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tone arm cableの購入計画[2013年07月19日]

友人のNordost tone arm cable odin 購入から8か月が経過し、来週の日曜日(7月28日)に再び訪問します。エーージングも進み「想像を超えた響き」を聴けそうです。
そこで、無謀ともいえるcable 購入計画が立てられました。もちろんNordost cableに限定しますが、odin はあまりに高額ですのでvalhallaを予定していました。ところが新たにvalhalla 2の発表がありました。valhallaが約30万円、valhalla 2は約50万円です。ordinの120万円とは桁外れですが、決して安価とは言えません。輸入代理店のエレクトリに尋ねたところodinと同様valhalla balhalla 2いずれも受注生産だそうです。試聴なしで購入は決断できません。そうなると選択肢はodinのみです。
今は、年金生活の身、200%購入はあり得ません。一念発起して、dCSを手放すことにあいなりました。残した機材はDACのみです。
手放して3日目ですが後悔しています。・・・続く

Ayre QA9 およびQB9のアップグレート[2013年07月19日]

アクシスでQB-9のアップグレートサービスが始まると聞いて連絡を取りました。
QB-9 192kHzバージョンがdsd再生可能になります。さらに、D/Aコンバータ―(DAC デバイス)の高品質化(ボード交換)やもろもろのチューニングを施しdsd再生とは別のグレードアップも得られるようです。dsd再生はDoP方式に対応しておりPCでの使用に限定されます。時期は未確認ですが近々に発表されると思われます。USAからボード一式が届けられ、作業はアクシスで施されるそうです。・・・私は発注済
もう一方のQA-9の方はQA-9proにアップグレートすることによりdsd出力が可能になります。こちらはPCでの取り込みは出来なく残念ですが、bnc cable 3本を使ったDSD RAW , SDIF3の規格で録音が可能になります。DSD2.8やDSD5.6による録音もできます。今はAyre QA-9で24bit , 192kHzのハイレゾ録音、TASCAM/DV-RA1000HDでDSD RAW録音をしていますがAyre QA-9 proを使用することによりTASCAM/DV-RA1000HDによるDSD録音をさらに高音質で取り込むことが可能になるわけです。TASCAM/DV-RA1000HDのA/Dコンバータ―よりAyre QA-9 proのA/Dコンバータ―が優れているはず?・・・続く

水琴窟[2013年07月19日]

Tapeはいわゆるサンパチツウトラで録音された10インチものです。これを再生するにはOTARI MX55を修理する必要があります。分厚い取説があり助かります。供給側のリールドライブは正常です、巻取り側のリールドライブが偏芯しています。その為、10インチテープをセットすると本体にこすってしまうのです。取説に「リールモーターの交換」の解説があり、熟読してから作業にとりかかります。6角レンチを差し込みシャフトに固定している2本のキャップねじを緩めます。リールを固定している4本の端子ねじを外します。ピンチ・ローラー・キャップとピンチ・ローラー、ピンチ・ローラー・シャフトを外していきます。このピンチ・ローラー・シャフトが曲がっていました。とても偏芯を直すのは無理です。もちろん、部品交換も出来ません。近所の板金工場で相談し、ピンチ・ローラー・シャフトをたたいてもらい幾分偏芯が改善されました。これが失敗、ピンチ・ローラー・シャフトが元に戻せなくなってしまいました。しかたないので、今度は精密ペーパーでピンチ・ローラー・シャフトを気長に磨いてやりました。ここまでに1週間を費やしてしまいました。・・・続く

波乱の日々[2013年07月18日]

