PHA 2 購入(6)[2013年12月27日]
PHA-1を使用していたころは波形編集した後の音の確認に利用してきました。そのほとんどはi-Pod Touchに繋いでイヤフォーンで試聴しました。しかし、PHA-2ではi-Pod Touchに繋いでイヤフォーンで試聴することに不満をもちました。PCの音と比較するといまひとつ魅力が薄れるからです。そこで期待しているのが新型ウォークマンです。ZX-1およびF seriesは24bit,192kHzまで対応するハイレゾ仕様で、mini USB ケーブルをつかうことによってPHA-2にデジタル出力が可能となっています。DSDには対応していないことが少し残念ですがi-Pod Touchが24bit,48kHzですので魅力的ではあります。近日中に試聴に行く予定です。
問題もいくつか抱えています。24bit,192kHzの情報量は1アルバムに2Gも消費してしまうので、最も安価なF seriesを購入(24,800円)すると16Gですのでわずか8アルバムしか取り込めないのです。二つ目は接続ケーブルです。付属品のケーブルは心もとなく、SONYはじめて試みなのでウォークマン対応の高音質対応ケーブルが現時点では販売されておりません。ウォークマンの購入はしばらくお預けです。・・・続く
PHA 2 購入(5)[2013年12月26日]
PHA-2の本当に素晴らしい利用法はポタアンではなくUSB AudioとしてのDA Converterだと思います。もちろんオーディオシステムとしては小型に限ります。
ちなみにWilson Audioを鳴らすには力不足ですが、とりあえず音出しは可能です。
ステレオミニピン出力から標準ピンプラグに変換後Cardas:CGA RCA/XLRコネクターを用いここにCardas/Golden Reference XLR ケーブルを繋ぎJ.R.D.G/COHERENCEに入力します。ケーブル代金がPHA-2 本体の10倍ほどになりますが試聴は可能です。
まったくお薦めは出来ません。むしろJ.R.D.Gから出力した音をイヤフォーンで確認する方が適しています。
前回示したERNESTOLOと四十七研究所のModel 4738の超小型システムは想像を超える音の響きを体験でき、感動を得られます。ぜひ一度お試しください。
それから、ご注意して頂きたいのはバッテリーの充電は試聴時は出来ません。6時間連続試聴すればPHA-2の電源は切らなければなりません。blogでは据え置き型での試聴が可能と謳っているものもありますが間違えです。・・・続く
PHA 2 購入(4)[2013年12月23日]
昨年は「PHA-1のPHONE 出力端子からERNESTOLOのLINE INNに直接つなぐのが最も音質が良好でした。つまり、管球プリアンプは使用しません。そして電源部もPOWER 部だけに接続し、プリ部には繋ぎません。STEREO MINI CABLEはCarot Oneに付属しているものよりPHA-1に付属している方を利用してください。SONY PHA-1に使われているVOLUME は高品質で精度の高いものです。バッテリー駆動の良さも得られているのでしょう。」
今回はPHA-2のLINE OUT出力端子を利用します。ERNESTOLOの管球プリアンプに接続して試聴します。Carot Oneでボリュームの調節をします。ダイレクトにパワーアンプに入力すると当然大音量になります。
このシステムに合わせるスピーカーは前回同様四十七研究所のModel 4738で再生してみました。
ベストマッチングした音の響きが得られ楽しいです。ここではDSD(2.8224MHz)と5.6448MHzの差はハッキリと認めることができます。音の粒立ちが細かく、さらに情報量も増加しています。・・・続く
PHA 2 購入(4)[2013年12月22日]
1:SONY /SOUND FORGE PRO11 , 2:SONY / Hi-Res Audio Player , 3:foover 2000 plus
これらの3種類のplayer softでの音の響きを比較すると
1:SOUND FORGEは24bit,192kHzでの試聴になりますが、モニター調の癖のない音作りです。DSD対応波形編集ソフトは民生用ではありませんので早くDSDに対応してほしいです。
2:Hi-Res Audio PlayerはDSDの特徴であるAnalogueの雰囲気に最も近いと思います(繊細でありながら情報量も多く、音場感も豊かである)。温度感は低くレベルを追い込んでいくとかなりの線まで答えてくれるが疲れる。
3:foover 2000 plusはHi-Res Audio Playerに比べると低域の押し出しが強く、響きも豊かです。こちらの方が聴いていて心地よく、長時間の試聴には適していると思う。
いずれのplayerもX64(2.8224MHz)でも充分音楽の響きを感じることが出来、x128(5.6448MHz)にグレードを上げてもイヤフォーンで試聴する限りでは歴然とした差は得られなかった。
しかし、PHA-2のLINE OUT機能を利用するとその差は歴然となる。・・・続く
PHA 2 購入(3)[2013年12月21日]
i-Podを接続した時は感じなかったけれども、PCでの印象は素晴らしく良かったです。今回使用したプレーヤーソフトは3種類です。
1:SONY /SOUND FORGE PRO11 , 2:SONY / Hi-Res Audio Player , 3:foover 2000です。1のSOUND FORGE PRO11はDSDには対応していません。
いずれのソフトを利用してもPHA-2が奏でる音の響きは1万円ほどのイヤーフォンからとは思えない音像・音場を与えてくれます。
