We are the World original CDを購入[2012年09月16日]
新宿diskunionでPolyGram :We are the World CD(中古)を見つけ、購入しました。価格は1,680円と中古レコード(100円)に比べて高価でした。お店の方に聞いたところ在庫が多い時は100円だったそうです。価格は音質とか人気度ではなく需要と供給で決まるのですね。
・・・あたりまえか?レコードからdigital化したCDーRと聴き比べました。録音はROKSAN / TMS+SHELTER Model9000でおこないました。曲の冒頭にある鐘の音色(25秒)があまりにも類似しており驚きました。流石にバーニー・グランドマンのマスタリングですね。ライオネル・リッチのソロで入るドラムの音色はCD-Rのほうがタイトになっており、音場感は奥行が深く両サイドが狭い印象です。しかし同時に録音した24bit,96KHzのデータをApogee をとうして再生するとまったく音は変わりスタジオの音そのもので圧倒されました。PCオーディオを見直す必要性を感じました。
響きの館2012年9月15日[2012年09月15日]
響きの館「軽子坂コンサート」終了しました。今日の参加者は4名でした。お二人はamm sound labのスピーカーを愛用されています。
さいたま市からおこしのT様より感想をいただきました。
SHELTER の901とGoldmund リニアトラッキングのアナログプレーヤーに感動しました。DECCA のピエール・モントゥー(ドビュツシー「牧神の午後への前奏曲」)の、特にハープやトライアングルの音の生々しさはすごい。良い経験をさせていただきました。
また、水戸市からお見えになったM様はアナログの音をデジタルで再現するのは大変だと感じた。元の音が良くなければデジタルにする意味がないと理解した。AM-105mの小型スピーカーは音がよくビックリした。
前島様よりアナログレコードの24bit96KHzのデジタル化およびCDーR化のご依頼を頂戴いたしました。
ありがとうございます。また、お近くで働いている20代の女性の方にお越しいただきました。4名の方々は来月の響きの館を楽しみにお帰りになりました。
来月10月20日(土曜日)のテーマは「 i-Podを使って鳴らす47研究所のModel 4738の響き」
を予定しています。奮って参加ください。
価格の補足[2012年09月14日]
問い合わせありがとうございます。
シングル盤4枚8曲を1枚のCDにdigital 化する時
料金はシングル盤1枚1,500円で、4枚なので1500x4=6,000円ですがCDは4枚でなく1枚ですので500x3=1,500円を差し引きまして合計4,500円になります。
また、曲間はA面とB面の間は2秒で、アルバム間は5秒で作成しておりますがご希望に合わせています。レコードジャケットは4分割で作成しています。他にも不明な点やご希望がありましたら、お問い合わせ下さい。
Cartridgeの選別(4)[2012年09月13日]
話題が少しそれているので、再びCartridgeに戻ります。録音で使用するのは最初述べているようにModel 9000です。私はこれまで40年間に渡りオーディオマニアを自認してきましたが、ここ20年間はレコードのコレクターも兼ねています。費やした金額もソフトのほうがハードをうわまわっています。集めているのはMobile Fidelity Sound Lab (Japan Victor Press)を中心に、 Half speed Cutting など高品質LPです。これらのLPはワイドレンジでダイナミックレンジも広くSN比も申し分ありません。もちろんORIGINALではありませんが、定評の高いアルバムが選ばれているわけです。LPに込められている音楽情報を全て忠実に再生することが私の仕事です。Cartridge によってアルバムから取り出すSound は豹変します。Model 901はModel9000に比べ出力は0.5mVと低く適正針圧1.4~2.0gです。私は2.0gで使用しています。以前のモデルに701ESがあり、私の最も好きなCartridgeのひとつ でした。唯一の欠点はLPのほこり、傷に弱く録音するには適さないのです。そこで改良された901を利用していますが、やはり微細なノイズをも再生します。Goldmund のアームはリニアトラック方式でレコード盤に対して平行に移動します。音の傾向としては非常に繊細で決して肥大化しません。低域はしっかり再生しますが、線が細く膨らみません。試聴する方の好みですが、JAZZには物足りないと感じる人がおおいです。このアームに敢えてModel901を組み合わせることにより他では決して得られない音楽の響が得られるのです。レコード盤の洗浄にはことさら細心の注意が必要です。
お客様の感想[2012年09月10日]
deutsche grammophon gesellschaft SLPM 138874 STEREO BELA BARTOK : GYULA DAVID /PAL LUKACS , STAATLICHES KONZERT-ORCHESTER のCD化の依頼がありました。最初はGOLDMUND +SHELTER Model901 のシステムで録音したのですが、再生音が非常に繊細でノイズが気になられたのでTMS+SHELTER Model9000に変更してお届けしました。以下はお客様の声です。
バルトークの方は、以前に某店にてCD-R化を行った事がございました。
この盤のバルトークの方はCD化が成されていませんで(DAVIDの方は別レーベルでCD化あり)、
CD-R化サービスを利用する前は実は音を一回も聴いた事が無かったのです。でも出来あがって来たCD-R盤の音を聴いてみますと、低音がこもっている様に感じました。LPとしては一回も音を聴いた事がないのですが、明らかに不自然な音でありました。