この2週間は猛暑もありましたが、激動の日々でした。
皆さんは「水琴窟」をご存じですか?甕を逆さまにして土中に埋め、甕の底に数ミリの穴を開けます。ここに水が入り込み反響する音これが水琴窟の原理です。どれも似たような音に聴こえると思われますが、同じ響きを持つものは無いそうです。この水琴窟の響きを録音したopen Tapeが5巻届き、digital 化の依頼が入りました。このうち、2巻は10号reel で38cm/second 2Trackのmaster tapeです。別の3巻は同じく10号reelですが19cm/second 2Trackの編集テープでした。master tapeは各々1巻が約25分ほどです。非常に鮮明な録音がされており水琴窟の響きと共に清流の流れ、鶯やカッコーの鳴き声にうっとりします。激しい雨風や雷鳴轟く効果音も録音されていました。最高音質での取り込み依頼でしたので24 bit , 192kHzおよびDSDでの処理を行いました。さすがに、そのままでの無編集では味気ないので水琴窟の響きも一音、二音、三音と少しづつ変化を与えてみました。最終出来上がりは15分で作成。これをrepeat再生してやるとほとんどの人は心地よくうたた寝します。・・・続く
・dCS機材の一部を手放しました。・・・続く
・Ayre / QA9 proにバージョンアップ ・・・続く
・Tascam / DA-3000 の購入計画 ・・・続く
・tone arm cable の購入計画 ・・・続く
・その他いろいろ(sony:DSD Direct , HP作製ソフト:BIND6.5・・・)
・生後10日の孫と同居

beatles reel to reel 再録(4)[2013年07月06日]

Normalizeは録音レベルが特に低い場合のみ処理しており、普段は使用していませんでした。しかしreel to reel Beatles の録音では録音レベルが低くてもNormalize処理をするとノイズレベルも高くなるので利用出来ません。あとで分かったのですが、soundforge はPCではpeak merter のみの表示でした。しかしMAC ではpeak meter と共にvuppm merter の表示も同時に見れるのです。しかも、OTARI で表示するメーターはvuppmなのです。これまで私はpeak merterでしか録音レベルを見ていなかったのです。再生してやると音圧レベルの高い時はvuppmが大きく振れます。アルバムABBEY ROADでHear Comes The Sun などはpeak merterは振れてもvuppm merterは振れが小さいですが、The End はvuppm merter も大きく振れます。曲によってメーターの振れはまったく異なるのです。これまで、録音時はアルバム全体を通じてレベル調整をしてきました。曲ごとに調整するのは間違っていると考えていたからです。今はどちらが正しいのか?悩んでいます。レコード録音ではDirect Cutting のようなaudiophile 向けではvuppmメーターの振れ方は小さい傾向にあります。レコードの場合は元々RIAA  curveに従い圧縮・伸長するわけですが、reel to reel はoriginalに近い状態で録音・再生を行うので同じ方法で処理するのが間違いなのでしょうか?これは、受け売りな話ですが、ラジオ放送をLIVE 中継する時にpeak levelで調整して放送するとリスナーから出力レベルが小さいとクレームがくるそうです。そこで、vuppm で調整して音圧を高めて放送するそうです。聞きかじりの談話ですが。

beatles reel to reel 再録(3)[2013年07月02日]

6月最後の土曜日にreel to reel beatles の所有者(佐藤氏)が九州から試聴に来てくれました。・・・感激です。
最初はMFSL 盤を、次にUK盤、最後にreel to reel から起こした24bit , 44.1kHzのハイレゾ音源を聴いていただき、OTARIから直接 reel to reel の響きも体験し、TASCAM のDSD音源も試聴され各々の特徴を掴んでもらいました。私自身も立て続けに比較試聴したのは初めてです。
ABBEY ROAD のParlophone盤とToshiba EMI pro use series 盤をハイレゾ音源でAyre / QB9で再生した時に不思議な体験をしました。当然UK  Original盤のほうが音の響きが太く魅力に溢れ、EMI盤はSN比は良好で線が細いと感じていたのですが、まったく反対だったのです。佐藤氏も困惑のようすで、EMI盤に強く惹かれているようでした。私の受けたショックは大きく、佐藤氏が帰られた後原因追究に2日間部屋に閉じこもる羽目になりました。結論を先に述べますと、録音・編集に原因がありました。基本的に録音・編集は修正しませんが、録音時に出力ゲインが低かったときはSOUND FORGE でNORMALIZEしてゲインを持ち上げてやります。この時4種類の選択肢があります。1)Maximize peak  ;2)-10dB(speach)  ; 3)-16dB(music)   ;4)-6dB(very loud) これまでは3)music で補正してきました。ところが、UK Original は1)Maximize peakで処理していたのです。・・・続く