる機械ではなく、使用者の分身に近い存在となっています。
「音楽の響き」はソフトやハードの質の高さで決められるのではなく、演奏者(使用者)の感性によって響きが得られているので、再生される「音楽の響き」はオーデイオユーザーの数だけあるのです。私は到底これ以上の金銭・情熱・時間を浪費することは出来ません。すでに目いっぱいの情熱と時間をさいて今のシステムを構築したのです。・・・続く

「響きの館」[2014年01月30日]

オーディオを趣味としている方々は向かう先は違うけれども、手段は同じ方向を目指しているのだろう。ソフト・プレーヤー・アンプ・スピーカーがほど良く調和しているシステムは聴いていて心地良い。
そのなかの一つでも欠陥があるとつまらない響きになる。また一つが傑出して優れているとオーディオ的な響きになると思う。すべての調和が取れ、なおかつ電源・ケーブル・オーディオラック等を含めた機材の設定によって自分の「音楽の響き」を得ることが可能になる訳です。ですから同じ「音楽の響き」はあり得ませんし、望む人もいません。それが趣味と言えるものなのでしょう。では何を指標として「音楽の響き」を改良していくのか?これが趣味たるものの難しくも楽しい作業の一環となるのでしょう。「心地よい音楽の響き」はオーディオマニアに満足感を与えず、物足りなさを感じさせます。しいて挙げるとしたらオーディオ機器を変えた時に得られる機材に対する満足度(価格・デザイン・人の評価等)をいかに生み出すか?そこには調和の取れた「音楽の響き」はありません。長い時間と費用を浪費して再び「調和の取れた音楽の響き」を手にするのです。・・・当然終着地点はありません。
・・・続く

「響きの館」横浜邸[2014年01月27日]

昨日は帰宅が遅くなり午前様になってしまいました。興奮しすぎて時間をわすれ聴き入ってしまったのです。
おまけに、カメラもdataと共に横浜邸に忘れるという大ドジまで披露してきました。
正直に言えば音場・音像・情報量・音楽性いずれをとっても未知の世界に突入して、動揺したのでした。
唯一自信を維持出来たのは、私の作成したdigital data(24bit,192kHz)のハイレゾ音源が素晴らしい響きで再生されたことです。

「響きの館」横浜邸[2014年01月25日]

明日は友人と横浜に出張です。以前にも紹介しましたWilson Audio 宅です。Nordost/ODINのトーンアームCableを導入されたシステムの続編です。
しかも、最近CD SystemをdCSと双璧をほこるCH Systemを導入・さらにJ.R.D.G/Model9からFMに乗り換えたとのお話です。
明日は横浜から画像data入りのblogを発信しますのでご期待下さい。

Beatles MFSL Boxを再録音[2014年01月23日]

Beatles Boxを録音する手順が決まりました。木曜日・金曜日はアナログレコードから24bit,192kHzのxxx-ABおよび波形編集したxxx-SF fileを作成。
土曜日はxxx-SFからxxx-x64DSDの録音をします。日曜日にはxxx-x64DSDからCD-Rを作成して、月曜日にジャケットの撮影・編集・印刷・切り取りを施し完成です。
一週間に作成できるアルバムは4枚です。Beatles Boxを全て仕上げるには1か月を要します。3月にはお披露目できるので「響きの館」の準備をする必要があります。
ご期待下さい。

Digital化作業の依頼[2013年12月09日]

現在digital化作業の依頼は以前に比べ特定のアーティストに集中する傾向にあります。
これまでは、お一人様で1枚・2枚のご依頼でしたが、今は最も多い方では12枚のご依頼がありました。
お客様のこだわりを強く感じられます。先日はPeter Gabrielのアルバムを10枚お持ちになられました。
私はGENESISの一員としてのPeter Gabrielしか知りませんでしたので、彼のレコードを聴いた時は演奏・録音の両面で感動させられました。
Peter Gabriel とPhil Collinsが所属していたGENESISのThe Lamb Lies Down On Broad そしてPeter Gabrielが脱退したあとのA Trick Of The Tail(MFSL1-62)
共に優秀録音です。特にPeter Gabriel の12inchi , 45rpm盤には圧倒されます。これぞHi-End Audioの醍醐味と思える「音楽の響き」です。
スピード感に溢れ、鮮烈・鮮明・精緻な音像はオーディオ装置の限界を試されているようです。続く

Peter Gabriel

Peter Gabriel

Peter Gabriel

Peter Gabriel

Beatles tape to tape 入手[2013年12月08日]

1か月程前にもBeatlesのoriginal Tape(Y1W153/YELLOW SUBMARINE)が手に入りカビが付いていしたがテープの方は良好でした。
今回も同じようにE Bayで落札しました。Y1T 2835 / MAGICAL MYSTERY TOURです。ケースの状態・テープいずれもきれいです。

