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PHA-2[2013年09月20日]

2013年10月1日より先行予約販売開始予定のメールがsonystyleから来ました。価格は54,800円(税込)sonystyleに加入していると10%OFF(私は15% OFF)で5年間の延長保障が無料で受けられます。PHA-2の最大の魅力は5.6MHzサンプリングのDSDといったハイレゾリューションオーディオファイルに対応したことでしょう。せめて出力端子をLINEに変更し、Headphone 端子を標準にしていただければ良かったと思います。stereo mini line outを利用して外部スピーカーを鳴らそうとする人がどれだけいるのか疑問です。最近はmini端子が高級Headphoneに採用されているようですが不思議です。mini 端子ケーブルは細く収納には便利かもしれませんが、絡まりやすく・接触不良になりやすいでしょう。これらのHeadphoneの価格も3・4万円はおろか10万円近くもするのですから驚きます。それに引き替えPHA-1の価格が3万円を切って発売されるのは吉報です。apple / iPodのみで使用するならばこれほど手軽に高音質で音楽を楽しめる機種はないでしょう。もともとiPodにはDSD再生機能はなく、ましてやwalkmanに至ってはanalogue出力しかありません。浮いた25,000円で音楽ソフトの購入に充てた方が充実した毎日を送れると思いますがいかがでしょうか?

TASCAM DA-3000(5)[2013年09月20日]

TASCAM DA-3000で録音をしていて気が付きましたが、録音・再生が4系統で同時チェック出来ます。1系統目は入力時のLPで、2系統目はDA-3000での再生音、3系統目はDA-3000からdCS Elger plus 1394にdigital入力し、d/a変換した後の音源で、最後はAyre QA-9でa/d変換したものをPCを経て再びQB-9でd/a変換した音です。再生音にはそれぞれ特徴があり興味深いです。もっとも音圧が高く帯域の広いのがdCS Elger plus 1394の音です。DA-3000での音は若干ハイアガリで高域に艶があります。AyreQA-9 , QB-9ではPCM fileになり、24 bit,44.1kHzでは元気の良い音、24bit,192kHzではワイドレンジの素直な音作りになります。
DA-3000の設定をDSD(2.8224MHz)にすればdCS Elger で再生できます。DSD(5.6448MHz)も魅力的ですが、今回はElgerでの再生を重視しました。Elger での再生音はAyreQB-9の再生音を凌駕しています。それだけに新しく発売されたQB-9DSDに期待をしています。それ以上にQA-9proの入手に待ち焦がれています。DSDでのもっとも大きな問題は編集が出来ないことで、特にLPなどからdigital化する時のノイズ対策には困窮しています。ほとんどはHannlのMeraによる洗浄で済むのですが、それでも取りきれないノイズがあるのも事実です。現時点ではPCM録音して、SoundForge Pro11で編集しCD-RをTASCAM-1000HDでElgerを介して再生するのが一番好みの響きが得られています。次回は1000HDとDA-3000での使用を比較してみようと思います。・・・続く