MFSL Beatles Colection(BC-01 ~14)の最終録音(4)[2014年02月06日]
今日はBC-01 / Please Please Me ,BC-02 / with the beatlesの2枚を録音しました。BC-08に比べると曲・演奏・録音いずれもSimpleです。
Please Please Meは複雑な編集をすることなく録音されているのでさわやかでみずみずしい響が得られます。しかし、with the beatlesは元々monoでの録音を疑似stereo化されたもので楽器と声が分離しておりSeparationに不自然さが感じられます。24bit,44.1kHzではそれほど気になりませんでしたが、24bit,192kHzでは顕著にあらわれます。
それにしても24bit,192kHzの情報量の多さには驚かされます。まさにスタジオの響きで楽器の位置やマイクの配置までもが目に見えるようです。
Please Please Meは2Track Recordingでしたが、with the beatlesの録音が終了する直前に4Track Recordingが導入されたと記憶しています。機材の変更が録音に大きな影響を与えたのです。
MFSL Beatles Colection(BC-01 ~14)の最終録音(3)[2014年02月03日]
Beatles/Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club BandこのアルバムはMFSLから2種類が発売されています。MFSL1-100 およびMFQR1-100です。一説にはBox Set/BC-8とMFSL1-100は異なった時期にプレスされており、同じではないと伝えられていますが試聴する限りでは同じであると思います。しかしMFSL1-100とMFQR-100はまったく異なったものです。音の響きはもちろんですが、アルバム全体の録音時間が異なっています。曲の演奏時間もずれています。はっきり違いを感じるのは曲間で、MFQRでは微小信号が埋まっており空白時間は皆無ですが、MFSLにはわずかながら無音部分がそんざいしています。
今回初めて感じたのはこれまでのBeatles Soundは24bit,44.1kHzのデータが最も良い印象を持ってきましたが、24bit,192kHzのデータに圧倒的な情報量の多さに驚きました。
これまで市販されてきたいずれのCDにも引けを取りませんし、純正のハイレゾデータ(24bit,44.1kHz)にも遜色ありません。ぜひ当試聴ルームにお越しになりその響きを体験してください。
Beatles Sound の新たな一面を垣間見ることができます。
そこで、当初の計画を一部変更しました。CD-R化は先に延ばし、まずは24bit,192kHzのxxx-ABと波形編集をしたxxx-SFの2種類を作成することにします。これならば約2週間でBeatles Colectionの録音が完了します。・・・続く
MFSL Beatles Colection(BC-01 ~14)の最終録音(2)[2014年02月02日]
MFSL レコードのほとんどは中古をアメリカから購入(e bayによる落札)していますので、盤の状態がいいものばかりではありません。
DAT tapeではどうしようもありませんが、PCでの取り込みは波形編集ソフト(SONY/Sound Forge Pro)を使えるのである程度の傷・塵は音声に影響を与えないで取り除くことも可能です。
このソフトはプロ使用で私が使用する術はほとんどなく、自分で経験を積むしかありませんでした。一括でアナログノイズを除去するやり方もありますが、本来あるべき音声データも取り除かれつまらない音の響きになってしまいます。しかしすべてを波形から読み取るのは現実的ではありません、音性を聴いてはじめてノイズと判断できることも少なからずあります。逆に波形やヘッドフォンによる音声確認ではノイズと思っていた音が実際にはベース奏者の足踏みであったこともあります。毎日が新しいことの発見につながります。・・・続く
デジタルカメラを横浜に忘れてきたため写真をアップロードできません。1日の初日はBeatles/Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Bandの録音をしました。このアルバムはMFSLのなかでも特に録音のすぐれているUHQRでもプレスされております。盤の重量は200gと通常のレコードより重くかつ厚く製作されています。プレスに要する時間も普通は5秒程度、MFSLは20秒ほどですがUHQRは90秒と言われています。プレスされる枚数も5,000枚限定で、シリアル番号も記載されています。近日中に画像を公開します。
試聴ルーム書き換えました [2014年02月02日]
試聴ルームの12ページはBeatles 特集で1月は全てのアルバムがA面でしたが、2月はB面に書き換えました。
