TASCAM DA-3000(10)[2013年09月23日]
QA- 9をA/D converter として利用し、DA-3000で録音しました。DA-3000で本体再生した結果は以下の通りです。
24 bit , 44.1kHz :とても元気のでる「音の響き」
24 bit , 96kHZ : 見晴らしの良い、素直な「音の響き」
24 bit , 192kHz : ワイドレンジで限りなく広い音場・情報量の多い多彩な「音の響き」
24 bit , 192kHzの「音の響き」を聴いた後に24 bit , 96kHzの「音の響き」を試聴すると、音楽会場のスペースが狭くなり音も若干こもった印象を持ちます。しかし24 bit , 96kHzの音源をdCS Elger plus 1394を通して再生するとこの印象は一掃されます。実体感を伴った倍音をも聴き取れる魅力あふれる「音の響き」が得られます。残念ですが、Elgerでのdigital in (RCA , AES/EBU)端子は24 bit , 96kHzまでしか対応できないのが悔やまれます。
TASCAM DA-3000(9)[2013年09月23日]
Ayre QA-9とTASCAM DA-3000をAES/EBU接続(digital)することにより、DA-3000のa/dではなくQA-9のa/dを利用するのです。録音レベルはQA-9で調整し、DA-3000のDIGITAL VOLUMEは 0 dB にします。またQA-9とDA-3000のサンプリング周波数を同期させる必要があります。DA-3000にはサンプリングレートコンバータ―を搭載していますが、ここで使用する必要はありません。QA-9はWORD CLOCKの入出力端子を持っていませんがDA-3000と同期させることは可能です。しかし厳密に同期させるにはQA-9をQA-9 proにバージョンアップする必要があり、やはり我慢することになるのです。QA-9 proになれば録音はDSD(2.8224MHz or 5.6448MHz)が可能になります。DA-3000のA/Dで録音した時は本体での再生音は「並」でしたが、QA-9のA/Dで録音した時はワンランク アップしていました。これならdCS Elgerを通さづDA-3000で直接再生しても十分「音の響き」を楽しむことができます。そこでDSD(5.6448)の録音に挑戦?まだQA-9 proではないので我慢・我慢・・・続く