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PCM・DSD 録音[2013年07月26日]

TASCAM DV-RA 1000HDではDSD raw録音をメインに行ってきました。もちろん、PCM録音 24bit,192kHzの録音もできますが、こちらはAyre QA-9が担当しています。そこで、両機種でPCM録音・DSD録音したものを再生し音質中心に比較してみました。方法は下記に示した5種類です。
1) Ayre QA-9で録音したものをQB-9で再生する。Mac miniを使用した24 bit , 192kHz wave data
2) TASCAM DV-RA 1000HDでPCM録音・再生する。24 bit , 192kHz wave data
3) TASCAM DV-RA 1000HDでDSD raw 録音・再生する。DSD raw data
4) TASCAM DV-RA 1000HDでDSD raw 録音したものを、dCS Elger plus 1394を介して再生する。DSD raw data
5) 1)で再生し、これを4)の方法で録音・再生する。DSD raw data

結果
単純に24 bit , 192kHzのwave dataを比較試聴したケースでは圧倒的に1)のAyre QA-9 QB-9に魅力を感じます。これは、Ayre QB-9とTASCAM DV-RA 1000HDの再生能力の違いが大きいと思われます。価格差を考慮すればTASCAM DV-RA 1000HDも善戦しています。
3)によるDSD raw dataの再生音についても同様の結果でした。では、4)の場合はどうでしょう?TASCAM DV-RA 1000HDによる再生をdCS Elger plus 1394に置き換えての試聴です。cardas Lightning 15cable を3本使用する贅沢な接続方法です。2)とは次元の異なる「音の響き」が得られます。
・・・続く