・高音質ラインアウト用オペアンプ(LME49860)を搭載し、高品質なDACからの出力をそのまま2Vrmsで出力
・DACにはTexas Instruments製PCM1795を採用し、192kHz/24bitまでのPCMおよび2.6MHz、5.6MhzサンプリングのDSDといったハイレゾリューションオーディオファイルに対応
・高品質ヘッドホンアンプ(TPA6120)を搭載
これらが全て揃ってはじめて響きのよい再生音を作り出しているのでしょう。
特に驚いたのは情報量の多さです。もともと、ヘッドフォン・ミュージックは情報量は多いのですが「音楽の響き」を伴わないケースが多いのです。
このPHA-2は空気感さえも表現してくれます。これならば波形編集用にも利用可能です。・・・続く
PHA 2 購入(2)[2013年12月20日]
先ずはi-Pod touch (第4世代/64G)を接続して試聴と思ったが、PHA-2との接続ケーブルが今回は付属していないため、Macに付属してきた1mの長いケーブルを使用。
i-Podの電源を入れ、入力切換スイッチをi-Phone/i-Pad/i-Pod接続端子にします。これで44.1kHz,24bitのwave dataは試聴できました。これと言って、PHA-1との違いは感じませんでした。次に本来の目的であるパソコンでの試聴に取り組みます。最初にドライバーのインストールです。PHA-2の入力切換スイッチをUSBにするのを忘れインストールに失敗、そのままもう一度トライして無事Sony Portable Headphone Amplifier USB Audio2.0をダウンロードして、インストールしました。引き続きパソコンにHi-Res Audio Playerをインストール。とりあえず取り貯めていた24bit,44.1kHz ,および24bit,192kHzのwave dataを再生確認しました。引き続きDSDAudio(2.8224MHz)を再生。・・・続く
PHA 2 購入[2013年12月19日]
YODOBASHI.COM Web 限定価格が39,800円+10% pointでおもわずポッチてしまいました。
昨年の10月にPHA 1を購入した時はどこにも在庫が無く、銀座SONYビルまで行ったのを思い出します。sony store会員でしたので15%offの35,000円ほどで購入できました。今回は発売から1月遅れとはいえ同額で購入できたのが不思議です。audio union では中古が39,800円でした。
当初はまったく購入予定がありませんでしたがハイレゾ対応レンジが24bit,96kHzから24bit,192kHzに広がり、さらにDSD(2.8224MHz , 5.6448MHz)にも対応しているので録音のチェックだけでなく波形編集にも利用できます。
前回同様に使用経験を記載していきますので参考にしていただければ幸いです。
いくつか付属品に変更があります。
1:i Podとの接続ケーブルがなくなり、Walkmanとのdigital ケーブルが入っています。
2:LINE 入力・出力端子が新たに加わりました。・・・PHA-1ではLINE OUTはなく、PHONE 端子を使っていたので期待できそうです。・・・続く
Peter Gabriel(4)[2013年12月16日]
Peter Gabriel最終日はアルバムsledgehammer / Biko の2枚です。
・sledgehammer
1:sledgehammer
2:Don’t Break This Rhythm
3:I Have The Touch
・Biko
1:Biko
2:No More Apartheid
Peter Gabriel特集はいかがでしたか?
これらのアルバムは全てお客様よりdigital化作業の依頼があったものです。
これからも、12ページの最後の2枚はお客様の依頼コーナーに設定いたします。
参考になればと考えております。
Peter Gabriel(3)[2013年12月15日]
今日お届けするのはPeter GabrielのアルバムBig Time とRed rainの2枚です。いずれも12 inch 45rpm盤です。
Big Time(Charisma Records Limited PGS3 12Virgin)
1:Big Time extended version
2:Big Time seven inch version
3:Curtains
Red rain(GEFFEN RECORDS20749-0)
1:Red Rain
2:GA-GA
3:Walk Through The Fire
dCS p8iを購入[2013年12月14日]
現在dCSからPucciniが一体型SACDプレーヤーとして販売されていますが、250万円と高額です。Paganini,Scarlatti,Vivaldiなどのシステムは桁外れの高値で一般向けではありません。初代の一体型SACDプレーヤー/p8iは5ビットリングD A Cを備え¥1,575,000(税込)とちょっと無理をすれば購入できる機種でした。一方、p8iに使われているフィリップスのドライブメカが製造中止になり修理も難しい現状ではなかなか購入に踏み切れませんでした。ところが最近知ったのですが、p8iをバージョンアップ(p8i MkII)出来るのです。ドライブをフィリップスからティアック・エソテリック製UMK5に乗り換えるという大技だそうです。このドライブはPuccini, Paganiniと同一のもので非常に魅力的です。ドライブのほかにシャーシーも完全交換してくれるとのことです。p8iの購入費用とMkIIへのバージョンアップ費用の合計が60万円ですので決心いたしました。今使用しているElger plus 1394との聴き比べも興味深々です。