ご利用ください。
MFSL Beatles Colection(BC-01 ~14)の最終録音(1)[2014年02月01日]
今日2月1日はBC録音初日です。BCの録音はこれまでに20回以上取り続けてきました。録音機材やカートリッジ、媒体を換えての作業を25年間もの間よく飽きもせず取り組んだものです。最初の録音機はビデオデッキ(SONY / BETA)とSANSUI/PC-X1の組み合わせでした。ビデオテープの画像録画部分にPCM音声を録音するというdigital録音のはしりでした。
その後NAKAMICHI / DAT 1000と1000pの組み合わせになり、DAT TAPE 800本ほど録音したものです。途中 AKAI/OPEN TAPE DECKで録音することもありましたが、1年間で終焉を迎えました。APOGEE/DAC miniとAD miniにPCを組合わせて録音した時期が一番長かったです。今でもDAT TAPEに16bit,44.1kHzで録音(CD-RやPCの非接触型と違って接触型の録音は音に艶のある響きが得られる)したものが最も気に入ってます。しかし、レコード傷・埃などに非常に神経を使うので労力は多大でした。・・・続く
「響きの館」[2014年01月31日]
横浜の友人宅での試聴は私にとって「音楽の響き」に対する一つの終着点を暗示させてくれました。
金銭と情熱と時間をかけて構築したオーディオ装置はその時点で単なる機械ではなく、使用者の分身に近い存在となっています。
「音楽の響き」はソフトやハードの質の高さで決められるのではなく、演奏者(使用者)の感性によって響きが得られているので、再生される「音楽の響き」はオーデイオユーザーの数だけあるのです。私は到底これ以上の金銭・情熱・時間を浪費することは出来ません。すでに目いっぱいの情熱と時間をさいて今のシステムを構築したのです。・・・続く
「響きの館」[2014年01月30日]
オーディオを趣味としている方々は向かう先は違うけれども、手段は同じ方向を目指しているのだろう。ソフト・プレーヤー・アンプ・スピーカーがほど良く調和しているシステムは聴いていて心地良い。
そのなかの一つでも欠陥があるとつまらない響きになる。また一つが傑出して優れているとオーディオ的な響きになると思う。すべての調和が取れ、なおかつ電源・ケーブル・オーディオラック等を含めた機材の設定によって自分の「音楽の響き」を得ることが可能になる訳です。ですから同じ「音楽の響き」はあり得ませんし、望む人もいません。それが趣味と言えるものなのでしょう。では何を指標として「音楽の響き」を改良していくのか?これが趣味たるものの難しくも楽しい作業の一環となるのでしょう。「心地よい音楽の響き」はオーディオマニアに満足感を与えず、物足りなさを感じさせます。しいて挙げるとしたらオーディオ機器を変えた時に得られる機材に対する満足度(価格・デザイン・人の評価等)をいかに生み出すか?そこには調和の取れた「音楽の響き」はありません。長い時間と費用を浪費して再び「調和の取れた音楽の響き」を手にするのです。・・・当然終着地点はありません。
・・・続く
「響きの館」横浜邸[2014年01月27日]
昨日は帰宅が遅くなり午前様になってしまいました。興奮しすぎて時間をわすれ聴き入ってしまったのです。
おまけに、カメラもdataと共に横浜邸に忘れるという大ドジまで披露してきました。
正直に言えば音場・音像・情報量・音楽性いずれをとっても未知の世界に突入して、動揺したのでした。
唯一自信を維持出来たのは、私の作成したdigital data(24bit,192kHz)のハイレゾ音源が素晴らしい響きで再生されたことです。
「響きの館」横浜邸[2014年01月25日]
明日は友人と横浜に出張です。以前にも紹介しましたWilson Audio 宅です。Nordost/ODINのトーンアームCableを導入されたシステムの続編です。
しかも、最近CD SystemをdCSと双璧をほこるCH Systemを導入・さらにJ.R.D.G/Model9からFMに乗り換えたとのお話です。
明日は横浜から画像data入りのblogを発信しますのでご期待下さい。
e bayで初めて売りでのオークション[2014年01月24日]
ESOTERIC SACDを$50.95で売買成立し、PayPalに$2.29の手数料を払い完了と思っていましたが、先日e-bayから$5.09の支払い通知がきました。
10%の手数料が必要でした。e bayへの支払いは無いとの説明書きは私の早とちりのようでした・・・当然ですか?
それでもアマゾンに比べればかなり割安感はあります。
それから、私が一月に販売できる金額は$500.00までのようです。Led Zeppelin Roadcaseは$5,000越えを予想していますのでどうすれば、増額出来るのかこれから調べて見る必要があります。
面倒でなければよいのですがすこし不安です。