試聴ルーム[2014年01月16日]
新録音システムでの最初のアルバムはMFSL2-128/CHICAGO TRANSIT AUTHORITYです。日本題では「シカゴの軌跡」ですがファーストアルバムです。このアルバムは2枚組で、1968年8月29日に行われた大統領選挙の民主党大会の模様が録音されております。CHICAGO TRANSIT AUTHORITYと言うグループ名は郵便局の固有名詞であるとの理由で使用出来なくなり、以後のアルバムではCHICAGOに変更されています。
1枚目:INTRODUCTION , DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT IS? , BEGINNINGS , QUESTIONS 67 AND 68 , LISTEN , POEM 58の6曲です。
2枚目:FREE FORM GUITAR , SOUTH CALIFORNIA PURPLES , I’M A MAN , PROLOGUE AUGUST 29 1968 , SOMEDAY (AUGUST 29 1968) , LIBERATIONの6曲です。
1枚目、2枚目共にA・B面を試聴できるようにしましたのでお楽しみ下さい。
新録音システムでは24bit,192kHz , DSD x64 , DSD x128 , 24bit,44.1kHz , CD-Rの全てを作成しました。私の好みではDSD x64(2.8224MHz)dataをElger plus 1394で再生した時です。ベースギターの艶と重厚なホーンの響きが衝撃的です。同じDSD x64 dataをAyre/QB-9DSDで再生すると非常に緻密・繊細感に溢れたサウンドを聴くことができます。
2014年新録音方式2[2014年01月13日]
文章だけでは分かりずらいと思いますので画像をアップロードいたします。
上段左側にAyre/QB-9DSD , 右側にはQA-9proを配置しており、QA-9proは設定の変更を裏側のディープスウィッチで行う必要があるため上部を解放しておかなければなりません。中段にはTASCAM/DA-3000を配置しQA-9proと下段に配置してあるdCS/Elger plus 1394をBNC Cableで繋いで録音・再生をおこないます。
TASCAM/DA-3000の下にはDV-RA 1000HDが設置されていますが録音時には使用しませんので電源は入っていません。
2枚目の画像はMac miniから送られた24bit,192kHzのPCM dataをQB-9DSDで受け再生し、このdataをいったんアナログ変換してからJ.R.D.G/COHERENCEを介して再びQA-9proに送りDSD x64にDIGITAL変換している様子です。TASCAM/DA-3000は録音時間を表示しています。QB-9DSDの表示している「192」は周波数です。QA-9proの「64」はDSD x64(2.8224MHz)を表示しています。
また「64」の左側に点灯している赤いランプはDSD録音時を表しています。
3枚目の画像は上記と同条件下での録音時ですが、DA-3000の表示は録音設定を表示しています。
2.8MHzのDSD録音で、WORD CLOCKは適切であり、DSFファイルおよび録音年月日が確認できます。
ファイル名は2枚目の画像で確認できます(20140113-T001)このファイル名はあとからPCで変更可能ですのでわかりやすく整理できます。
2014年新録音方式[2014年01月12日]
入力系のケーブルが全てCardas Clear CG XLRになりました。またdigital cableもClear AES/EBUです。BNC CableはClear シリーズは販売されておらず、Lightning 15を使用しています。USB CableはCLEAR SERIAL BUSSを用いました。録音体制はほぼ完成したので、改めて録音方式を見直すことにしました。
A)LP録音の場合
1:SHELTER/Harmony → VPI/ScoutMaster → J.R.D.G/CONSUMATE(Phono-Pre) → J.R.D.G/COHERENCE→ Ayre/QA-9pro →TASCAM-3000
(ここではANALOGUE DATA → 24bit,192kHz PCMDATAに変換し、SD Cardに保存します。)
2:1で作成された24bit.192kHz dataから不必要な部分を取り除きxxx-AB fileを作成
3:次にSound forge 11Pro(波形編集ソフト)を用いてノイズを取り除きxxx-SF fileを作成
4:xxx-SF fileをMac mini のSound forge Macを介して再生します。
5:再びJ.R.D.G/COHERENCE → Ayre/QA-9pro → TASCAM-3000(DSD X64/2.8224MHz)とxxx-DSD64 file(CF Card)を作成
6:xxx-DSD64 fileをTASCAM-3000 → Elger plus 1394 → J.R.D.G/COHERENCE → Ayre/QA-9proに送り最終的に xxx-24bit,44.1kHz fileを作成
7:最後にP.CソフトCD Architectを使いCD-Rを作成
これまでは、xxx-SF file からxxx-24bit,44.1kHz fileを作成してきましたがxxx-DSD64 fileから作成したほうが高音質のCD-Rができました。
またElger plus 1394を利用する時に左右バランスの調整も可能になります。dataの管理はPCM dataはSD Card , DSD dataはCF Cardに振り分けております。
DSD dataは波形編集・ファイルの結合分離などは出来ませんが、file名の変更は可能です。
作業工程は複雑になり、時間もより多く必要となりますが最良の方法と考えております。
ジャヌカン作品集/鳥の歌[2014年01月11日]
今日VIC-28187:CLEMENT JANEQUINのB面を後半の6曲に変更しました。ご利用ください。
e bayで初めて売りでのオークション(2)[2014年01月11日]
落札が入ったのは終了10時間前でした。$30.95が入った時は結構うれしさを感じることが出来ました。すぐにもう一人の方が落札に加わり瞬く間に$45.05まで上昇して行き興奮を覚えました。しばらくは何もなく、このまま落札価格が決まると思ていたところ終了時間が1分を切ったところでまた落札価格が上がり最終的には$50.95で終わりを迎えました。
