現況報告(最終)[2013年05月27日]
本日すべてのオーディオ機器のセットアップが完了しました。
5月30日より武蔵浦和 OPEN いたします。
最後の作業:TASCAM/DV-RA1000HDのDSD出力を3本ともCARDAS /Lightning 15(BNC)に取り換えました。19日の現況報告にも少し触れましたが、WORD CLOCK のみを交換した時も驚きました。DSDの品位の高さを実感できましたが、今回の豹変ぶりは 友人が導入したNORDOST / odin 以来です。odin は購入価格が100万円でしたがLightning15は3本で5万円です。私の最も好んでいる録音機NAKAMICHI / DAT 1000-Pを上回る音質です。非接触型の再生機器より接触型の方を長年愛聴してきましたが、TASCAM/DV-RA1000HDは初めて接触型同等の再生音を聴かせてくれました。もちろん、dCS / Elger 1394の性能に負うところ大なのでしょう。
低域の押し出しの強靭なこと、線が太くはなりますが、ふくらみはしません。「倍音の響きを得た」と感じました。
DV-RA1000HD単独で再生しても楽しくはありませんでした。付属のBNC CABLE でElger につないだときもそれほど興奮することはありませんでした。いかに信号を送るケーブルが大事か?改めて実感しました。
ホームページの改ざんに手間取っています。ご不便をおかけし、申し訳ありません。
読者の皆様にも武蔵浦和でオーディオの醍醐味を体験していただきたく願っております。お立ち寄りください。
お待ちしております。
dCS VIVALDI フルセット試聴会[2013年05月27日]
昨日は新宿のオーディオユニオンにオーディオ評論家の傅信幸氏の講演を聞いてきました。
いつもながら選別するCDソフトはセンスがいいですね。音楽を楽しく聴くことができました。
たいがい、試聴会では理屈に凝り固まった選曲が多いですから。
SACD , CD のパッケージ物とDSD , PCM の配信データの聴き比べに特に興味を持ちました。
現状においては圧倒的に音質はパッケージの方に軍配は上がりますが、価格が異常ですから。
配信データはまだ発表されて間もないのでこれからでしょうか?
CD発売当初のSONY と PHILIPSのCDの制作過程が異なり音質に差があったとおっしゃていましたが今更ながらある出来事を思い出しました。国内盤と輸入盤で同じはずのCDが音質に差があったのです。先輩に交換を迫られ困惑したものです。
傅氏が面白い情報を披露してくれました。
それは今年の秋に発表されるSONYの新製品にSACD PLAYER は無く、ネットワークオーディオに移行するらしく、おそらく100万円前後のハイエンド機が発売されるようです。
CDソフトの販売が低迷している現在、CD PLAYER を作る価値がなく、ネットワークオーディオで勝負する気なのでしょうか? はなはだ疑問です。
メーカーは将来を見据えるだけでなく、これまで販売してきた商品を使い続けているユーザーをもっと大事にして欲しいです。もっとも私も配信は出来ませんが、せっせと24bit , 192kHz or 44.1kHzのDATAをLPから作成しております。MFSL Beatles 盤は全て24bit ,44.1kHzのハイレゾ化が完了しております。24 bit ,192kHz も完成しておりお披露目をいつにしようか?考案中です。Cartridge もHarmony , 9000 一部RYLA/TITANで録音してあります。お楽しみに