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AM-101を試聴して[2012年09月27日]

今回からはAM-101についてAM-105mとの比較を通して感想を書きたいと思います。基本的なコンセプトは105mとまったく同じで、ユニット・エッジ・フレームに違いはありません。エンクロージャーのサイズが一回り小型化されています。

DENON:PMA-CX3 + DCD-CX3

DENON:PMA-CX3 + DCD-CX3

Luxman:SQ-N100 +D-N100

Luxman:SQ-N100 +D-N100

インピーダンスが105では4 ohmsになのに対し101では3ohmsなのが最も音質に大きな違いをもたらしていると思われます。そして、アンプに高負荷を要求します。DENON CX3シリーズでは101を十分に鳴らし切ることは出来ません。Luxman N100シリーズは真空管の利点からか音場の広がりと安定感を感じることが出来ます。もちろんJ.R.D.Gの組み合わせでの試聴は十分満足のいく結果を得られます。しかし何といってもJ.R.D.GのModel 8Tで再生すると音が豹変します。まるでWilson Audio のWATT-PUPPYに匹敵するエッジのたった音像を聴かせてくれます。レンジの狭さも感じず驚きました。是非皆様にも一度体験していただきたいです。フルレンジスピーカーの概念がきっと変わること請け合いです。105mでは残念ながらModel 8Tを使用してもここまでの音は出せませんでした。そして、前回は電源ケーブルの必要性を書きましたが、スピーカーケーブルも同様に重要です。J.R.D.Gのアンプを使用する時はCardas cable を試してください。高価な買い物になりますが、価格以上の効果が得られます。