Magical Mystery Tour

Magical Mystery Tour

Magical Mystery Tour

Magical Mystery Tour

録音はOTARI MX-55から出力して、Ayre QA-9pro , DA-3000で24bit ,192kHzで取り込みました。

Magical Mystery Tour

Magical Mystery Tour

record では得られない音の厚みが再現出来ます。とくにPenny Laneのりコーダやパーカッションは幻想的で、かつ実在感のある響きに魅力を感じます。今回でテープで12種類揃ったのですが機会を作ってreel to reel の音源を公開してみたいのですが、なにか妙案はないものでしょうか?
残るはwhite album ,abbey road , let it be です。気長に探していますが本当にお目にかかれません。

12月1日より価格改定[2013年11月09日]

お客様の要望で新しいサービスを作ってみました。 これまでのアルバムには必ず曲ごとにファイルを作成し、市販のCDと同様に選曲可能にしてきました。これを簡略化して、アルバム通しのファイルのみを作成しました。これにより大幅に作業時間の短縮が見込めます。料金もLP一枚¥4,500円のところを¥3,500円で提供いたします。 これからもよろしくお付き合い下さい。
wave dataは24bit , 192kHz・DSD化作業も5.6448MHzまで可能ですのでご利用ください。

デジタル化サービス価格表(2013年12月より)
オリジナルレコード 音楽CD ジャケット データDVD 価格
LP (12インチ 30.48cm)盤 1枚    ○1枚     ○    ○1枚 ¥8,000円
LP (12インチ 30.48cm)盤 1枚    ○1枚     ○     ※ ¥4,500円
LP (12インチ 30.48cm)盤 1枚    ※     ○    ○1枚 ¥5,000円
EP ( 7インチ 17.78cm) 盤 1枚    ○1枚    ※     ※ ¥2,000円
SP (12インチ 30.48cm)盤 1枚    ○1枚    ※     ※ ¥2,000円

響きの館[2013年10月28日]

友人のNordost tone arm cable odin 購入から11か月が経過し、昨日再びAyre QB-9DSDを持って訪ねました。前回は7月末に訪問しましたので3か月ぶりですが、tone arm cable odinのエージングは完璧な状況で鳴っていました。それまでは自己主張していた音(いかにもオーディオマニア向けに圧倒的な情報量・晴れ晴れとした空気感・漂う浮遊感と言うものを誇示した響き)を感じていました。そこから生み出される響きは100万円という価格相応に聴こえたものでした。アナログレコードで例えるならば、MFSLのハイクオリティー盤であるUHQRの厚みのある、完璧なまでのピラミッド型の安定感に溢れた音の響きです。それが今回の訪問では「音の響き」に全く誇張がかんじられず、ごく自然な「音の響き」に変わっていたのです。これこそが究極の「音の響き」だと思い知らされました。オーディオマニアも音楽愛好家も共に認めるであろう「音の響き」です。この席で試聴する人間の感性にあわせてどのような要望にも応えてくれる「音の響き」を演出してくれますし、体調や気分にも配慮した「音の響き」が得られるのです。・・・欲望から解き放たれた無心の境地・・・ともおもえます。
友人はAyre QB-9も所有しておりますが、今回私が持参したQB-9DSDでQA-9proとDA-3000の組み合わせで録音したwave dataを試聴してもらいました。オリジナルはレコードですがSNの良さを認めてくれました。「自然体で音楽の響きを楽しめる音質でこれまで録音してきた音質を凌駕したもの」と期待に溢れた意見をいただけました。
録音に対する私のアプローチが正しい方向に発展していると確信した一日でした。

響きの館 「Beatles Sound」開催[2013年09月12日]

12月8日はJohn Lennon の33回忌です。今年は日曜日に当たりますが、武蔵浦和コミュニセンターサウスピア9階の音楽室5でBeatles 特集を開催いたします。http://www.e-map.ne.jp/pc/index.htm?cid=Saitama&kid=1166
048-844-7215
12月7日(土)・8日(日)で申し込んだ音楽室5が当選しました。
今年は最新機器で録音したBeatles Sound をお楽しみいただきます。DSD64・DSD128・24 bit,192kHz・等のハイレゾ音源で録音したMFSL  / Yellow PARLOPHONE /  TOSHIBA EMI PRO-USE  そしてBeatles Open Tape( Recorded in England )/ EMITAPE ・CAPITOL / 3 3/4IPS:MONO  2TRACKおよび:STEREO 4TRACKを再生させていただきます。
何分定員18名の狭い会場ですので、皆様には早めにご予約下さい。

タイトル:「ハイビット・ハイサンプリングで聴くビートルズサウンド」
会場:武蔵浦和コミュニセンターサウスピア9階 音楽室5
日時:
2013年12月7日(土) 14:00~16:00 , 16:30~18:30 , 19:00~21:00
2013年12月8日(日) 19:00~21:00

連絡先 disk-audiophile@nifty.com , 080-1086-3833 天野