TASCAM DA-3000(8)[2013年09月22日]
訂正します。DA-3000をテーマにしたblogはAyre QA-9 proが導入されるまで見送らせていただきます。
Ayre / QA-9のマニュアルを眺めていたら、一度も使用していない機能を見つけました。普段はUSB CableでMacに繋ぎ録音していますが、このUSB Cableを外すことにより直接DA-3000 or RA 1000HDにdigital 録音できるのです。
当然DA-3000 or RA 1000HDのA/D ConverterよりQA-9のA/D Converter の方が高性能でしょうから、PCM録音は現状のままでも利用価値十分です。QA-9は24bit , 44.1kHz~192kHzまで本体裏側のディープスィッチを切り替えることにより選択できます。今回は24bit , 44.1kHzでDA-3000にAES/EBU接続して録音してみました。予想通りの素晴らしい録音が出来ました。今まで気が付か無かった自分に腹が立ちます。Ayre / QA-9をMacで利用することしか念頭になかったのです。
「???Mac必要ない」ことになります。Sound Forge Macも必要なくなります。DA-3000のSD Card に録音し、Windowsで波形編集すれば完成です。非常に作業もシステムもシンプルでかつ高音質と一挙三徳です。スペースも広がり・ケーブルも減らせる・いいこと尽くめでちょっと疑心暗鬼になります。近々QA-9がpro仕様にバージョンアップしてもAES/EBU Cableを3本のBNCに変更するだけで対処可能です。・・・まだまだ続きます
これも我慢の賜物ですかね
TASCAM DA-3000(7)[2013年09月22日]
TASCAM RA-1000HDが発売され、DSD file の作成が手軽に・身近で行えるようになりました。一般的にはDSD fileを作成し、これをPCM fileに変換しCD-Rを制作していたようです。DSD fileのアナログ的な音質が重宝で、マスターテープのような扱いをしていたのでしょうか?DSD64(2.8224MHz)のdataは24bit,192kHzのPCM dataよりも小さく扱いやすさもあったと思います。業界には当然DSD fileを扱える波形編集ソフトもあったのでしょうが、民生用ではありません。これはSACDと同じで、普及が遅くなる・もしくは普及しないことに繋がります。TASCAM RA-1000HD本体での再生音はごく普通のオーディオ機器と同レベルですが、dCS Elger plus 1394に接続してやるとCD-Rも驚愕するほどの音場感が得られます。Single RCAでも十分満足出来ますが、AES/EBUでのダブルスピード+ダブルワイヤーを利用した時の「音の響き」には感服させられます。この音はDA-3000では再現できません。DA-3000の「音の響き」は解像度の深さ・静粛さにあると思います。DA-3000には冷却用のファンモーターがなくとても静かで助かりますが、1昼夜使っていると本体が高熱になります。当然熱はCPUに悪影響を及ぼし、録音時の音にもよくないでしょう。TASCAM RA-1000HDとDA-3000のDSD file の音もやはり RA-1000HDの方が魅力的です。別の話になりますが、「一時ハードディスクは高速で回転するので音質には良くなく、SSDは非回転ハードディスクなので高音質で再生できる。」今は否定されていますが同じ原理ではないでしょうか?
「音の響き」で選ぶならばRA-1000HD、fileの取扱いで選ぶならばDA-3000
いずれを選んでも録音・再生機器としては多機能・高音質な製品であることは間違いありません。
DA-3000をテーマにしたblogはAyre QA-9 proが導入されるまで見送らせていただきます。
アクシスも18日と約束しているのですから、遅れている理由くらい知らせるべきと思います!何の連絡もありません。我慢・我慢・我慢・我慢