PayPalの手数料や送料を差し引いても$43.00程が手元に残ります。Esoteric SACD カラヤンのシューベルト9番はヨドバシカメラで特価販売していたもので¥2,000を若干下回った価格でしたので、¥2,300の利益が得られたわけです。e bayでの価格は$75.00以上でしたので安値で始めたのがよかったと思います。Esoteric SACD は日本が500本、ヨーロッパが250本、北米が250本で総数が1,000本と言われていますのでさらに値が上がる可能性もあると思います。Pay Palからは20日後に資金利用のお知らせがきました。アマゾンに比べて好条件のようです。これからも引き続きe bayで取引をすることにしたいと考えます。
e bayで初めて売りでのオークション[2014年01月10日]
アマゾンではEsoteric SACDを販売してきましたが手数料が高くあまりメリットをかんじませんでした。
しかし、英語も不安なのでこれまでe bayにも買いのみの参加でした。購入は常にPay Palを利用してきましたので多少は安心していたのですが、Pay Palの限度額を外すために手続きをする必要が生じました。そのついでと言うか勢いでe bayの方も売り買い出来るよう試みました。
さいわいnetで調べると詳しく説明してくれるのでそれほど難しくはありませんでした。e bayに登録すると瞬時に自宅に電話による本人確認がきます。
慌てて英語で答えていると・・・なんと相手は自動回線によるお知らせでした。家族に笑われながらの結末で終了しました。
そこで、最初はEsoteric SACD カラヤンのシューベルト9番をオークションに出品いたしました。Sealedでしたので、取り合えず$30.95で登録し、送料はこちらもちの設定です。期間は7日間で日曜の夕方に終了です。最初の1日で観察に来た人は20人ほどでしたが、落札者は0人でした。・・・続く
Digital化作業の依頼[2014年01月09日]
今年最初の試聴ルーム12ページにアップロードしたアルバムは故 長岡 鉄男氏が推奨したジャヌカン作品集/鳥の歌VIC-28187:CLEMENT JANEQUINです。
このアルバムはA面:8曲、B面:12曲ですのでB面は6曲づつ2回に分けてアップロードします。
いつものように、1曲は1分19秒に収めました。短い曲は59秒・29秒もあります。
画像を拡大して頂ければ曲目も読めますのでご利用ください。
録音形式(4)[2014年01月06日]
QA-9proとDA-3000をBNC接続することにより、DSD x64 およびDSD x128の録音が可能になりましたが再生を考えてDSD x64での録音に重点をおくことにします。
単独にTASCAM / DA-3000で行う録音に比べQA-9proでdigital化しての録音はPCM時と同様に格段の差を感じさせられます。DSD x64とx128の差はDA-3000での再生ではほとんど感じられませんでした。これは、QA-9proを介しての録音時でも同様でした。おそらくElger plus 1394の次期機種がDSDx128に対応するまでは現状のままPCM 24bit,192kHzでの録音になるでしょう。
TEAC / UD-501はDSD5.6MHzファイルおよびPCM32bit/384kHzのファイル再生に対応しておりますが、その再生音はいま一つ満足出来ません。DoP方式だけで無くASIO2.1方式での再生がUSB audioで使われていますので、ElgerよりもAyre / QB-9DSDの方が早い時期にDSD x128に対応してくれそうで期待しています。
録音形式(3)[2014年01月05日]
24bit,192kHz wave dataをSound Forge 11 proを使ってflacに変換してみました。約38分のアルバムはwaveですと2.6GBですが、flacですと1.3GBと半分のサイズで済みます。
この2種類のdataをfoober 2000 plusで再生した音を比較すると圧倒的にwave dataが勝っています。特にダイナミックレンジが違います。flac dataはきれいな音の響きは得られますが、なぜか平坦な響きで感動は得られませんでした。flac dataそのものに問題があるのか?変換方法に原因があるのかわかりませんがflac dataを作成するのはやめにします。
また、DA-3000とQA-9proで録音するDSD dataですがアクシスから送られてきたアダプターで録音が可能になりました。
画像の右側が信号を減衰するアダプターで3個必要です。DA-3000のBNC端子に取り付けます(レフト・ライト・WORD CLOCKの3か所)
左側は蓋を開けたもので中にコンデンサーが入っています。これで初めてQA-9proからa/d変換したDSD dataをTASCAM / DA-3000に送り録音が可能になりました。
録音形式(2)[2014年01月04日]
現状では24 bit, 192kHzのwave dataが音質・処理作業の効率が最も良いと思われるので最初に録音するoriginal dataは24bit,192kHzとしました。・・・file name +AB
このdataをSound Forgeで処理します。・・・file name +SF
引き続きこのfile name +SF dataをPCを介してQB-9DSDで再生してやります。そして、QA-9proでa/d変換したのちDSDx64(2.8224MHz)でTASCAM DA-3000で録音します。・・・file name+x64
file name x64と同様の方法で :24bit,44.1kHz・・・file name+CDを録音
これからCD Architect 2.1を用いて 16bit,44.1kHz・・・file name+CD-Rを作成
最後にweb用にfileを再編集して、wave とmp3の2種類のdataを作成します。
全部で+AB , +SF , + x64 , + x128 , +CD , +CD-R , +web(wave,mp3)8種類のdataが完成します。一連の作業を一日でこなしていきます。
1週間分のアルバムジャケットの画像処理・編集を行い作品の完成です。1週間に処理できるのは8枚が限度です。・・・続く