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Beatles の録音(1)[2013年01月17日]

昨年の12月24日発売のBeatSound Special Edition( BEATLES 音盤)に当店舗の記事が掲載され、おかげさまでLPのdigital化作業の注文が増えています。私はMFSL盤のBeatles を聴き虜になった人間であり、決して根っからのBeatles colecter ではありません。先日UK オリジナルアルバムのモノーラル盤を録音する機会に恵まれました。Yellow PARLOPHONEといわれる盤だそうです。これは2nd Press で1st Press はGold PARLOPHONE といい非常に高額なようです。録音時はMonoural Cartridge SHELTER Model501 Ⅱ(mono)を使用し、プレーヤーはVPI / Scoutmasterです。試聴以前の漠然としたイメージは情報量は少ないが、音圧が深く線も太いといったものでした。50年前の録音ですし、MFSL に比べ音場感・音像感・SN比全てにおいて劣るものと思っていました。これはまったく的外れな考えでした。確かに音場・音域は狭いですが、情報量は少なくありません。Ayre QA9/QB9で録音再生した音の響きはMFSLとは異なっていますが、十分魅力的です。Beatles USB Model (24Bit , 44.1kHz)を凌駕する出来栄えです。