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NORDOST Valhalla 2 試聴記(6)[2013年08月18日]

NORDOST Valhalla 2の試聴も今日までです。最後にValhalla 2をRCA-BAL変換プラグを使用してPhono Preに入力してみました。J.R.D.G / Phono Preは入力をBal とRCAの2系統で利用できます。普段はTMS / ROKSANでBal入力、VPIでRCA入力を使用しています。CartridgeはBal 仕様ですので本来はBalがメインになるのが理想ですが、Arm側やPhono Pre側の端子がBal仕様は少なく特にArm 側はDIN端子が主流です。もっとも多く使われているのはDINーRCA、次がRCA-RCAですかね。使用しているVPI/Scout MasterはRCA出力ですが、Bal出力もオプションで用意されています。価格も$400.00ほどなので購入してみようと思います。音質ですが、Balの方が情報量・解像度・SN比は優れているように感じます。しかし、音のち密さではRCAが勝ります。NORDOSTのarm cableは端子の形状をDIN, RCA,XLRから選べるので悩みます。・・・続く

 

NORDOST Valhalla 2 試聴記(5)[2013年08月18日]

ODIN tone arm cableを使って録音したCDーR(MFSL1-173 Bridge Over Troubled Water / Simon & Garfunkel)を持参して試聴してきました。最初は新宿にある家電量販店です。B&Wの50万円クラスのスピーカーで試聴A面1曲目 Bridge Over Troubled Water は出だしのピアノが快適な響きを演出してくれましたが、最後の徐々にボリュウムが上がってくるところでわずかにひずみが出現。B面の2曲目Baby Driverは十分楽しめました。ベースギターの引き締まった低音、ヴァイオリンの澄み渡った響き、パーカッションが埋もれることなく聴き取れました。B面5曲目のBye Bye Loveでは観客の拍手が下の方から両サイドにわたって響きますが、高低の表現はかんじられませんでした。ODINのSN比の高さや解像度の明快差は感じられましたが標準の域は抜け出しませんでした。我が家でもCD-RではLP再生のようにはいきませんので、CDの限界があるのかもしれません?次にAudio Unionに行き、ここではAVALONで試聴させていただきました。流石にB&Wと比較しますと一枚も二枚も表現に深みを感じます。遊び心で作ったCD-Rの3種類を聴き比べてみますと、1)太陽誘電MYシリーヅはきめの細かいモニター調の響き 2)同じく太陽誘電ですが1枚50円ほどのプリンタブルCD-Rは高域が明るくなり若干ハイアガリな音で情報量は低下しています。3)MFSLから出ている24Karat CD-Rはとても上品な音作りでいつまでも聴いていたい耳あたりのやさしい音色でした。
今日は2店舗しか回れませんでしたがODINの素晴らしさはCD-Rでは発揮できませんでした。・・・続く