さて今回お送りいただきましたCD-R盤ですが、音が激変しております。Violaソロから始まる冒頭部からして、申し分のない音だと思います。オケ全合奏部も大変素晴らしい音質であり、大満足であります。
ありがとうございます。デジタル化されていない名盤は数多く存在します。「所有しているLPの魅力を確認したい」一人でも多くの方にその素晴らしさをお届けできたらと考えながら仕事に励んでおります。これからも長くお付き合いください。
Cartridgeの選別(3)[2012年09月09日]
再生用のケーブルにはcardasのgolden 5を使用しています。中古でエージングの進んでいる状態の良いものを気長に探しています。
SISさん オーディオユニオンさん がお薦めです。特に3mを超える長尺ものは数も少なく、高額になりますが 特価で購入できることもあります。そうでないと、無理ですから。電源ケーブルはACROLINKが安価で高い効果(音圧が高まり、情報量が増加)が得られます。最近はZu cable を購入することが増えました。ケーブルの多くは太い・固いが主流で、使い難いですがZu cable は細く・やわらかいですし新品で購入しても数万円でおつりがかえってきます。品揃えが豊富なのもうれしいです。エージングは200時間ほどかかります。だいたい1か月位ですかね、録音も再生も驚くほど音の響きが豊かになります。・・・続く
Cartridge の選別(2)[2012年09月08日]
a/d コンバーターはapogeeのmini-ME とRMEのFireface-UCXを利用しています。apogeeの入力端子はXLRを、RMEはPHONOを使っています。これはPHONOがXLRよりゲイン設定が高く取れるからです。もちろんPHONO入力端子もバランスで作成してあります。録音する時には電源部とケーブルには細心の注意を払います。COHERENCEとa/dコンバータ―間はcardas G-Master REFケーブルを利用しました。このケーブルは細くて弾力性があり、取り回しが楽です、ケーブル特有の色付も少なくSNにすぐれており録音にうってつけです。再生系にはちょっと物足りなさを感じます。・・・続く
Cartridgeの選別[2012年09月07日]
これまでに、1000枚を超える録音(LPをdigital化)をしてきましたが、そのほとんどはプレーヤーがROKSAN /TMSでカートリッジはSHELTER Model 9000です。
Goldmund /Studietto+T5にModel 901 , VPI/Scoutmaster にHarmony , TECHNICS 1200Mk4にSHURE M78を主に利用してきました。録音時代、HiFiレコード、スタジオ録音、ワイドレンジか否か、ジャンルによっても適材適所で使い分けしています。Model 9000は出力0.65mVと高く利用し易いです。APOGEE やRMEのA/Dコンバータの入力ゲイン調整は本来コンソール側で行うものですが、音質の劣化を最小にするためにJ.R.D.G/COHERENCE のREC OUTから直に入力しています。・・・続く
銀座 山野楽器でMEG-CDを体験[2012年09月06日]
廃盤やCD化されなかったレコードをCDで復刻してくれるサービスを銀座山野楽器で体験してきました。選曲はMEGBOOK から選びます。ホームページ http://MEG-CD.jp/からも選べるようです。
今回は 高橋真梨子/桃色吐息・もいちどロマンスをお願いしました。受付嬢にお願いして、5分ほどで完成します。ふつうのインクジェットプリンターでCD-Rの中心部とアルバムの表紙を印刷し、破線にそって切り取りパソコンで音声をコピーして完成です。あまりに単純で驚きました。CD-Rの外周部はレコードの溝風に最初から印刷してありました。
料金はシングルで800円でした。アルバムは2,500円です。
自宅に戻り試聴しましたが音質はわりと楽しめました。アナログレコードを持ち合わせていないので、digital 化できず比較は出来ませんが当店の優位性は十分有りと思われます。
再びImpressions[2012年09月03日]
お客さまの感想を載せさせていただきます。
「CD-R化を行っていただきましたJohn Coltrane の Impressionsは、繰り返し聴いております。ありがとうございます。
J.ColtraneのLP盤を買った店は西新宿の「えとせとら」と言う店名でした。もう20年前頃だったと思います。このLP盤を購入した時には、店側からオリジナル盤であると聞いていました。
本当かどうかわかりませんが、かなり初期の盤である事だけは確かな様です。
お伺いした時もお話しましたが、この Impressionsは一般LPと同じく俗に言う餌箱に入っていまして¥10000でした。Sonny RollinsのSaxophone Colossusのオリジナル盤が額に入って飾られていまして、価格が¥50000でした。この差は何ですかと聞いたところ、John Coltraneは前衛的だから好む人が限られるからとの事。ちょっと疑問に感じました。まったく同感です。Coltrane は日本では人気があり、コレクターアイテムにもなっています。おそらく、在庫が複数枚あったのではないでしょうか?
オリジナル盤の音は、再販盤と比べてカーテンを一枚取り払った様な音だと、そこの店主が話していたのを今でも覚えています。実際そうゆうケースもありますが、販売店では必ずそう表現しますね。
オリジナル盤(本当かどうか判りませんが)であるJohn Coltrane の Impressionsの音を、こうしてCD-Rで簡単に聴けるようになったのは大変うれしい事です。感謝します。
この盤はCDでも買って持っていまして、音質を聴き比べてみました。CDの音が平板的に感じられます。味も素っ気もない音と言いましょうか。もっともこれはうちのシステムのせいかもですが。決してシステムのせいではありません、グレードが上がればその差はさらに顕著になります。