続オーディオフェア[2013年11月08日]
Stellaのブースには超弩級アナログレコードプレーヤTechDAS/Air Force Oneと新しく開発されたアナログレコードプレーヤAir Force Twoが展示してありました。
Air Force Oneはアーム・カートリッジ無しで6,500,000円ですが、Air Force Two(新機種)は2,500,000円を予定しているそうです。Air Force Oneは昔のマイクロ精機のアナログレコードプレーヤを彷彿させるもので、エアーベアリング・エアーサスペンション・ディスク吸着を実現した究極のメカニズムを搭載しています。Air Force Twoは価格をおさえて設計されたアナログレコードプレーヤで、エアーサスペンションではないようです。今回は時間も取れず試聴できませんでしたが、ぜひ一度は使ってみたい機種の一つです。
Beatles tape to tape 入荷[2013年11月07日]
Beatlesのoriginal Tapeが久々に手に入りました。ケース表は画像を見ての通りカビが付いていますが、テープの方はmint -程度で良好でした。
録音はOTARI MX-55から出力して、Ayre QA-9pro , DA-3000で24bit ,192kHzで取り込みました。編集した後24 bit , 44.1kHzで再録音して試聴ルームに音声ファイルを載せました、お楽しみ下さい。
このテープは通常の半分のスピード(9.5cm/sec)でさらにstereo 録音ですので音質は期待できないとお考えの方もいるかと思いますが、大きな誤解です、確かにSN比は高いとは言えませんが音圧が非常に高く聴いていて臨場感にあふれ・当時の雰囲気を楽しむにはもっとも適していると思います。
またmono録音と比較すると録音レベルも4dBu程低いので、QA-9proで調整してやる必要があります。
tapeの素晴らしさを活かすのはOTARIの性能に頼ることになるわけですが、それはRECORDSやCDでも同じで機材の調整が大事ですね。
試聴ルーム6page / Yellow Submarineの左側にMFSL ・右側にTAPEを24bit , waveで添付しましたどうぞお楽しみください。
試聴ルーム[2013年11月07日]
Beatles Colection BC01~BC14の14曲入れ替えました。
これから毎週木曜日に入れ替えますのでお楽しみ下さい。
天野 洋
オーディオフェア[2013年11月04日]
ほんの1時間ほどですが有楽町に行って来ました。
今年の目玉は何と言ってもMAGICO “Q7″でしょうね。重量が340Kgもあるスピーカーですから、セッティングできる場所がかなり限定されます。会場が国際フォーラムなので「音の響き」は致し方ないですが、音量を絞った時の響きはすごく期待を膨らませるものでした。能率も高く94dbあるのでパワーアンプにイメージ程の大出力はいらないかも知れません。輸入代理店はNORDOSTの販売もしている関係で、ケーブル類は全てNORDOSTで統一されていました。スピーカーケーブルは当然ODINです、あまりコストの計算に意味はありませんがケーブルだけでも軽く1,000万円は超える金額になりますね。今はなきYAMAGIWAで総額50万円程のオーデイオセットに使われていたケーブルが50万円と同額だった時の驚きを思い出して笑ってしまいました。
家にオーディオセットが届きワクワクして音楽に没頭して、今か今かとエージングに勤しんでいたのに1年経ってもYAMAGIWAの音の響きは得られませんでした。理由を知って腹も立ちましたが、オーディオの奥深さを知ることでのめり込んで行き現在の私がいるのです。・・・続く
試聴ルームに音源を追加[2013年11月03日]
試聴ルームの12ページにあるMFSL Beatles Colections 13album 14 discが1分20秒弱の音源を24 bit , 44.1kHz およびMP3で試聴可能になりましたのでご利用ください。
また随時MFSL Recordsの音源を追加して行きますのでお楽しみください。
天野 洋
Ayre / QA-9pro導入(7)[2013年11月03日]
QA-9proに接続するCableにも相性があります。tone arm cableはcardas / clear を使い、phono EQからCOHERENCEには大昔のMIT / MI 330 Shotgun Blance を利用しています。MIT / MI 330 は今でも人気モデルで中古市場でもあまりお目にかかれず、まめにチェックしていないと入手できません。非常にナチュラルで色づけのないSN比の高いCableです。一方Cardas / Golden Refferenceは再生系の音作りには適していますが、色付けがあるので録音系には適しません。むしろCardas / Presenceのほうが録音系には合っていると思います。現行モデルでは高額ですがCardas / clear が一番使いたいケーブルです。RCA CableならWBT 端子の0102Agが素晴らしく、XLR CableではCardas / CG M XLR / CG F XLRが推薦できます。Cableももちろん大事ですが、端子も音質に大きく係っています。・・・続く
Ayre / QA-9pro導入(7)[2013年11月02日]
気分がハイテンションの時は気持ちを静めたいのでROKSAN / TMS + SHELTER / Model9000システムを使用してきました。一方気分が落ち込んでいる時も同じくROKSAN / TMS + SHELTER / Model9000システムで心を癒すように使っています。もちろんシステムは同じですが試聴ソフトは異なります。平穏な気分の時はVPI / Scout Master+SHELTER / Harmonyを使用します。Scout Masterに比べTMSは低域の響きが厚く・重低音にエネルギーを感じます。SHELTER / HarmonyはModel 9000に比べ色彩感が豊富に思えます。また、Scout Masterに使用しているTone arm Cableの方が繊細で・SN比の高い音の響きが得られるようです。これらが絡み合って絶妙の「音楽の響き」を奏でているのです。
ところが、録音するとこの微妙なバランスがズレルことがしばしば起きます。主な要因はA/D Converterにあります。A/D Converterは単独に全てを制御してしまいます。今回利用しているQA-9proはまさに録音における最重要機材であると断言できます。・・・続く
Ayre / QA-9pro導入(6)[2013年11月01日]
Wes Montgomery / Bumpin , Earl Klugh / Late Night Guitar , Joe Sample / Rainbow Seeker , Vince Guaraldi Trio / Jazz Impression of Black Orpheusこの4作品は決してエネルギッシュではないが、色彩感に溢れておりSN比の高いシステムで試聴すると繊細な弦の響きを感じることができます。使用するシステムはVPI / Scout Master+SHELTER / Harmonyが打って付けだと思います。
Super Tramp / Crime of The Century , Alan Parsons / I Robot の2作品はVPI / Scout Master+SHELTER / Harmonyシステムで試聴すると透明感・浮遊感・色彩感を得ることが出来ますがエネルギー感・中低域のボリュウム感は物足りなさを感じてしまいます。ROKSAN / TMS + SHELTER / Model9000システムでは繊細感は得られませんが、ボリュウム感は満足させられます。両システム共に多くの情報量を得られますが、「音の響き」は大分異なっています。私はジャンルによって使い分けすることもありますが基本 VPI / ScoutMaster+SHELTER / Harmonyで試聴します。むしろ使い分けはその日の気分によることが多いです。・・・続く